【ラブホスタッフの上野さん】上野さんはどうやってストレスを解消していますか?

毎日ストレスが溜まって仕方がありません。

上野さんは職場でストレスが溜まることはありますか? また、おすすめのストレス解消法があれば教えてください。

(29歳/男性/会社員)

【回答】

ご質問誠に有難うございます。

「職場における無駄なストレスの99%は人間関係であり、無駄なストレスがない職場であれば、よほどの無能を除けばそこそこ成果を出す。」

というやや過激な教育のもと私は育ちました。しかし職場における無駄なストレスの99%が人間関係であることは否定できません。

大きな仕事を任された時のプレッシャーなどもストレスにはなりますが、ああいったタイプのストレスは自分を成長させる良いストレスであると言えるしょう。

無論、そのストレスで押し潰されてしまう方がいないということは御座いませんが、人間関係のストレスと比較すればはるかに健康的なものであるのは間違い御座いません。

人間の能力を下げ、健康を害するストレスのほとんどは人間関係から生まれるもので御座います。

私が今の職場に就いたのは偶然で御座いますが、偶然選んだその職場で未だに働いていることは偶然では御座いません。

今の私の職場に「嫌いな人」がいないからで御座います。

【回答】

副流煙

煙草の是非を問うつもりは御座いませんが、副流煙が健康問題に発展することは間違いありません。

それでは皆様の職場に煙草をスパスパと吸い、副流煙を室内に撒き散らしている社員がいると仮定してみて下さいませ。

100人ほどの同僚が働くオフィスで、その同僚だけがスパスパと煙草を吸っている。その害は皆様の健康を大きく蝕むことでしょう。そのことによるストレスは計り知れません。

ここでお考え頂きたいのは人数比で御座います。

100人の同僚の中で、煙草を吸うのはその1人だけ。つまり残りの99人は煙草を吸わないのです。ですが害というのは悪が善を圧倒的に凌駕します。

つまりたとえ99人の善がいたとしても、1人の害を相殺することは出来ません。露骨に嫌な表現をすれば「良い人」の存在はストレス軽減に対してそこまで役に立たないのです。

もちろんストレスを軽減してくれる優しい同僚は大切な存在で御座いますし、いるならいるで非常にメリットが大きいのも間違いありません。

ですが「優しい同僚1人と嫌いな同僚1人」の職場と「普通の同僚2人」の職場であれば後者を選んだ方がストレスは少なくなることでしょう。

優しい同僚の方から得られる回復量は、嫌いな同僚の攻撃力を圧倒的に下回ります。嫌いな同僚から与えられるストレスを相殺するためには、良い同僚が10人くらい必要なので御座います。

つまり良い人間関係を望むのであれば「良い同僚」を望むのではなく、「悪い同僚」を敬遠することが重要でしょう。

悪い同僚さえいなければ、あとの同僚は「嫌いじゃない」くらいの関係性でも問題ございません。

先ほど私は「今の職場に嫌いな人がいない」と申しましたが、これは何も「今の職場は大好きな人ばかりです!」という意味ではないのです。

世間体があるのでオブラートに包んだ物言いになってしまいますが、「休日に同僚と会ったことはない」と言えば、どれくらいの関係性かご理解頂けるのではないでしょうか。

しかし、たとえ物凄く仲の良い同僚がいなくとも、嫌いな人がいないということさえ満たされていれば職場におけるストレスは非常に軽減されるのです。

好きな人がいる職場より、嫌いな人がいない職場を望むことこそが、職場でのストレスを大きく軽減させるポイントでしょう。

副流煙

水を飲まなければ人は死ぬ

ストレス解消が苦手な方の最大の問題点は「人にはそれぞれ個性がある」という思い込みであると私は考えております。もちろん人間に個性があることを私は否定いたしません。

ですが「水を飲まなければ死ぬ」とか「睡眠不足は集中力を低下させる」というような生理的な部分に関して言えば、一部の極端な例外を除いて全員に該当することでしょう。

ストレス解消もまたこのような生理的な部分が御座います。

「バランスの良い食事」「適度な睡眠」「適度な運動」この3つがストレス解消を生理的に解消させる特効薬であることは間違い御座いません。

逆に言えば、この3つを実践していないにもかかわらず「ストレスが溜まっている」とお悩みの方は、水を飲んでいないのに「喉が乾いた」と嘆いているようなものなのです。

特に重要なのが適度な運動。

私は嫌なことがあるとジムに行って走るようにしておりますが、運動以上に人間のストレスを解消する方法はないでしょう。これは科学的にも間違いないのです。

ここで断言をさせて頂きますが、私は走ることが好きではありません。

かれこれ3年ほどジムに通っていますが、今だに走ることが楽しいと思ったことはないのです。

陸上部の方には申し訳ありませんが、スポーツとしての楽しさならどう考えても球技の方が上でしょう。

何が悲しくてただただ走るなんていうドM競技をしなければならないのでしょうか(あくまでも個人の見解です)

私がジムに通うのは「生理現象」の一種でしかありません。

好き嫌いに関係なく人間が食事をし、睡眠を取り、排泄をするように、人間は好き嫌いに関係なく生理現象として運動をしなくてはならないのです。

「運動は苦手だからストレス解消にならないと思う……」とお考えの方もいらっしゃるかも知れませんがその考えは、脱水症状で死にかけている人が「俺は水が苦手だから、水分補給しても無意味だと思うんだよね」という意見と変わりません。

運動をするとストレスが軽減されるのは生理反応であり、個性の問題ではないのです。

よく「趣味でストレスを発散する」という意見を仰る方がいらっしゃいますが、趣味によるストレス解消はサポート程度に考えた方が良いでしょう。

スポーツ系の趣味であれば「適度な運動」に該当するのでストレス発散に役立ちますが、インドアな趣味の場合「生きがい」にこそなれ「ストレス発散」にはあまりならないのです。

水を飲まなければ人は死ぬ

運動は趣味ではない

私は美味しいご飯にあまり興味が御座いません。

以前、福岡出張をした際に迷うことなく吉野家に入ろうとして、同行した担当さんにドン引きされたことが御座いますが、それくらい美味しい食事に興味がないのです。

もちろん美味しいご飯が嫌いなわけではないのですが、それが人生のモチベーションになるほどの興味は持っておりません。

ですが、私のように食事に興味がない人間であっても「ご飯を食べる」という行動は毎日欠かさず行っています。

なぜならば食事にあまり興味がないとは言え、ご飯を食べなければ私もまた体調を崩し、最終的に死ぬことは避けられません。

私よりも遥かに食事に対して嫌悪感のある摂食障害の方であっても、無理をして胃に物を詰め込んでいるのです。

運動もまた食事と同じように生理現象であると考えた方が良いでしょう。

残念ながら好き嫌いの問題では御座いません。食事が嫌いな人も食事をしなければ死ぬように、運動が嫌いであっても運動をしなければ体調を崩してしまうのです。

どうかご安心下さいませ。

運動が嫌いな方のほとんどは「体育の授業」が嫌いなだけであり、別に運動そのものが嫌いなわけでは御座いません。

それに何もパリピに混じってサッカーをしろ、と言っているわけでもないのです。ジムで走るもよし、散歩だって構いません。頑なにインドアを貫きたいのであればダンレボで汗を流したって良いでしょう。

お好きなもので構いませんので、ぜひとも体を動かして下さいませ。残念ながら運動をせずにストレスを解消するのは生理的にほぼほぼ不可能なので御座います。

Written by ラブホスタッフ 上野

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