格差社会という言葉は私たちの日常でよく耳にし、いろいろと社会問題になっていますね。しかも、その格差が男女の恋愛にも影響を及ぼしているのだとか。
ふむ、なかなか“闇”が深そうな話ですが、少し覗いてみましたよ。
恋愛格差社会において、いちばん被害を受けているのは男性の様子。なにが問題かというと恋愛には“女性に決定権”があるということ。野生動物にしろ人間にしろ、最終的な決定を下すのはすべて女性です。
恋愛活動は誰でも平等に行えますが、たとえどんなに素敵な女性に出会おうが、その求愛を受け入れるのは女性。相手からのアプローチに関してだけですが、恋愛はすべてにおいて女性が優位に立ててしまうのです。
書いていて思いましたが、確かにその通りですね……。妥協しなきゃよかった。
つい最近まで、男女の出逢いというのはお見合いや実生活のなかで行うのが普通でした。しかし、インターネットの爆発的な普及によって出会いの形もいろいろ登場し、実際に会わなくとも恋愛関係に発展できる社会になりました。
たとえばLINE・Twitter・Facebook・Instagram、今やこうしたSNSでの出会いが全体の何割かを占めているといわれています。あなたも経験があるかもしれませんね。
ですがお気づきでしょうか? SNSで恋愛に発展する条件を。それは“プロフ画像”や投稿された“顔写真”。SNSを通じて「いいなぁ」と思える男性は、決まって容姿抜群の超絶イケメンばかり。そもそもブサイクにはアクセスが集まりません。
SNSでの恋愛が盛んに行われるなか、それに感化され「自分もやってみよう」と挑戦はするも、ビジュアル競争にやぶれ負け組に……。嗚呼、恋愛格差社会……。
テレビやメディアに登場する男性たちは、お笑い芸人や一部の人たちをのぞき、ほとんどが世の女性の支持を集める容姿端麗なイケメンばかりです。
映像や写真を通じてイケメンに目が慣れてくると、そこいらにいる男性にも“ある程度”同じ要素を求めてしまうようです。
「世の中にはこんなにイケメンがいるんだから、自分も手に入れられるかもしれない」、その想いが、男性に求める顔面偏差値のハードルを上げてしまう原因らしい。いわゆる格付けってやつですかね。ブサイクではないけど、う〜ん……みたいな。
これも恋愛格差社会ってやつでしょう。
ココまでで、なんとなく男性への哀れみを感じてくれたはずですが、まだまだあります。それが「結婚問題」です。
戦時中やちょっと前までは、好きでもない男性と結婚させられたり、お見合い結婚が盛んだったので、結婚できない男性は少なかったようです。
ですが、今の時代は“自由恋愛”、しかも恋愛絡みの決定権はすべて女性にある。つまり、結婚相手を自由に選ぶことができるので、顔や年収に満足できないと結婚相手として見てもらえないのです。
私は美人で、旦那は低所得でブサイク、それでも結婚しましたよ。というケースは非常に少ない気がします。低所得でもイケメン、ブサイクでも高収入……どっちですかね……。
それに景気もそんなに良くないですからね、なかなか年収700万とか800万クラスの男性はいません。若くして多くの年収を稼ぐイケメンに殺到するのも頷けますね。
恋愛格差社会、怖いですね……。格差社会において、勝ち組と負け組には埋められない“溝”というのが確実に存在しますが、今の世の中なにが起こるか分かりません。
YOUTUBER(ユーチューバー)として巨万の富を手に入れることができたり、アフィリエイトブログで年収500万とか、稼ぐことに関しては自由な選択がある時代です。整形技術もかなり進化していますから、容姿もなんとかなる。
つまり、
…………。
………。
さいごに私が言いたいのは、
……。
…。
「男性の努力次第では恋愛格差社会の勝ち組になることは十分可能だ」ということです。
Written by 松嶋とるて