最近は豆腐メンタルな人が増えているといいます。ひょっとしたらあなたの周りにもいるかもしれませんし、あなた自身が豆腐メンタルの可能性もあります。
今回は豆腐メンタルな人とはどんな人のことをいうのか、また豆腐メンタルを克服する方法についてもご紹介していきたいと思います。
豆腐メンタルな人と聞くと、どんなイメージを抱きますか?
「豆腐のようにもろい感じ?」と答えた方、正解です! そう、豆腐メンタルとは豆腐のようにもろくて弱いメンタルのことをいいます。
例えば、ちょっとしたことで傷ついてしまって立ち直れなかったり、自分がやった失敗で落ち込んで引きずってしまったり……。
周りからみると「そんな些細なことで?」と思うようなことが、豆腐メンタルな人にとっては大きな衝撃になってしまうのです。
「え? ひょっとしてわたしって豆腐メンタル?」と気になった方は、次に挙げる豆腐メンタルな人の特徴に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
豆腐メンタルの人は人から断られることを嫌います。そのため断られるのが怖くて、誘ったり、頼み事をしたりすることができません。
もしも人を誘って断られた場合は、「わたしのこと嫌いだから断ったのでは?」という風に考えてしまい、それで落ち込んでしまいます。
豆腐メンタルの人は、自分の言動が人からどう評価されるかが怖いので、人前では発言せずに黙ってしまいがちです。
また人に親切を示すような行動も「迷惑と思われるのでは?」とか「余計なお世話だと思われたらどうしよう」と考えて、控えてしまうことが少なくありません。
何人かでコソコソ話していると、「わたしの悪口を話しているのでは?」とネガティブに考えてしまいます。
仕事のミスを指摘されたり、上司の期待に応えられなかったと感じたりした場合など、豆腐メンタルな人はちょっとしたことを大きく捉えてしまいます。
そのため、「もうダメだ」と落ち込んでしまい、なかなか気持ちを切り替えることができません。
豆腐メンタルな人は、自分に親切にしてくれる人がいても、「本当に自分のことを思ってくれているのかな? 何か裏があるのでは?」という風に考えがちです。
人を信用することが難しいので、なかなか親友と呼べるような友達ができません。
時間はかかりますが、豆腐メンタルは直すことができます。豆腐メンタルの克服方法としては、次のことを意識してみてください。
・楽観的に考えるようにする
・「でも」「どうせ」といったネガティブな口癖を言わないようにする
・挑戦する気持ちを持つ
・達成可能な目標を達成することで自尊心を培う
・カラダを鍛える
豆腐メンタルな人は、失敗を恐れる気持ちが強いですが、あえて新しいことに挑戦するようにしましょう。
また、目標を設定して達成に向けて努力するのもおすすめです。高すぎる目標だと挑戦する気持ちが失せてしまう可能性もあるので、目標は達成可能なものを設定しましょう。
カラダを鍛えるとメンタルも鍛えられるので、カラダを鍛えるのも効果的です。
また「でも」「どうせ」という口癖は極力避け、「うれしい」「楽しい」「素敵」といったポジティブな言葉を口にするようにすると、思考を変えることができますよ。
Written by Marie