「人たらし」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? 元々は「人をだます」「だます人」という、悪い意味があったそうです。
でも、現代ではいい意味で使われることが多いようで、誰とでも仲良くなれる、どんな人からも好かれるといった、人を選ばずに付き合える使い方をするようです。
できることなら、そんないい意味での人たらしな女性になりたいですね。仕事でも恋愛でも、そんな女性なら魅力的に感じ、いい恋ができるはず。
今回は、素敵な女性になるヒントは人たらしにアリ! ということで、その方法を探ってみました。
人たらしな人は、相手の意見に同調するのが上手で、話していてとても居心地がいいと思います。そもそも、どんな人にも好かれやすく、誰とでも仲良くなれる人たらしですから、相手の意見を尊重したり、相手を敬うことがとても上手なのでしょうね。
相手の意見を尊重するということは、相手の意見に合わせながら会話ができるということです。自分のペースではなく、相手がいま何を考えていて、どんな気持ちで話しているのか……。その本質を見抜いたうえで、会話ができるのでしょう。
言葉にすると簡単ですが、実際なかなか難しい作業ですよね。性格も価値観も違う相手との話に合わせて、なおかつ居心地よく話すというのは、それこそ話のプロでも難しいことだと思います。
慣れないうちに意識したいことは、相手の意見を否定しないことだと思います。そして、相手の良さ、すごさを認めたうえで敬うこと。そうした姿勢が相手にも伝わり、好印象を感じさせるのではないでしょうか。
人たらしな人は、人を選ばすに付き合えると冒頭でご紹介しました。分け隔てなく人と付き合えるということは、それだけ前向きで明るい性格がバックボーンにあるのでしょう。
一緒に居て楽しい人は、話していて前向きになれて積極的になれる人です。反対に一緒にいて暗くなってしまう人と、あまり仲良くしたい人は少ないでしょう。
日頃から、ついマイナス思考で後ろ向きな人は、まずネガティブな発言をしないことを心掛けてみては? 相手への批判や中傷を避けるだけで、周囲から付き合いやすい印象を持たれます。また、悪口や陰口を言わないことから、人からも信用されやすいでしょう。
人たらしな人は、人から好かれる人が多いと思います。明るい性格でポジティブ思考が強い人なら、周囲の人も背中を後押しされ、そんなあなたと仲良くしたいと思うでしょう。
ぜひ周りにいい影響を与えられる女性を目指してみてください。元気キャラじゃなくても、一緒にいて癒される女性も、周りがふんわりと肩の力を抜けるのでいいと思いますよ。
人たらしな人が、人から好かれるのは、かわいらしい一面もあるように思います。たとえば何か困ったことがあったら、自分で頑張りつつも、ほかの人にヘルプを出せるとか。お願い上手は、モテる女性の特徴のひとつです。
しかし、甘えてばかりではなく、陰ながらの努力も欠かさないのが、人たらしな人の特徴でもあります。そうした一面を周囲の人もきちんと見ているのでしょう。ですので、相手のお願いも飲めるのかもしれません。
ひとりでできないことがあれば、素直に人に甘えましょう。しかし、甘えてばかりでは悪いので、周囲の人の気持ちを考えたり、時にはお礼や見合った行動を取ることも大事ですよ。
人たらしになるには、なかなか付け焼き刃(つけやきば)では難しそうです。少しでも自分自身が魅力的になれるよう、自分の成長も兼ねて人たらしな女性になれるよう意識してみてくださいね。
Written by 柚木深つばさ