冷えって辛いですよね。寒すぎる冬到来、温活していますか? この季節になると冷え性が加速したり、冷えから風邪を引きやすかったり、寒すぎる季節だけ冷えに悩まされる人も多いものです。
冷えは万病のもととされ、体が冷えることで様々な不調が出てくることが多くなります。そんな冷えを放っておいていいわけがありません。今回は、寒すぎる冬対策として体を温める方法9つをピックアップしてまとめました。
「首」という字がつくパーツと言えば、「首」「手首」「足首」の3つ。これらを全て温めるだけで体が温まってきます。実際、マフラーやストール、ネックウォーマーを首にしたり、手首にはアームウォーマー、足首にはレッグウォーマーをすると寒さがグッと軽減されます。
腹巻というとバカボンのパパを思い出して、中年男性がするものというイメージの人も多いのではないでしょうか? でも、今では女性もする時代へ突入しています。腹巻をバカにしちゃいけません。
腹巻をすることで体が温まり、なおかつ内臓が温められることで働きが活発になり、免疫力をアップさせる効果も期待できます。かわいい腹巻もたくさん出回っているので、まだしたことがないならぜひ1度トライしてみてください。
裏起毛のあるインナーシャツを利用する手もあります。インナー仕様でごわつきは全くないので、着心地はいいですよ。肌の上に直接着るとわかりますが暖かく感じます。
また、インナーだけでなく寒すぎる冬に対応するデニムなどのパンツや、チェックシャツなどの裏地に裏起毛を使用しているものもあるので探してみてください。
寒すぎる冬に、生姜×紅茶×はちみつ、生姜×ココア×黒砂糖の最強冷え対策ホットドリンクが飲みたくなりませんか?
生の生姜に含まれている成分、ジンゲロール。これは冷え対策よりも、どちらかと言うと殺菌作用効果のほうが期待されます。
生姜は乾燥させたり熱を加えることで、ジンゲロールの一部がショウガオールに変化。血液をサラサラにし、体の奥の方で熱を作り出して芯からポカポカに。こう考えると冷え対策で生姜を使うなら、乾燥しているものか粉末タイプの利用がオススメです。
また、生姜ドリンクのコンビで使いたいのが紅茶とココアです。この2種類の飲み物は体を温める作用があり、生姜との相性が抜群なんです。生姜紅茶や生姜ココアを1日2杯程度飲み続けていくことで、体の内側から冷えを改善してくれます。
体をサビつかせて老化を促進させる、活性酸素を抑制する抗酸化力が強い成分、アスタキサンチン。
鮭の赤身の赤い色は、このアスタキサンチンがたっぷり含まれている証拠なんです。さらに、皮部分にはコラーゲンやDHA、EPAが多く含まれ、身の部分にはビタミンB2やB6、アミノ酸、ビタミンDなども含まれています。
胃腸を温めることで、消化&吸収の働きを促す働きがある魚として、鮭は漢方では有名で、体を温める陽性食品に分類されます。
また、サンマは血のめぐりを改善し、鮭と同じように胃腸を温める食材です。寒すぎる冬には鍋に入れて食べたり、いつもの朝ごはんに、鮭の切り身やさんまの塩焼きをつけたりして積極的に摂りたいですね。
鶏肉や牛肉、豚肉にも体を温める作用があることは知っていたでしょうか?
鶏肉は低脂肪、それでいてビタミンAの量は牛肉や豚肉の10倍にもなります。牛肉は、わたしたち人間の体の中では合成できない必須アミノ酸を多く含み、胃腸を丈夫にする作用もあります。また、ビタミンB群を豊富に含む豚肉は、炭水化物や糖質を分解することでエネルギーに変換します。
寒すぎる冬には定期的に焼肉を食べたり、肉を使った料理を1日に必ず1度は食べたりして、体の中に熱を生み出しましょう。
カルシウムやタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2などの栄養成分が含まれているチーズ。陽性食品で体を温める作用があります。グラタンやドリアなどを食べたときに体が温まるのは、このチーズによる効果もあるからなのでしょう。
20g程度で牛乳200㏄の栄養価に匹敵するチーズ。食べやすいサイズのものも出ているので、1日に1切れは食べたいですね。
寒すぎる冬なのに忙しすぎて湯船に浸かる時間がなく、いつも通り簡単にシャワーだけで済ませて、ベッドに入る人は意外と多いんです。
でもこんな生活を送っていると、老若男女問わず、知らず知らずのうちに冷え性の仲間入りに。シャワーは体の表面しか温めることができないため、体の芯は冷えたまま。これが体にいいはずがないのです。
寒すぎる冬だからこそ、ゆったりと湯船に浸かって体の芯までホカホカにしてあげましょう。入浴剤の種類も豊富ですから、毎日違う入浴剤を使ってバスタイムを楽しんでみては? 入浴後は体の深部まで温まっているので、湯冷めしないうちにベッドに入れば、眠りにつくのも早くぐっすり眠れます。
寒い季節に合わせて、寝具も暖かい毛のついたマットやカバーを使っていますか?
質のよい眠りにつくには、ベッドルームの環境を整えるのはもちろん、寝具にも気を遣いたいですね。特に寒すぎる冬は室温が下がるため、暖かいものを使う必要があります。枕カバーも暖かいタイプにしましょう。
体に冷えを感じていると、なぜか周りの人にも冷たくあたってしまうことはありませんか?
冷えは、心と体のバランスも崩してしまいます。寒い場所から暖かい場所へ入るとほっこりしますよね。それと同じように、寒すぎる冬だからこそ体をしっかりと温めてあげることが大切です。
甘くみていると体にダイレクトに響いてしまうもの。おしゃれは大切ですが、体の冷え対策をしつつ、とにかく体を温める方法を取り入れて、寒すぎる季節にタイアップしていきましょう。
Written by 涼夏