恋愛シーンにおける“困った質問”の代表と言えば「私と仕事、どっちが大事なの?」というものだとされてきましたね。「正しい回答は『ゴメンな、そんな質問させて』である」というような話題も一時期盛り上がりました。
しかしながら当然、そんな回答で満足するわけがありません。明確な回答例が示されることもないまま、仕事を持つことも当たり前になりつつある私たちは、同じ質問を男性からされる側にもなりました。
付き合っている男性からこの質問をされた時、私たちはどのようなことに気をつけ、どのように答えるべきなのでしょうか。
身も蓋もない言い方になってしまいますが、この質問には結局、正直に答えるしかありません。どちらの回答をしても離れる人は離れて行くのです。彼に合わせてウソをついてみたところで、回答と実態とが異なっているのでは、どの道長続きはしないでしょう。
最終回答としてこのセリフを使うというのは、言うまでもなくNGです。「どっちなのかって聞いてるんだから、どっちなのかを答えろよ」という感じですよね。
しかし不安にさせてしまったことに対しての「ゴメン」は、思っているのであれば伝えるのが正解です。誠実に「ゴメン」という気持ちを伝えた上で、この後にどんな言葉を続けるのかが大切です。
どちらの回答をしたとしても大切なポイントは1点だけ。「じゃあ、どうするのがいいのか」を話し合うことができるか否か、という点です。
「来月になって落ち着いたら●●しよう」「いや、俺は○○がいい」「わかった、じゃあ中間をとって■■にしよう」などの会話です。逆に言えば、これができないようでは関係を長続きさせるのは難しいかと思います。
100年の恋も冷めかねない絶対的NGワードもあります。それが「男のくせにそんな質問しないでよ」と言ったものです。「女のくせに」という言い方をするような相手であれば即刻で別れた方がいい、ということの裏返しでもあります。「男のくせに~」というのは、コミュニケーションの断絶ですね。関係の続かせようがありません。
以上、いかがでしたでしょうか。仕事と恋愛、本来は並べて語るようなものではありませんが、時間が有限であり身体が1つしかない以上、避けては通れない問いになってしまうことの多い質問です。これを言われたら「関係を深めるチャンス!」と思って、じっくり、パートナーさんと話し合ってみてくださいね。