彼と喧嘩をした後に、彼が既読状態で返信が無いのなら、取り敢えず返信があるまで待ってみましょう。返信が無いからといって、彼が反省していないわけではありません。彼はあなたが怒った理由を考え悩んでいるのです。
それなのに「どうして私がこんなに怒ってるのに無視なの?」と思って怒りのLINE攻撃をしたくなるこの“不安”こそ、彼との別れに導く“魔の心理”なのですよ。
そもそも男性と女性の思考回路が違うのです。
男性は、視覚・聴覚に反応する左脳を使って物を理論的に考えます。それに対し女性は、五感の全てを使って物を感じる右脳で反応するのです。
女性の感情の基本は喜怒哀楽ですから、女性の怒りの多くは寂しさや悲しさが根っこにあります。だから、積もり積もった寂しさの裏返しの行動が怒りになっている場合が多いのです。
しかし、男性はあなたの怒った時のその時の出来事だけを切り取って喧嘩の理由を論理的に考えます。そのため理由がわからずに理不尽だと感じて怒ったり、謝っているのにまだ怒りをぶつけてくる女性の気持ちが理解できず、「謝ってるのにこれ以上どうしろって言うんだ?」といった感じで逆に腹を立ててしまったりするのです。これを女性は逆切れだと感じます。
人は、感情的になっている間は、自分のことしか見えていません。しかし時間が経つにつれ、相手のことや自分の気持ちを冷静に考えられるようになるのです。自分の感情よりも、相手を好きか嫌いかの気持ちが優先するようになります。別れたくないなら、仲直りしたいという意思表示の行動に出るでしょう。
しかし、そうなる前に女性がLINE攻撃をやってしまっては、いくらあなたが悪くなくても、彼から見るとヒステリーにしか見えず、その上こういうことが数回あると、喧嘩の内容には関係なく、男性は「こういうの、もう嫌だな」とあなたのことが面倒臭くなってしまうものです。
怒っていることが通じていない彼に対しては、「今忙しいです」とか、敬語を使って必要以上に丁寧な返信を1度するだけで、あなたの怒りや不機嫌さはいくら鈍い彼にも伝わります。
心が落ち着いて、少しでも「彼とこのまま終わりたくないな」と思うなら、「会いたいな」とか「お花買ってきてくれたらあってあげても良いよ」(絵文字orスタンプ)といった感じで送信するだけで、彼は大喜びの返信で会いにやってくるでしょう。
そして彼が会いに来た時、「私が起こった理由わかってくれた?」と聞いてみるのが重要です。多分見当違いなことを言うでしょう。
でもそこで怒らず、あなたが怒った理由を優しく説明するのです。寂しかったこと・悲しかったことetc…。
「女の子が怒るのは悲しい時なのよ! これからはこんなことしないでね」とかわいく言うと、彼はあなたを傷つけたことに気が付き、心から反省して謝ってくれるでしょう。
男性と女性は、思考回路が全く違うのですから、男性に自分で理解させるのは、ある程度説明して自分の思考パターンを理解させることが必要なのです。
彼が「仲直りしたい!」と一生懸命の時に折れて説明するのが一番効果的です。ちょっと折れてあげるだけで、彼は反省し、あなたの優しさに数十倍感謝する気持ちになるはずです。
ですからこのタイミングを逃さず、優しくかわいい仲直りのできる女性は、彼からとっても大切にされるんですよ。