寂しさの原因はどこ? 孤独感から抜け出せないときの対処法5つ

家族や友達がいるのに、ふと「世界に一人だけのような孤独感」に襲われたことはありませんか?

このような強い孤独感をずっと抱え込むと、心に大きな負担がかかってしまいます。孤独は誰しもが感じることですが、孤独感とうまく付き合う方法を身に付けることが大切です。

そこで今回は「孤独感が強い人の特徴や原因」と「孤独感から抜け出せないときの対処法」をご紹介します。

孤独感とは

孤独感とは

孤独感とは「自分は一人ぼっちな気がする」「誰とも繋がりを感じられない」というような感情のことを指します。

実際に一人かどうかは関係なく、周りに家族や友達がいても孤独を感じることがあります。つまり、孤独感の原因は「人との繋がり」だけを意味するものではなく、「自分との繋がり」が関係していることも。

孤独感に襲われて辛い人は、「なぜ自分は今、孤独を感じるのだろう?」と自身の心の状態を見つめ直すことが大切です。

孤独感が強い人の特徴3つ

自己肯定感が低い

自分に自信がなく自己肯定感が低い人は、孤独感が強くなる傾向があります。

「どうせ私なんて……」のようなネガティブな言葉が口癖になると、気持ちも同じように落ち込むものです。

また、自己肯定感が低いと、人との接触を避けようとするデメリットもあります。

たとえば、婚活パーティーに誘われたとき「私なんかがマッチングできるわけない」と思い込んで誘いを断り、新しい出会いのチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

その結果、人との関わりが少なくなり、さらに孤独感を強めてしまいます。

真面目で頑張り屋

人生を適当に生きている人は、孤独感を感じることはないでしょう。つまり、孤独感を感じている人は真面目にしっかりと生きている証拠とも言えます。

たとえば、仕事ができない後輩の面倒を見たり、家族のために家事や育児に一生懸命だったり、頑張り屋さんが多いことも特徴です。

このような人は落ち着いて自分の時間を過ごせないために、心が疲弊しているのかもしれません。

日々の忙しさに追われて、ふと孤独感が襲ってくるケースもあります。

自分軸ではなく他人軸

自分軸ではなく他人軸

自分より他人を優先する人は、孤独を感じやすいです。物事の判断基準を自分ではなく他人に委ねているので、「自分はどうしたいのか」の思考が抜けているのです。

たとえば、恋人の好みに合わせて「本当はしたくないショートへアにする」という行動などが挙げられます。

もちろん、自分が好きな人の好みに合わせたいのなら問題はありませんが、自分の気持ちを犠牲にして相手に合わせると疲れてしまいます。このような小さな我慢の積み重ねが、結果的には孤独を感じる原因にもなります。

孤独感から抜け出せないときの対処法5つ

孤独感の原因を探る

孤独感に襲われて辛いときは、その原因や正体を探ることが大切です。

孤独を感じることを後ろめたく思ったりだめなことだと思って逃げようとしても、孤独感からは解放されません。むしろ、その感情から目を背けると孤独感がより大きくなってしまうことも。

漠然とした不安を抱えている人は、まず「自分は何に対して、どんなことに孤独を感じるのか」を考えてみましょう。

それから、それを解決するためにはどんな行動をとるのが最適なのかを考えてみてくださいね。

自分を褒める

自分に自信がないことが原因で孤独感を感じている人は、自分を褒めてみることから始めましょう。

たとえば、「毎日7時に起きて仕事に行っている」や「節約のためにお弁当を作っている」など。どんな小さなことでもOKです。

普段当たり前にやっていることでも、他人から見ればすごく立派なことも多いんですよ。

ポイントは、他人に褒めてもらおうとせずに「自分で自分のことを褒める」こと。ぜひ実践してみてくださいね。

気持ちを話す

今抱えている孤独感や不安を、信頼できる相手に話してみるのもおすすめです。誰かに伝えることで自分の気持ちを整理することができます。

身近な人に話すことに抵抗がある人は、専門家に頼るのもひとつの方法でしょう。

ひとりで気持ちを抱え込んでいると、どんどん孤独感が大きくなってしまいます。話すことで気持ちが軽くなることもあるので、孤独感を隠してきたという人は正直な気持ちを話してみてくださいね。

人と関わる趣味を見つける

家にいるときに寂しさや孤独感が増すことが多い人は、人と関わる新しい趣味を見つけてみましょう。

「休日は家で映画やドラマを見るのが趣味で、誰とも会話せずに一日が終わってしまう」なんて人におすすめです。

パーソナルジムに通って体を動かしたり、ワークショップに行っていろんな人と交流を持ってみたり。家にこもりがちだけど、何か新しいことをしたいという人はぜひ外に出て行動しましょう。

自分を満たす

自分を満たす

家事や育児、仕事に追われて疲れている人に意識してほしいのが、「自分を満たす」ということです。

まずは、「自分が喜ぶこと」「自分が楽しいこと」をたくさん挙げて、紙に書き出してみましょう。

孤独感を紛らわすために予定を埋めるというよりも、素直にやりたいことをやってみるという感覚がおすすめです。

「解放感あふれるオーシャンビューのホテルに泊まりたい」「カラオケで思いっきり歌いたい」など。紙に書いたリストを見て、自分がワクワクする時間を作るようにしてみてください。

孤独感が生まれたときが自分と向き合うチャンス

今回は、「孤独感が強い人の特徴と孤独感から抜け出す方法」をご紹介しました。

孤独感があるときは、まず「なぜそう感じるのだろう」と自分自身に向き合うことが大切です。

孤独感は誰しもが抱えるもの。孤独を感じる自分を責めたり、反省したりする必要はありません。

原因を考えてうまく向き合うことで、脱却する方法が見つかります。ぜひ、ご紹介した対処法を試してみてくださいね。

Written by ゆいまる

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