わがままには、可愛いもの・可愛くないものがあります。可愛いわがままなら相手も喜んでくれてwin-winですが、可愛くないわがままは不快にさせるだけ。これにはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、可愛くないわがままの例を紹介します。
何かをしてもらっても「ありがとう」の言葉がなければ、可愛くないわがままに見えてしまいます。してもらって当然の高飛車な態度は、相手を一気に幻滅させるのです。
どれだけ可愛くてモテる女性であっても、普通の男性は嫌気が差して離れていくでしょう。
可愛くないわがままには、損得が関係してきます。可愛いくて許せるわがままは、ちょっと手間がかかることでも、相手にも得があるため喜んで聞いてもらえるでしょう。
可愛くないわがままは、相手が損をすることが明らかです。誰だってお金や時間を奪われるだけのわがままには付き合っていられません。
・他の女性と話さないで
・絶対に19時までに帰ってきて
・仕事中でも必ず1時間以内にLINE(ライン)を返信して
このような束縛のようなわがままは、可愛くないどころか一気に嫌われてしまうこと間違いなし。
一方的で自己満足のわがままは、相手には何の得もありません。他の女性と話さず指定の時間に帰宅しても、これといったメリットはないのです。最初は可愛いわがままに思えても、それがずっと続けばとても面倒くさく思われるでしょう。
・私が暇なときは必ず会いに来てね
・LINEでおはよう・おやすみを言ってね
・1日に10回は必ず好きって言ってね
このようなことを本当に強制するわがままはあまり可愛くないでしょう。冗談ならよいのですが、やらないと本気で怒るようであればかなりのわがままです。
どれだけ相手に好きの気持ちがあっても、「好き」と言うことを強制されると、嫌気がさして面倒くさい女性だと思われてしまいます。
個人的な都合で待ち合わせに遅れたりドタキャンをしたりするわがままは、人としての信用を失いかねません。
デート当日に体調不良でもなく、気分がのらない、天気が悪くて外を歩きたくないなど、自分の都合だけで予定を変えるわがままは、付き合っている彼氏なら別れを考えるレベルですし、付き合っていない相手でも今後連絡が途絶える可能性があります。愛情や気持ちが薄れるほどに可愛くないわがままです。
さっきまでニコニコ笑っていたと思えば、急にイライラしたり無視したりする態度の変化は、男性には理解できないでしょう。ささいなことで突然不機嫌になると、相手はどうしていいのかわかりません。
態度をコロコロ変えるのは、甘えていて何をしても許されると思っているからです。何度も態度を変えられてわがままを言われた側は「ナメられている」と感じます。
男性が可愛いと感じるちょっとしたわがままでも、自分以外の他の男性にも甘えているとわかればがっかりします。
自分だけに甘えてくれるのなら好かれていると喜べますが、誰にでも甘えるのなら脈ありとはいえません。可愛くないわがままというよりも、誰にでも甘えるあざとい女性、男性を利用する女性だという悪い印象がついてしまいそうです。
大前提として、相手が不快に思うわがままは好ましくありません。ちょっとのわがままなら喜んで聞く人もいれば、ささいなわがままでも許せない人はいます。
これは、相手との関係性や親しさ、性格により異なります。A君が許してくれたわがままでも、B君が許してくれるとは限らないのです。
・高価なものを買ってほしいと言う
・長時間相手を待たせる
・遠くまで迎えに来てもらう
たった一度きりならよいのですが、お金や時間がかかるわがままは何度も繰り返すと嫌われてしまいます。
そのわがままが相手だけではなく周囲の人にも迷惑をかける場合、それはわがままではなく自己中心的で大人げない行動です。
たとえば、彼氏と二人きりのデートで言うわがままなら可愛いものかもしれません。しかし複数人で遊ぶ予定を変更させたり雰囲気を壊したりするわがままは許されないでしょう。
わがままを言うのなら、周りの空気を読むことを忘れないでくださいね。
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可愛いわがまま・可愛くないわがままの一番の違いは損得の有無です。自分だけが得をして相手は損をするのなら、それは可愛くないわがままです。
わがままのボーダーラインがわからないときは「自分が言われてどう感じるか」を基準にしてみるとよいでしょう。
Written by ayumi