会社の後輩でパーソナルスペースを無視してものすごく近くにくる子がいます。
パソコンに向かって仕事していて気配を感じて振り向いたらすぐ近くに彼がいたり、上司と立ち話で話をしている時、何か用があって割り込みに来た時も真後ろにピッタリくっついて迷惑でした。
パーソナルスペース無視して距離に入ってこられることに非常にストレスです。
彼の行動を見てると、誰に対してもそうなので気づいてないと思われますが、あんまりにも不快な距離なので注意したいと思いますが、どのように注意したら良いでしょう?
(27歳/会社員/女性/宮城県)
ご質問誠に有難う御座います。
早速ですが1つ問題を。
日本で38度を超えると風邪であれインフルエンザであれ非常に危険な状態になりますが、韓国で38度を超えるとどうなるでしょうか?
正解は射殺される。
韓国と北朝鮮の国境が北緯38度線あたりにあることをネタにしたジョークで御座いますが、それでは一体なぜ韓国と北朝鮮の国境は北緯38度あたりになったのかご存知でしょうか?
これは1950年に勃発した朝鮮戦争が影響しております。
1950年、アメリカ率いる西側陣営とソ連が率いる東側陣営は冷戦の時代を迎えておりました。
そして西側陣営の最西端にある韓国と、東側陣営の最東端にある北朝鮮は東西冷戦の代理戦争として戦争に突入したのです。
戦争が始まった当初、戦局は北朝鮮が圧倒的に優勢で御座いました。
韓国軍を朝鮮半島の南の端まで追い詰め、降伏は時間の問題というところまで優位に戦争を進めたのです。
しかし韓国を支援するアメリカはその状況を見て、行動を起こしました。
国連軍を韓国の援軍として送り韓国を全力で支援すると、今度は一気に韓国が優勢になり、北朝鮮を朝鮮半島の北端まで追い詰めたのです。
ところが今度は西側陣営が黙っていません。
ソ連と中国は北朝鮮に援軍を送り、戦線を押し返しました。
このように両軍に大規模な援軍が送られたことで戦線は北緯38度のあたりで膠着。
その状態で休戦となったので、北朝鮮と韓国の国境は北緯38度線あたりになったのです。
朝鮮戦争の例は非常に分かりやすい例で御座いますが、世界中の国境は大体こんな感じで決まっていると言えるでしょう。
お互いが権利を主張して、ぶつかったところが国境になっているのです。
それでは朝鮮戦争の時に、韓国が一切の抵抗をしていなかったらどうなったでしょうか?
お互いが権利を主張して、ぶつかったところが国境になるという原則をもとに考えれば簡単でしょう。
韓国が抵抗せずに権利を主張しなければ、権利がぶつかり合うことがありません。つまり北朝鮮が永遠に攻め続け韓国全土を手中に収めるのです。
このように誰かとの境目を作ろうと思ったら、こちら側も主張をしなければなりません。
「相手が察してくれる」
「相手が配慮してくれる」
そのような考えは残念ながら捨てなくてはなりません。何故ならば相手には配慮をするメリットが存在しないのです。
主張すればするだけメリットが得られる状況でどうして相手に配慮をしなければならないのでしょうか?
もちろんこの考えは今回のご質問にも当てはまる考えでしょう。
ご質問者様が注意をしない限り、二人の国境が定まることは御座いません。
とは言え何も難しいことはないでしょう。
今度、後輩が近づいてきた時に「近い!」と言えばいいのです。
相手が先輩ならばまだしも、後輩なのですからこれ以外にどんな言葉が必要なのでしょうか?
Written by ラブホスタッフ 上野