この人要領がいいっ! 要領がいい人がやってる5つのコツ

要領がいい人っていますよね。一を聞いて十を知るみたいな人。ついそんな人の才能を羨ましがってしまいがちですが、要領の良さは才能ではなく、訓練でどうにかなったりするものです。

今回は要領が悪い人が、要領がいい人になる為に必要な考え方のお話です。

要領がいいの「要領」は何を指す?

要領がいいの「要領」は何を指す?

何気なく使っている「要領」という言葉。使いはするけど、さあ意味を説明しろと言われるとちょっと困ってしまうもの。

でもそんなに難しい言葉ではなくて、簡単に言えば「物事を上手にこなす為のコツ」という意味。用はただのコツです。

「そんなものかよ」と思うかもしれませんが、要領がいい人はこのコツを知っているからこそ、何かにつけて飲み込みが早く、仕事も早いわけです。

要領がいい人がやってる5つのコツ

要領がいい人がやってる5つのコツ

それではさっそく、要領がいい人がやってる5つの考え方をご紹介。要領の良さは才能じゃなくても、ただの方法論です。

1:ゴール(目的)を常に意識する
例えば料理をする時、何を作るかが決まっていなければ、料理を始めることができません。例えばカレーを作るとして、これがゴールであり目的になるわけです。でも要領が悪い人はカレーを作るという目的を意識する苦手。なのでカレーを作ると分かっているにも関わらず、ニンジンを短冊切りにしてみたり、ジャガイモを輪切りにしてみたり、そんな感じで目的に合った行動ができないわけです。
当たり前の話ですがゴールを意識することはとっても大事。どこに向かうかが分かっていなければ、船は遭難しますし、飛行機は飛び立つことができません。目的地が分からないと、適格な準備ができないのです。

2:完璧を目指さず、完成を目指す
要領が悪い人は、ゴールや目的を決めたとしても完璧を目指しがちです。もっと言えば、最初から完璧に仕上げようとしまいがちです。取り組んでいる仕事や、趣味の絵や裁縫。最初から完璧を目指してしまい、いつまでたってもゴールできない。ゴールはできないけど、凄い遅い。
その逆、要領がいい人は完璧を目指さずに完成を目指します。そして早いからこそ、場数をこなすことができて上達も早いわけです。とにかく、「とりあえず」でいいので、完成を目指してみましょう。クオリティは二の次三の次です。

3:タスクに優先順位をつけよう
要領がいい人は目的が決まった場合、物事に優先順位をつけます。じゃあカレーを作りますとなった場合、最初にすべきことは何か。包丁やまな板を洗う、野菜を切る。それは最優先ではありません。一番はお米を炊くこと。そしてお米が炊き上がるまでに、カレーを作る。そんな感じで優先順位をつけるわけです。優先順位をつけようと思った場合はゴールから逆算してみましょう。自ずと優先順位が分かるはずです。

4:ゴール(目的)に不必要なことは手を出さない
要領がいい人は脇道に逸れたり、余計なものに手を出したりしません。カレーに話に話を戻すと、思い付きで隠し味研究の為に変な材料を入れたりしませんし、煮込み時間を変えてみたりしません。そういうのは何度か場数をこなしてからやってみる試行錯誤と呼ばれるものです。最初から思いつきを実行すると、余計な時間がかかりますし、下手をすれば失敗します。要領よくしようと思うのであれば、最初に決めた設計図以外のことに手を出さないのが大切です。

5:自分じゃできないことは人に助けてもらう
要領がいい人は他人を頼るのがとっても上手。いくら要領がいいからと言っても、やはり限界は出てくるものです。カレーをスパイスから作りますとなった場合、自分で調べるよりもできる人に聞いたが方が早い。もう少し言えば、要領よくこなしているからこそ自分の限界を知っている。だから人に頼るというわけです。「これ興味ない分野だわ」とか「自分には不得意だ」と思った場合は、得意な人に頼ってみましょう。

要領の良さは才能じゃない

要領の良さは才能じゃない

さて今回は、要領がいい人がやってるコツのお話でした。要領をよくするコツは一度身に着けてしまえば他の分野でも使えたりします。

例えば、学校の勉強なんかも要領よくするのが成績アップのコツですし、勉強ができる人がなんでもそつなくこなせる理由はそこにあったりするのです。

Written by センチネル

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