まるでカップルのようなLINE(ライン)やメールのやりとりはするけれどデートには誘われない……。数回デートをして連絡も頻繁にとっているけれど告白されない……。そんな風に悩んでいる人は案外多いようです。
でも、どちらが悪いというわけではなく、もともと相性があまりよくない関係である可能性もあります。今回は、こうした叶わない恋になりがちな組み合わせを星座でご紹介します。
射手座の人にとって、特定の恋人をつくることは罠にはまるのと同じこと。独り身の自由を奪われることに慎重なのです。異性といいムードになっても、なかなか「この人と付き合いたい!」という気持ちにまではなれません。
一方獅子座の人は、とても自信家でプライドが高いため、好きな人に自分から「好き」とは言えないのです。お互い性欲が強いので、セックスの関係にはすぐになるかも。けれど、どちらも「付き合う」とは言わないため、セフレ状態が長く続いてしまいます。
牡牛座の人はとても真面目です。軽い気持ちで付き合うことなどできません。また、奥手なので自分から告白する勇気はないのです。
一方乙女座の人も、同様に恋には慎重です。この人は自分だけを好きだ。そう確証が持てないうちは、自分の気持ちを素直に表すことなど恥ずかしくてできません。
ようやく食事を共にする仲になっても、お互いに相手の心を探ってばかりいるので、なかなか距離が縮まらないでしょう。どうでもいい話はいくらでもできるのに、恋愛に関しては照れて話せず、恋人同士になれないままいたずらに時が過ぎていくのです。
双子座の人も水瓶座の人も、好奇心旺盛でおしゃべり好きです。話が合ってすぐ仲良くなれるので、男女間の友情は生まれやすい組み合わせ。付き合ってもいないのに、一緒に旅行をしたりするのも平気でしょう。
でも、お互いに束縛されることを嫌います。だから、付き合うと面倒なことになりそうだと思うのです。また、今の友情を壊したくないと恐れる気持ちもあり、なかなか交際に踏み出せません。
周囲の人たちは、仲が良い二人を「付き合っている」と見るでしょう。でも、恋人同士にはなかなかなれない二人なのです。
お互い相手に関心を持ち友達にはなれても、価値観の違いから意見が衝突しやすいので交際には発展しにくいでしょう。
落ち着きがなく奔放な牡羊座に、山羊座はイライラすることが多いかも。まったく違う個性を持っているからこそ、惹かれ合いもするのですが、反発もします。一緒にいると、ケンカをすることも多く、相手のことが好きなのか嫌いなのかよくわからなくなってしまうでしょう。
そのため、恋を実らせることはかなり難しいと言えます。
どちらも優しい性格なので、言いたいことがあっても我慢してしまいます。それがストレスになって、会いたいけれど会うと疲れるという関係になりがちに。本音をさらけ出したら嫌われるのではないかと思っているため、なんとなくよそよそしい雰囲気が漂います。
また、お互いに相手に尽くしたがる性格なので、あれこれよけいなお節介を焼いてしまうことも。よかれと思ってやったことが徒(あだ)となります。双方愛情は持っていても、不完全燃焼のまま距離が離れてしまうでしょう。
社交的で友達が多い天秤座は、何かというと友達を家に呼んだりしてにぎやかに過ごしたがります。そして、恋人ができたらみんなに紹介をしたいのです。
一方蠍座は、恋人とは二人きりの世界を大切にして静かに過ごしたいタイプ。そんな正反対の性格の二人なので、デートの仕方や人間関係の作り方などで揉める可能性大。
また、嫉妬深い蠍座が、異性の友達の多い天秤座にヤキモチを焼くこともありそう。そのため、たとえお互いに相手を魅力的だと思っていても、恋が実りにくい関係なのです。
Written by 紅 たき