二人きりで飲むサシ飲みは、距離感を縮めるには非常に手っ取り早い手段と言えます。
相手が何を考えて誘ってきているのか、どのような関係を望んでいるのか、お店選びや行動、発言で読み取れます。ここをしっかりと汲み取るようにしましょう。
サシ飲みとは、1対1で飲みに行くことを指します。
みなさんもこの言葉を使ったことがあるでしょう。ここで対象となるのは同性や異性、先輩、後輩など幅広いため、相手が誰であるというのはあまり関係なく、1対1というのがポイントとなります。
ちなみにサシとは、二人が向かい合っている状態のことを指します。
サシ飲み=1対1で飲むことなので、大勢での飲み会よりも距離感が近くなります。
そのため、わざわざ二人で飲もう、という誘いは何か狙いや背景があると言っても良いでしょう。
ここでは、サシ飲みに誘う人の狙いや背景の心理を挙げていきます。
1つ目の心理は、純粋に仲良くなりたい、ということです。
サシ飲みは1対1で飲むため、大勢での飲み会よりもより密なコミュニケーションが取れます。
大勢だとタイミングが合わず話せなかった、といったことはありますが、1対1であればタイミングも気にせずに自分のペースで会話できます。
相手を知るにはコミュニケーションが大切なためもっと知りたい、という気持ちから誘ってきたことが考えられるでしょう。
気になる相手がいれば、二人きりで話したいというのは当然のことと言えます。
先述の仲良くなりたい気持ちの中には、相手のことが気になっているとも言えるからです。
恋愛に発展するかはっきりさせるためにもっと相手のことを知りたい、自分のことも知ってもらいたい、と思っているからこそサシ飲みに誘うのです。
気になっているの中にも下心があるということも考えられます。
恋人になりたいというより、遊びとして体目当で誘ってくるパターンです。
この場合、誤解を招くような発言や気を引くような行動に気をつける必要があります。手を触ったり、くっつく、席を近づけるなど、必要以上のスキンシップはやめましょう。
この場合は、単純にお酒が好きで誰かと飲むことが一番の目的なので、相手は誰でも良いパターンです。
都合が合う人がいればそれで良いので、必然的に誘う相手は職場の同僚や男友達になるでしょう。もし誘われたとしても、誘い自体に狙いや背景などの深い意味はありません。
この場合、行きたいお店によって相手の心理が分かります。
例えば、鳥貴族のようなチェーン店は食べたいものや飲みたいものがはっきりしていることが多く、これが一番の目的となりますが、個室の居酒屋やバーといった良い雰囲気のお店の場合は、好意を寄せている可能性があります。
ストレスがある場合人それぞれ発散の方法がありますが、お酒を飲んで発散することは、ストレス解消に有効な方法の1つと言えます。
この場合、誰かに話を聞いてもらいたいため、信頼している相手を誘うでしょう。このようなときに誘われるような関係性であれば既に気を許す関係であり、脈ありサインです。
他の人を誘える状況だったにも関わらず、自分を誘ってくれたなら、尚更と言えるでしょう。
男性から恋愛相談される場合、信頼はされていますが脈なしサインと言えます。
恋愛感情のある相手に恋愛相談することはあまりないため、脈なしと言えるでしょう。そのため、恋愛対象外となります。
しかし、相談相手から恋人に発展するケースもあるので、諦める必要はありません。まずは相手のことを理解し、相談内容に対して真摯に向き合うことから始めましょう。
暇つぶしの場合、相手にこだわりはないのであまり深い意味はありません。
誘われることがあれば、気軽に誘い合える仲だとポジティブに捉えましょう。女性から積極的に誘うことで相手も誘いやすくなるため、より親密になれます。
サシ飲みに誘う心理について、なんとなくお分かりいただけたでしょう。
ここでは、男性はどのような方法で誘ってくるのか、また、どのように誘えばいいのか、紹介します。
非常に一般的な方法ですが、LINEで誘う方法です。
一番ナチュラルな誘い方のため、誰しも経験があることだと思います。最近ではメールや電話よりもLINEを活用する人がほとんどのため、すぐに連絡ができる有効な手段と言えます。
これは、相手に何かをしてもらったときのお返しで誘うパターンです。
純粋にお礼がしたい気持ちの場合もありますが、サシ飲みに誘いたいがための文句の可能性もあります。
お礼される程でもないことで誘われた場合は、特にこのようなパターンが多い傾向にあります。特に初対面の時に使いやすいフレーズなので、好きじゃない相手の場合はよく考えて誘いに乗るか判断しましょう。
この場合も関係性によりますが、一番誘いやすいフレーズとなります。
先述の通り選ぶお店によって異なります。焼き鳥屋などの居酒屋の場合からオシャレバーなど、お店選びで相手の心理を掴めるでしょう。
誘われるタイミングが週末・平日なのか、場所が恵比寿や六本木のような場所かなど、お店・タイミング・場所は「脈あり・脈なし」の判断のポイントなので、意識してみると良いでしょう。
相談をする場合、誘う側は相手を選んで誘います。
誘う内容にもよりますが、先ほどのように恋愛相談であれば異性の意見を求めるために誘う場合が考えられます。恋愛ではない悩み事の相談の場合は、信頼されている証拠と言えます。
誘う側もあの手この手で誘ってきますので、時には断りづらいシチュエーションもあります。
好きな人であればいいですが、好きじゃない人に誘われた時に気まずくならないように断る断り方をご紹介します。
断る為の1つのポイントは信念を持って断ることです。
一番無難な断り方であり、断る理由が見つからない場合の最終手段と言えます。
体調が悪いことを伝えていれば、よっぽどのことがなければ行かずに済みます。本当に行きたくなければ、最初からこの理由を使うようにすることが有効です。
これは完全に脈なしの相手に使う断り方であり、相手を気遣って断りたいけど断れない時の逃げの手段です。
仮に二人になってしまっても友達呼ぶことを伝えたり、最初から友達ありのシチュエーションをセッティングすることで二人の環境を避けられます。
とにかく二人の環境を作らないようやんわり断る必要があります。
この場合は、嘘でも本当でも体調不良の次に断るための最強の理由となります。
本当に仕事があって行けない場合は堂々と言えますが、めんどくさくて行きたくない場合に嘘で断ろうとした時は、押しに負けてしまうこともありますので、仕事がなくても家で仕事があると思い込むようにして切り抜けるのがポイントです。
仮に行くことになってしまっても、仕事がある前提で行っているので早めに帰ることも可能です。あまりにも断りづらい場合はサクッと飲んでサクッと帰れるこの理由が有効です。
先ほどの理由に似ておりますが、忙しいというのは言葉として非常に曖昧なため危ない理由となります。
人によっては何が忙しいのか掘り下げられて、忙しくないことがバレてしまいます。バレてしまえば断ることが非常に難しくなるので危険と言えます。
明確な忙しい理由があれば断るために非常に有効ですので、先ほどのように仕事があって忙しいなどしっかりとした理由も準備しておく必要があります。
このケースは少々特殊ですが、これを言える環境であれば非常に有効です。
この場合、誘ってきた相手にも、自分にファンがついていることを認識してもらう必要があるため、その認識がなければただ冗談を言っていると受け止められてしまうだけです。
本当にファンがいるのであればファンを嫉妬させてしまうという理由で断れます。
特殊なケースなので、一般の方には絶対にオススメしない断り方と言えます。
先約があれば誘ってきた相手としてもしつこく誘いづらいため非常に有効な断り方と言えます。
注意点としては、本当に先約があれば問題ありませんが、嘘で友人と先約があると言っても、友人と誘ってきた相手が知り合いだったり、後日先約の内容を聞かれたときに上手く話せないと気まずくなるので、徹底した辻褄合わせが必要となります。
嘘をつかないことが一番ですが、めんどくさいからといった場合にはしっかりとした理由を持つことをオススメします。
サシ飲みは誘いに乗ってくれれば自分に興味を持ってくれているから来てくれるのだと勘違いさせてしまう恐れがあります。
脈なしの相手の場合は特に注意が必要となりますので、後々厄介なことにならないためにも正直にその旨を伝えると後腐れがなくなる可能性が高まります。
特にその後も良好な関係を築いていきたいのであれば、この断り方は有効な断り方となります。
これほど危険な断り方はありません。曖昧な理由であれば、相手も迷っているだけで押せば来てくれるかもと思わせてしまいます。
自分の信念があり、絶対に行かない方向に持っていける方であれば問題ありませんが、しつこく誘われて押しに負けてしまうと元も子もありません。断りたいのであれば明確な理由を持つことが必要となります。
彼氏持ちや既婚者であれば非常に有効な断り方です。これを言われてしまえば相手はどうすることもできません。
それでも誘ってくる場合は純粋に仲良くなりたいか、あわよくばの下心があるかのどちらかです。
既婚者同士の場合は誘ってきた時点で相手もリスクを背負っているため、引くに引けない状況で押し切ってくる可能性もあるので注意が必要です。
サシ飲み行くことになった場合は、断れず行くこともあれば、自分も気になる人だからという場合もあります。
ここではどのようなシチュエーションであっても注意する必要がある4つをご紹介します。注意点に気をつけて楽しかったと思えるような飲み会にすることが望まれます。
相手にもよりますが、気になる相手とサシ飲みをするのであればここは絶対に抑えておくべきポイントです。特に初対面でのサシ飲みであれば尚更のことです。
サシ飲みを男性から誘ってきた場合は男性心理として、基本的に支払は自分がすると考えているので、あまりにも高い高級焼肉店のようなお店を行きたがられると、気を遣えない人なのかと気持ちが冷めることがあります。
お店選びはセンスやその人の普段の金銭感覚が現れるので注意が必要です。
サプライズでもない限りは値段的にお財布に優しいお店を事前にリサーチして提案することで、気遣いは完璧です。
飲みすぎは相手が自分にとってどのような人であっても注意が必要です。
特にまだ付き合っておらず、気になる人であれば、飲みすぎることで余計なことを言ってしまったり、普段見せない姿を見せてしまったりする恐れがあるからです。
また、飲みすぎて潰れるようなことがあれば印象は最悪です。潰れたことがない人など、自分の限界がわからない人は特に注意が必要です。
また、飲みすぎて眠くなることもあるので眠そうにしたり、眠いことが伝わってしまうと、せっかくのサシのみも台無しです。寝てしまった時には、これもまた最悪の印象となるので飲み過ぎには注意が必要です。
楽しみにしていたサシ飲みも長時間自分の話ばかりしてしまえば、一変します。
モテる女であればタイミングよく相手に話を振るなどの気遣いは最低限必要なので、注意が必要となります。
また、同じ話を2回も3回もするのはうんざりされる可能性もあるのでこちらも注意しましょう。
これも一見下心があるような相手だけに注意すべき点だと思われがちですが実は違います。
例えば、気になる人とサシ飲みをしていて終電が近くなった時にしっかり帰る人はまじめな人だと印象になるため、普段からしっかりしているんだという印象を持つことが出来ます。
逆に勢いに任せて終電が無くなったというようなことがあれば、普段からこのような感じなのかと不安に思わせてしまう恐れがあります。
楽しいからといって何時間も過ぎていたということがないよう、何時から飲んでいるかなど時間を把握することが必要です。
サシ飲みを楽しい時間にしたい、というのは言うまでもありません。
ただ、何を話していいかわからない、何度も同じことを話してしまう、沈黙が続いたりして気まずくなったらどうしようなど、つまらないと思われることにならないよう、ここで紹介するネタを使ってみてください。
会話のテクニックとして、連想ゲームのように話しを膨らませば沈黙になるといったことはないので、ここで紹介する内容を基にどんどん会話を膨らませられれば楽しい時間になるでしょう。
まずは本気で語ることです。
サシ飲みという限られた空間で、自分が思っていることや考えていることを本気で語れば、相手も本気で向き合ってくれるはずです。
お酒を飲んでいれば本音で話すことは普段よりハードルは低くなりますので、思い切って本音でぶつかってみるのも1つの手段です。
思いもよらない相手の一面を見ることもできるかもしれないので、相手を知ることや自分を知ってもらうという面で非常にいい機会となります。
話のネタとして鉄板な出身地のネタです。人はそれぞれバックボーンがあります。
出身地を聞くことでその人の育った環境や食べ物など色々と会話を派生させることもできます。
話すことないなと思ったら是非とも聞いてみてください。
例えば、広島出身だった場合は広島弁が聞けるなど方言による広げ方もあれば、相手の知らない一面が見れます。
食事は誰にでも好き嫌いがあり、盛り上がりやすい話題となります。
今まで食べたことのある料理や行ったことのあるお店、おすすめのお店などに話を膨らませやすいため話題が尽きることがないので鉄板の会話ネタと言えます。
特に初めて会う人であればお店で頼むメニューなどで嫌いなものを知らずに頼んでしまわないためにも話しておくべきネタと言えます。
仕事の話は盛り上がる一方で盛り上がらない可能性もあるので注意が必要です。
アツイ夢を語ることが好きな人にはぴったりのネタとなりますが、仕事の話を飲みの場でしたくない人もいるので見極めが必要となります。
逆に仕事の話で価値観が意気投合すれば、非常に盛り上がるネタとなりますので自分の中にしっかりとした仕事感があることを話せば、有効な会話のネタと言えます。
趣味の話題は相手の人柄や好きなことを知り、より相手が分かります。
まれに趣味がなく、盛り上がりに欠けるネタの場合もあるので、その場合は恋愛話など誰にでも興味がある話にシフトチェンジすることをオススメします。
もし同じ趣味の話で盛り上がれば、次はその趣味を一緒に体験するなどの誘いにつなげることもできるので使い所によってはとても良い会話のネタとなります。
行きたい場所は盛り上がる話題の1つです。
特に旅行が好きな人であれば、2回目以降にサシ飲みをする場合でも何回もこの話題を使えます。
旅行へ行く頻度やどのくらい費用、予算をどのくらいかけるのか、秋に行くのか冬に行くのか、どんな服装で行くのかなど、複数回に分けて色々なことが聞けるので、ネタが尽きることがありません。
休日の過ごし方は人それぞれ多種多様なため、新しい刺激をもらえる可能性もあります。
基本的に趣味や行きたい場所につなげるためのトークの繋ぎとなるネタとなりますので、会話に困った時に使うのがベストです。
恋愛話は誰でも好きなテーマであるので、盛り上がるためには欠かせないネタとなります。
男性目線の意見を聞ける貴重なタイミングでもあるので、思い切った質問もありです。
会話が盛り上がれば、飲み会自体も楽しくなること間違いなしです。
サシ飲みで脈ありの場合は何かしらのサインが潜んでいます。そのサインを読み取ることで、男性を手玉にとることもできるので、このポイントを押さえることは恋愛の駆け引きにおいて非常に重要です。
ここでは4つほど脈ありのサインをご紹介します。
男性の心理として気になる人には良く思われたいため、奢ってくれるケースが多いでしょう。
女性へのアピールでもありますので、高級なお店で奢ってくれた場合は、落とすことの成功確率を上げるためです。そのため、お店を出た後に告白してくることも考えられます。
また、お店を予約してくれるようなことがあれば、相手のことを考えてのことなので脈ありと考えられます。予約しないから脈なしというわけでもないので予約で一喜一憂する必要もありません。
脈があるかないかの判断の1つにリアクションの大きさがあります。
リアクションは興味があれば大きくなりますが、ノーリアクションということもあります。あまりにもオーバーなリアクションであれば不信感を抱きますがあ、ナチュラルなリアクションであれば違和感はありません。
モテる男はこれが自然にできているため、よく観察してみてください。
男性の褒めるというのは色々な心理があります。
脈ありのサインとしての褒めるの場合は、自分の好意に気づいてもらいたいという心理の場合があります。
例えば、髪を少し切ったやネイルを変えたなど細かい変化を可愛いなどと言ってくれる男性はモテる男の1つの要素と言えます。女性同士であれば気づくことがあっても、疎い男性には多少の変化ではわからないケースが多いでしょう。
気になっている相手に対しては敏感に変化に気づくことがありますので、それだけ相手のことを見てくれているということです。
そのため、褒められることは、脈ありのサインの1つと言えます。
非常にシンプルですが、別れ際にまた会いたいと言ってくれたならばそれは脈ありと言えます。
社交辞令で言ってくるパターンも考えられますが、両思いで一緒にいる時間が楽しく過ごせたならばそれは伝えるべきです。
サシ飲みとは1対1で飲むことを指すので、複数人で飲む飲み会よりはるかに何かしらの意図や思いがあります。
恋愛を発展させるためには、相手を知る必要があり逆に知ってもらう事も必要となります。サシ飲みを通してより好きになる事もあれば、がっかりする事もあるでしょうか。
付き合う前に一度はサシ飲みをすることでオススメします。相手の知らない一面が分かるでしょう。
当然、あまりお酒を飲めない人もいるので無理に飲まないことも大事です。飲ませるような相手でもほどほどの付き合いにして楽しい時間にすることを心がけてみてください。
Written by みくまゆたん