意図しないタイミングで、好きな人と二人きりになってしまったということ。皆さんも1度や2度は体験したことがあるはずです。
こういうときって、嬉しい反面「あ、やばい。何話せばいいか分からない!」と混乱してしまうものなんですよね。せっかくその場に二人しかいないわけなので、この機会に仲良くなって距離を縮めたいところです。
だけど、人って不器用なもので、この最大のチャンスを活かせないどころか、逆に相手との距離を広げてしまうという場合もあるんです。
今回は、こういったシチュエーションですべきでない、ダメ言動のパターンを、いくつか書いていきましょう。
好きな人と二人きりという状況で混乱して、何を話せばいいのかさっぱり分からなくなってしまうというのが、恐らくもっともダメなパターン。
何を言っていいのか分からず、相手と微妙な距離感をキープしたまま黙りこくる。これだけは、本当にこれだけは避けねばなりません。
相手にしてみれば、なんとも奇妙な雰囲気を発している目の前の人物に警戒心を抱くものですし、しかも話しかけてもこないわけなので、居心地が悪いもの。
そういう状況は何分も続くと、お互いに妙に精神が疲弊してしまうことでしょう。結果として「なんか、あの子と二人きりの時間は苦手だなぁ」と思われてしまいます。
とにかく、黙るぐらいなら、どんな下らないことでも……それこそ天気の話題でもいいので、ガンガン話しかけましょう。
それから、いくら話すネタがないからって、相手に賛同を求めるような他人の悪口を披露するのも、ご法度です。二人きりの空間で第三者の文句を言うと、相手も迷惑しますし、シンプルに嫌われてしまいます。
たとえその悪口の対象が本当にみんなから嫌われていたとしても、それはその状況で言うような話題ではないということです。
これ、「何を当たり前なことを」とガッカリする方もいるでしょうけど、びっくりするぐらい、該当者がいるものなんですよね。
特に、普段から辛口な人って自覚がないようです。シンプルに嫌われちゃうので、くれぐれも、好きな人の前では、相手が振ってくるまでは、他人の悪口を披露するようなことはやめておきましょう。
……繰り返しますが、わざわざ好きな人の目の前で誰かの悪口を言って幻滅される人って、マジでいますよ。
皆さん大人ですから、当然ある程度、男性と二人きりで「落とすぞ!」となったら使う武器については、心得ていると思います。
たとえば軽いボディタッチとか、話の延長線上でちょっとだけエッチな話題をするなんてのは、言ってみれば王道ですよね。
こういう話題は、相手の心を高鳴らせます。まして二人しかいない空間で、そういう話をするというのは、結ばれるための特急券のような役割を持っていると考えてもいいでしょう。
ただし、やり過ぎには十分注意です。いくらその場に二人きりしかいなくても、あんまり羽目を外して接近しまくると、相手をドン引きさせてしまいます。何事も、ほどほどが1番です。
せっかく好きな人と二人きりになったなら、そのチャンスを最大限に活かすべきです。そのためには、言動として効果的なもの、そうでないものの判別をしっかりとつけておくこと。
千載一遇の機会を迎えても、あわてずに済むよう、日頃から備えておくことが重要ではないでしょうか。
Written by 松本ミゾレ