「あとちょっと二の腕が細ければ」「なんでこんな毛深く生まれてきちゃったの?」「ぱっちり二重の目に憧れる」あなたにもこんな容姿コンプレックス、ありませんか?
今回ご紹介するBさんは、子どもの頃からの容姿コンプレックスを大人になるまで解消できず、そのまま婚活をスタートした女性の1人です。
が、ここでもコンプレックスが邪魔をして、なかなか婚活がうまくいかない!そんな苦悩に満ちた体験談を紹介します。
Bさんと同じように容姿に対してコンプレックスを持つ女性の背中を押せますように、と祈りをこめて……。
1. 容姿に自信を持てない
親譲りのぽっちゃり体型に、腫れぼったい一重まぶた。子どもの頃から自分の容姿に自信を持てないまま、大人になりました。
そんな見た目だからか、アラサーになっても「彼氏いない歴=年齢」のまま。うっすらと「このままずっと男性とお付き合いすることもなく、一人なのかな」とあきらめにも似た気持ちを抱くようになりました。
が、やっぱりそれじゃ寂しすぎる!子どもの頃から夢見た、素敵な恋愛をしてみたい。日に日にそんな思いが強くなり、「婚活」に挑もうと一念発起したのです。
けれど、どうしても自分の容姿に自信が持てない私は、面と向かって話をしなければならない婚活パーティーやマッチングイベントの類に足を運ぶことができません。
会って顔を見られたら、もうそこから話もしてもらえないのでは、という恐怖心が先に立ってしまうのです。
仕方なく顔を合わせずに婚活のできるマッチングアプリの利用を始めましたが、ここでも容姿のコンプレックスがあって難航します。どうしても、プロフィール写真に顔を出せなかったのです。
どんなに周りから「顔出しした方がいいよ」「そんなに気にするほどじゃないんだから大丈夫」と言われても勇気が出なくて。そのせいで、なかなかマッチングにまで至りませんでした。
2. せっかく良いアピールポイントがあるのに……
実は友人からは、「Bちゃん、いいところがたくさんあるんだから、もっとアピールした方がいいよ」とアドバイスをもらっていました。
まず料理が好きなことです。得意と言えるほどではないのですが、両親が共働きで留守がちだったことから、子どもの頃から料理をしてきました。なので、レパートリーはそれなりにある方だと思います。
またそれに付随して、お菓子作りも好きですね。細かい作業が好きなので、飾り付けやラッピングに凝ったり、いろいろと考えている時間が幸せです(笑)。
他にも、裁縫とか家のこと全般をずっとやってきたので一通りのことはできますし、苦にもなりません。
友人たちはこういうところを「アピールポイントだ!」と言ってくれるのですが、私にとっては特別なことでもなんでもありませんし、大体今どきこういうのは流行らないんじゃないの?と思えてしまって。
アピールするどころか、かえって男性から引かれてしまうのでは……と不安で、積極的にアピールすることはありませんでした。
顔もわからない、何が好きとか得意だとか人となりもわからない。そんな女にアプローチしてくれる男性なんてそうそういるはずもなく。
私の婚活は、当初の予想通りなかなかうまくいきませんでした。
3. 卑屈になりすぎてギクシャク
そんな中でも、「会いたい」と言ってくださった男性がいました。
私は顔を見せていなかったし、とても不安だったのですが「ぼくも見た目にはまったく自信がありませんから」と言ってくださって。それで、勇気を出してお会いすることにしたんです。
彼はたしかに、いわゆるイケメンではありませんでしたが、誠実で感じの良い人でした。内心、お付き合いできたら嬉しいなと思っていたんですが、結局うまくはいきませんでした。
なにせ「彼氏いない歴=年齢」でしたから、男性とのコミュニケーションに慣れていなくて。ギクシャクしてばかりでまともにお話ができなかったんです。
とにかく自分の容姿が気になって、まともに目を合わせられませんでしたし、彼が私の料理などについて褒めてくれても「私なんて全然」と全力で否定しまいました。
あまりに卑屈な私の態度に、彼もついに疲れてしまったのだろうと思います。いつの間にか連絡が減っていって、ついに自然消滅……。
「容姿なんて気にしない」と言ってくれた彼の言葉を、もっとちゃんと信じられたらよかったんでしょうね、きっと。
4. 婚活がうまくいかなかった理由
Bさんのように、容姿にコンプレックスを抱えながらも婚活に挑む女性は多いでしょう。
というか、世の中の多くの人が何らかのコンプレックスを持っているはずですし、女性の場合はそれが容姿であるケースも多いですよね。
では、この体験談を踏まえて、なぜ婚活がうまくいかなかったのかを掘り下げてみましょう。
モテ=見た目が最重要という思い込み
「モテるためには、かわいい/綺麗なことが条件」そんな風に思い込んでいませんか?
Bさん自身もそう考えていたからこそ、コンプレックスを抱えたままいまひとつ婚活に積極的になれなかったのですよね。
容姿に限らず、自分の中に何か引っ掛かりがあって、それが原因で行動できない、積極的になれないことはよくあるもの。しかし多くの場合、それは心配のし過ぎだったりするんです。
自己肯定感が低い
Bさんの話を聞いていると、自分に対する評価がとても低いのが伝わってきますよね。これはいわゆる「自己肯定感が低い」状態で、婚活に限らずいろいろなシーンにおいて悪影響を及ぼします。
自己肯定感が低いと、何をしても自分に対して「こんなんじゃダメ」とジャッジを下してしまい、他人からの称賛を素直に受け取ることができません。
少しなら「謙虚」ととらえてもらえますが、度をこすと相手が疲れてしまい、距離を置かれてしまうことも。
アピール下手
自己肯定感の低さにもつながりますが、せっかく魅力がたくさんあるのに、それを上手にアピールできていません。
アピール下手には「自分の魅力・アピールポイントが認識できていない」場合と「アピール方法がわからない」場合がありますが、いずれにせよ、アピールできなければそれは「無い」のと同じ。もったいないことですよね。
5. 容姿コンプレックスを克服する!改善策は?
Bさんのようなケースで、婚活をスムーズに進めるためにはどうしたら良いのでしょうか。
見た目はオマケと割り切る
まずしっかりと覚えておいてほしいのは、見た目・容姿はあくまでも「オマケ」だという点です。
人から愛される上で、容姿の良しあしはほとんど問題になりません。もし美男美女しか愛されない世界だったら、この世で結婚できるのはごく限られた人たちだけになってしまいますよね?
そしてこれは、「モテ」にも同じことが言えます。
誤解されがちですが、モテる人=容姿が良いとは限りません。もちろんそういうパターンもありますが、意外と「えっ、どうしてこんな子が?」と思われるような人がモテモテで男性をとっかえひっかえ、なんてこともあるんです。
筆者の経験上、そういうモテ子ちゃんに共通しているのが「愛嬌がある」ことでした。特別な美人でなくとも、すごく愛嬌があって話しやすく、誰とでもすぐに仲良くなれる。そういう子が実はすごくモテるんです。
自己肯定感を高め、自分をアピールする
「自分に自信がない」と内に閉じこもってばかりいるのは、とてももったいないことです。
誰にだってその人にしかない魅力があり、アピールポイントがあります。それなのに自己肯定感が低いばかりに、それを自分から踏みつけているのですから。
自分で自分を愛せないのに、他人から愛してもらうことなんてできませんよね。だからまずは、自己肯定感を高めることが大切。
そのためには、自分を褒めてくれる友人といっぱい話して、それを素直に聞けるようにトレーニングしましょう。何かを言われてすぐに「いやいや、そんな」と否定するのをやめ、「そうなのかな?」と思うようにするのです。
それを繰り返すことで、徐々に自分の考え方が変わっていきます。意識が変われば、自分のアピールポイントが何なのかもわかってくるでしょう。
6. 容姿は、人を構成する一部だと意識して
容姿に対するコンプレックス、女性の場合はとくにナイーブな問題ですよね。子どもの頃からの根深い悩みとして、心身にしみついてしまっているケースも少なくありません。
でも容姿なんて、あなたを構成するほんの一部に過ぎないのです。誰よりもまず、自分がそれをわかっておくこと。そこから婚活を始めてみてはいかがでしょうか。
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