ただ幸せな結婚がしたい。それだけを夢見て、日々奮闘している婚活女子――しかし、婚活が思うように進まないと、だんだんと「痛い」と思われる行動に走り出す人もいるようです。
当記事では、周囲から痛いと思われてしまう婚活女子の特徴と、そうならないための方法を紹介します。
1. 痛いと思われる婚活女子の特徴
求める条件が多すぎる
婚活が長引けば長引くほど、相手に求める条件が高くなってしまう婚活女子、いますよね。
無意識のうちに「ここまで待ったんだから、妥協はしたくない」「私にふさわしい男性がきっとどこかにいるはず!」という思いが強まってしまうのでしょう。
しかし、婚活が長引くのにはそれなりの理由があるはず。にもかかわらず自分のことを棚に上げて、相手に対してあれもこれもと条件をつける婚活女子のことを、周囲の人は「痛い」と思っているのです……。
過度な若作り
婚活市場においては、どうしたって若い方が有利です。30代より20代。20代のアラサーより20代前半と、若ければ若いほどアドバンテージは大きくなります。
これは、男性の年齢が上がったとしてもそう大きくは変わらないのです。つまり、男性は何歳になっても若い子が好き、ということなんですね、残念ながら……。
そんな状況に立たされた婚活女子は、できるだけ自分を若くかわいく見せたい! と考えます。それ自体は自然な気持ちなのですが、それが行き過ぎてしまった若作りは見ていて痛々しく、直視できないことも。
常にできない理由ばかり挙げる
例えば周囲に「服装やメイクを変えて、イメチェンしてみれば」「もう少しダイエットしてみたら」などとアドバイスをもらっても、「私にはこの服が一番似合ってるから!」「痩せようとは思うんだけど、おいしい物ってやめられないよね~」など、何かしら理由をつけて行動に移さない。
それでいて、そんな自分をまるごと愛してほしいなんて都合のいいことを言っている……。
言い訳ばかりの痛い婚活女子のところには、なかなか素敵な恋はやってこないものです。
婚活にお金をかけすぎる
婚活って、真剣にやればやるほどお金がかかるんですよね。結婚相談所に入会したり、パーティーやイベントに行ったり、そのための服を揃えたり。
ある程度仕方のない面はありますが、度を越した行動は時に痛々しく、周りからは「あんなにお金かけて、そんなに結婚したいんだね……」なんて冷ややかな視線を向けられている場合も。
既婚者に対して攻撃的になる
婚活が長引くと、結婚できないことへの鬱憤や悲しみが、既婚者へ向けられてしまう場合があります。
「大して可愛くもないのに、あんなにいい人と結婚するなんておかしい!」とか「どうせすぐ離婚するんじゃない?」など、既婚者に対して攻撃的になることも。
当然のことながら、よそのカップルについて外野が口をはさむものではありませんよね。そうした態度を見て嫌な気持ちになる人は周りにたくさんいるはずですし、それで婚活がうまくいくとも思えません。
やっかみが原因で、イライラや不満といったネガティブな感情をコントロールできない痛い人と思われて、良いことなど一つもないのです。
2. 「痛い・勘違いな婚活女子」と言われないためにすべきこと
婚活に求める条件をリセットする
自分が一生を添い遂げる相手だと思うと、ついあれもこれもと条件をつけたくなる気持ちはわかります。
わかりますが、そこは相手のある問題。自分がいくら望んでも、叶わないものは叶わないのです。
痛い婚活女子というレッテルを貼られてしまうだけでなく、婚活自体もまったく進展しない……という状況を避けるためにも、積み重ねた条件を一度リセットすることも、時には必要なことです。
現在の自分としっかり向き合う
婚活女子に限らず、女性はいつまでも若く、綺麗な自分でありたい願望を胸に秘めているもの。
時には鏡に映る自分の姿からを目を背け、過去の栄光にすがりたくなることもありますが……。
しかし現実から目をそらし続けても、いいことはありません。5年前に似合った服を着続け、流行遅れのメイクをし続けるよりも、今の自分の魅力を引き出すやり方を見つけるべきです。
やりすぎた若作りをして「痛い」と思われるより、その方がよっぽど素敵に見えるはずですよね。
自分磨きにも目を向ける
婚活というからには、異性との出会いのチャンスを増やすことは不可欠です。そのためにもパーティーやイベントに参加したりといった努力は欠かせません。
が、それと同時に自分自身を磨くことも必要です。誰かに愛されるためには、愛されるだけの自分にならなければなりません。
もちろん、背伸びすればいいってものではありませんが、何の努力もせずに見つけてもらうことだけを考えていては、いつまで経っても痛い婚活女子を卒業できないのです。
3. まとめ
婚活女子は、みんな幸せになるために頑張っています。
その頑張りや幸せになりたい気持ちが空回りして、「痛い」につながっているとしたら……それはとても悲しいことですよね。
婚活が長引くと、視野が狭くなりがちです。それでは叶うものも叶いません。時にはぴんと張り詰めた糸を緩める時間も必要ですよ。