結婚は女の子にとって一生の問題。
してみたい気持ちはあるけれど、いろいろなことを考えてつい二の足を踏んでしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで、人生の先輩たちによる「結婚したくなる名言」を集めてみました。ぜひ、楽しみながら読んでみてください。
1. 男性発・結婚したくなる名言集
「悪い夫を手に入れる女性は、たいがい結婚を急ぎ過ぎた人です。よい夫を得られるなら、いくら結婚が遅れても、遅すぎることはありません」
これは「ロビンソン・クルーソー」という物語を書いた、イギリスのダニエル・デフォーの言葉です。
周りが結婚し始めるとつい焦ってしまうけれど、本物の出会いを求めるなら急ぐ必要なんてないと勇気づけてくれます。
自分に合う人を、じっくり時間をかけて見つけたいですね。
「男と女―こうもちがった、しかも複雑な二人の人間が、互いによく理解し愛しあうためには、一生を費やしてもまだ長すぎはしない」
これは、フランスの社会学者、哲学者、数学者であるオーギュスト・コントの言葉です。
男女が出会い、お互いを理解し合うためには、一生でもまだ足りない長い時間をかけていくものだと、結婚の意味や覚悟を説いてくれています。
おじいちゃんやおばあちゃんになっても、こんな風に「相手をもっと知りたい」なんて思えたら素敵ですね。
「愛あるところに人生がある」
これは、インドで「非暴力主義」を貫き、イギリスからの独立を勝ち取ったマハトマ・ガンジーの言葉。
人生にはいろいろな喜びがあるけれど、愛があってこそ人は自分の人生をドラマティックに生きられるのだと思わせてくれます。
「愛するーそれはお互いに見つめ合うことではなく、いっしょに同じ方向を見つめることである」
これは「星の王子様」の著者として知られる、サン・テグジュペリの言葉。
結婚すると苦労や悩みも連続して襲ってくるけれど、二人で同じ方向を向いて一緒に乗り越えていけるのは素晴らしいことだと思わせてくれます。
「よき夫を作る天才でなければならない」
これは「ゴリオ爺さん」という小説を書いたことで有名な、オノレ・ド・バルザックの言葉。
どんな男性も最初から良い夫とは限らず、妻には自分の夫をより良い存在に育て上げる才覚と努力が必要であると説いています。
「本当にこの人と結婚してもいいのだろうか」と悩んでいる人は、なんだか勇気づけられますね。
「この世界にはあらゆる形の愛があるが、同じ愛は二つとない」
これは「グレート・ギャツビー」という小説を書いたことで有名な、F・スコット・フィッツジェラルドの言葉。
この世には数えきれないぐらいの人間がいて、その数だけ愛も生まれるけれど、今目の前にいる人との愛は他に変われるもののない、かけがえのないものだと気づかせてくれます。
「優雅は美貌と違ってすり切れない。それには生命があり、たえず新しくなる。したがって三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように夫に気に入られる」
これは、フランスの哲学者、政治哲学者、作曲家である、ジャン=ジャック・ルソーの言葉です。
女の子が結婚を躊躇するのには、やがて年を重ねて美貌が衰えた時でも、彼は変わらず自分を愛してくれるだろうか? という不安もあります。
ですが、自分の中身を磨き、必要な優雅さを失わずにいれば、夫となる男性はずっと変わらず愛し続けてくれると勇気づけてくれます。
2. 女性発・結婚したくなる名言集
「結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした」
これは「アンナ・カレニナ」や「肉体の悪魔」などの映画で有名な、女優のグレタ・ガルボの言葉。
長い年月を共に乗り越えて、お互いを大切に思い合う老夫婦の姿は、確かに美しいですよね。
そんな風に、一緒に年を重ねられる男性に出会いたいものです。
「結婚したから夫婦になるんじゃない。子供が産まれたから夫婦になるんじゃない。挫折を乗り越えて初めて夫婦になるんだ」
これは、元プロレスラーで現在はタレントである北斗晶さんの言葉。
結婚生活には逆風が吹くこともあるけれど、それを一緒に乗り越えてやっと本当の夫婦になれるのだと、力強く説いてくれています。
どんなにつらい事があっても、二人なら乗り越えていける。そんな気持ちにさせてくれます。
「人類は太古の昔から、帰りが遅いと心配してくれる人を必要としている」
これは、アメリカの文化人類学者であるマーガレット・ミードの言葉。
結婚するということは、自分の帰りをいつも心配しながら待っていてくれる人を得るということ。
太古の昔から、人間はそうやって安心できる居場所を作り続けてきたのだと思うと、なんだか感慨深いものがあります。
「私が結婚するのはたったひとつの理由からよ。それは、愛」
これは、世界的に有名なアメリカの女優、マリリン・モンローの言葉。
飾り気のない率直な表現が、いかにも彼女らしいです。
結婚には生活がつきものなので、ついお金や住む家のことなどを考えてしまうのですが、マリリンの言葉は「なんのために結婚をするのか」という原点に立ち返らせてくれます。
「すべてに手を取り合って、ともに成長していくもの」
これは、元アメリカ合衆国大統領、ジミー・カーターの妻であるロザリン・カーターの言葉。
結婚生活における困難の数々は、二人で手を取り合って乗り越えていけばいい。そう勇気づけてくれます。
ファーストレディーとして夫を支え、ともに苦労した彼女だからこそ、言葉にも説得力がありますね。
「年季が入ると一方がツッコミにまわれば、他方はボケにまわるというふうに自然に呼吸が合ってくるのかもしれない」
これは、飾らない気さくな人柄で「おっかさん」と親しまれた、女優の小林千登勢さんの言葉です。
本当の夫婦になれるまでは紆余曲折もあるけれど、毎日一緒にいるうちにだんだん呼吸が合ってきて、自然とボケやツッコミの役目もできてくる。
そう思うと、長い結婚生活がちょっと楽しみになってきませんか?
3. おわりに
「思わず結婚したくなる名言集」をお送りしましたが、いかがでしたか?
結婚生活には様々な困難がつきまとうものなので、結婚をするべきかどうか迷う人も多いと思いますが、何かに苦労するのは一人でいても同じ。
だとすれば、好きな人と一緒のほうが、何倍も刺激的で充実した人生を送れそうですよね。
今、目の前のある幸福を掴むべきか、逃がすべきか。この機会に、ぜひよく考えてみてください。