婚活が上手くいかない時、脳裏によぎるのは「結婚しない人生もありなんじゃないの……?」って思い。
筆者も、婚活を繰り返していた頃は何度も「結婚できないのではないか」と思っていました。その都度、結婚しない場合のシミュレーションも検討したほどです。
では、実際のところ結婚しない人生ってありなのでしょうか?
そこで、今回の記事では生涯未婚のメリット・デメリットをご紹介します。結婚を諦めた人こそ、ぜひチェックしてほしいです。
1. 生涯未婚のメリットは、なんといっても自由!
生涯未婚のメリットは、何者にも縛られずに自由で過ごせる点です。
例えば、筆者は既に既婚者ですが「東京に住みたい」と思ったら、夫の仕事が原因で結局諦めなければなりません。
ところが、シングルであれば仕事を辞めて転職し、東京に住むことも可能です。
また、たとえ仕事を辞めなくても全国に支店のある企業勤務であれば、転勤願いを出すのもありでしょう。
行きたい時に行け、住みたい所に住める。筆者が独身女性に最も憧れているのは、この点です。
2. 恋愛も自由! 夫の顔色を窺ったり、彼の親や兄弟に気を使う必要もなし!
未婚のいいところは、自由に恋愛できる点です。嫌になったら別れたらいいし、同時進行で恋活しても既婚者ほどトラブルにはなりません。
また、結婚すると夫の家族や兄弟との付き合いがあります。筆者はかなり仲がいいので問題ないものの、人によっては夫の親や兄弟のトラブルに巻き込まれているケースも少なくありません。(筆者の元彼も、弟の借金を支払っていたなんてこともありましたからね……)
つまり、恋愛よりも結婚は複雑で面倒なことが増えるのです。
3. 未婚のデメリットは、保険に申しむと実感する
未婚のデメリットは、生涯に渡り仕事をし続けなければならない点です。
もちろん、このご時世結婚しても共働きは必須なケースが多いです。ただ、夫婦であればいずれか一方が潰れても、もう一方が稼いでくれれば何とかなります。
また、夫が家のローンを組んでいる時は最悪亡くなってもローン支払いが免除される為、家は残ります。老後、住む家がなくなるなんて不安もなくなります。
しかし、一人の場合は自分が潰れたらそこで終わりなのです。
なお筆者の場合は、独身時代にガンと医療保険に申し込んだ時に、相談員の方から「人が生きていく上で必要なお金」について教えてもらい、また病気になった時にどれだけお金が必要なのかを事細かく教えてもらいました。
生涯未婚のデメリットを知りたい時は、まず保険の窓口に相談するとリアルな話を聞けるのでオススメです。
4. お互いの親、子供が助けてくれる
結婚すると、親が二人から四人に増えます。今まで二人の親から助けられてきたのが、今度は四人になります。筆者も結婚してから、互いの両親に多く助けを受けています。
また、子供のいる人は将来助けてくれることもあるでしょう。しかし、一人きりで生きるとなると、両親が死んだら孤独です。
最後は老人ホームを頼る方法もありますが、ある程度のまとまったお金がなければ入れません。
女一人で稼いでいい老人ホームに入ろうと思うと、非常に大変です。誰か助けてもらえる人がいる環境は、自身の精神を安定させることにも繋がります。
5. <まとめ>生涯未婚のメリット・デメリットをご紹介
筆者はフリーランスになり数年経ちますが、時々「東京に住んで色んな仕事をしたい」と思う時があります。
そんな時、ふと独身だったらもっと行動範囲も広がってチャンスも多かったのではないかと思います。
しかし、冷静に考えてみると筆者が安心してフリーランスの仕事ができるのは安定職に勤める夫のお陰だし、両親が助けてくれる環境だからこそ。
もし一人だったら、フリーにはならずあのままOLとして必死にしがみついていたことでしょう。
もちろん、夫や環境に頼るのが全ていいとはいえません。ただ、周囲の環境が整っているからこそ、将来に不安を感じることなく過ごせるのだと思います。
筆者自身、正直婚活していた頃は「無理して結婚するくらいなら、生涯独身の方がいい」と思っていました。しかし、今となっては結婚しなかったらどうなっていただろうと思うとゾッとします。
もし結婚に前向きになれない時は、FPさんや保険の窓口に「生涯の人生設計」を作ってもらうのがオススメです。
ぼんやり婚活していると、「まあいいか」と思ってしまいがちですが、人生設計を明確に立てられると「このままではヤバイ」と感じ、婚活も積極的になれること間違いありません。