恋をすると、どうしても相手のことが気になってしまいますよね。
自分に対する相手の反応に一喜一憂したことがある人は少なくないはずです。
でも、あなたが「恋をすると周りが見えなくなるタイプ」だとしたら要注意。
もしかすると、あなたは「恋愛至上主義」になっているかもしれません。
1. 恋愛至上主義とは
恋愛至上主義とは、恋愛が人間にとって最高の価値だと考えてしまう状態のことを指します。
愛し愛されることを全力で望んでしまう状態、とも言えます。
「恋愛=最高の価値」と捉えること自体は悪くないと考えています。
ただ、恋愛至上主義の特徴として「恋によって日常生活に支障をきたす」ことが挙げられます。
恋に夢中になりすぎて仕事に身が入らなかったり、大好きだった相手にフラれて外に出られないほど落ち込んでしまったり……。
また、好きになった相手を手に入れることに価値を感じることもあるようです。
「相手を好き」というより「相手を好きという状況が好き」と言いますか……。
そのため一度恋が冷めると、相手への感情も一気に冷めてしまうようです。
2. 恋愛至上主義な人の特徴
そんな恋愛至上主義な人の特徴を3つにまとめてみました。
恋愛最優先!
もっともわかりやすい特徴に「恋愛最優先」という点が挙げられます。
仕事や友人との約束より、まず恋愛を重視します。そのため気になる人や恋人と過ごすことを優先して、欠席や早退、直帰などを繰り返すことが多々あります。
本人としてはバレないようにやっているつもりだと思いますが、大体はその浮かれた言動でバレバレなことが多いです。時には友人・知人から反感を喰らうことも。
また恋愛至上主義の人は失恋後も「恋愛最優先」。失恋で落ち込んだ気持ちを優先してしまい、仕事が手につかなくなったり、サボってしまったり、体調を崩す人もいます。
恋愛を楽しむためなら手段を選ばないことも
恋愛至上主義の人にとって、恋愛は相手を手に入れるというゲームのようなもの。
気になる相手を手に入れたり、落としたいという快感を叶えるために恋愛をしているような状態です。
そのため、時には手段を選ばないなんてことも。気になる相手が人の恋人であっても気にせずアピールしていきます。
また、今の恋人との関係が冷めてくると、次の恋人候補を探したり、時には交際中に恋人候補をキープしておくなんてことも。
そんな恋愛至上主義の人は、彼氏がいない時期がほとんどありません。
気持ちの浮き沈み、感情の起伏が激しめ
恋愛が人間にとって最高の価値だと考えている恋愛至上主義者。
愛し愛されることを望むあまり、相手を振り回してしまったり、試してしまうことが多々あります。
相手を強く愛する分、自分も同じくらいかそれ以上愛されないと満足できない、という人もいるようです。
相手が自分の思い通りにならないと感情を爆発させてしまう、という人も少なくないようです。
飢えを満たすように恋愛に依存してしまう傾向があるとも言えますね。
3. 恋愛至上主義のデメリット
恋愛至上主義の人は、たくさん恋愛することになるでしょう。そのため、さまざまな人と向き合うことができるというメリットがあります。
が、恋愛至上主義には、
- たくさん恋愛することで「軽い女」と見られてしまう
- 相手から結婚を考えてもらいにくくなる
- 結婚できても、冷めやすい性質からすぐ離婚する可能性も
といったデメリットがあります。
また年齢があがるにつれ、周囲には結婚している人が増えていくことでしょう。
そうなると純粋に恋愛を楽しめる相手が減ってしまい、不倫に走ってしまう人も。
一時的には楽しいかもしれませんが、修羅場になる可能性大です。
4. 恋愛至上主義はやめるべき?
結論から言うと、あなたが恋愛至上主義であることに悩んでいないのであれば、やめる必要はありません。恋に夢中になることが悪いわけではないからです。
ただ、恋愛を最優先にするあまり、
- 日常生活に支障をきたしている
- 仕事に身が入らない
- 友人関係が悪化している
などの問題が起きているのであれば、恋愛至上主義な考え方を改めることを考えましょう。
「今は恋愛が楽しいけれど、いつかは結婚して、一人の人と長く向き合いたい」と思っている場合も同様です。
恋愛を最優先にしすぎて、失恋するたび身も心もボロボロになる、不倫や略奪愛に疲れてしまうといったときには、恋愛で得られる快感を他のもので補えるようにすべきでしょう。
恋愛を楽しむことは悪いことではありませんが、“あなた”がどうなりたいか、どう幸せになりたいかを考えながら行動するように心がけましょう。
5. <まとめ>自分自身と向き合う時間をつくろう
恋愛至上主義についてご紹介しました。
恋愛を最高の価値だと捉える姿勢は素敵ですが、それによって自分の身と心をすり減らしてしまっては意味がありません。
もし「誰かと結婚して、生涯を共に過ごしたい」と考えているのであれば、自分自身と向き合う時間をつくり、恋愛至上主義な考え方と距離を置くことをおすすめします。