「結婚したい」という思いに年齢は関係ありません!
巷では「超オトナ婚」や「シニア婚」といった「結婚したい」と考えている50代以上の男女の結婚を指す言葉があります。
そこで本記事では、50代で結婚したい女性に向けて、男性が思わず結婚したくなる女性になるためのポイントを紹介していきます。
1. 50代の結婚事情
まずは50代の結婚事情について紹介します。
「超オトナ婚」や「シニア婚」という言葉があるように、「結婚したい」という思いに年齢は関係ない! と思わされますが、総務省の国勢調査のデータより50代の結婚確率を算出したところ、
・50~54歳……10.3%
・55~59歳……7.6%
となりました。
晩婚・晩産化が進む世の中ですから、50代の結婚が現実的ではないというわけではないと思います。
ただ現時点では、50代の結婚確率は低いということが見てとれます。
参考文献1:平成22年度国勢調査
参考文献2:平成27年度国勢調査
参考文献3:50代独身は97%結婚できない?再婚率/結婚確率/未婚率を算出!
2. 50代結婚に対する男性の本音
また50代結婚に対する男性の本音も見ていきましょう。
婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントが行った、50~69歳で独身の男性・女性2000人に対して「シニア婚活」に関するアンケート調査によると、恋愛・結婚に対する願望について50代男性は
・結婚相手が欲しい 19.5%
・事実婚・同棲相手が欲しい 6.7%
・恋人が欲しい 15.3%
と恋愛・結婚に意欲的な男性が41.5%を占める結果となりました。
また「年の差婚を気にしない」といったアンケート結果もあります。
年の差婚の上限年齢を見ると、
・40代 37.3%
・50代 33.7%
・60代 2.6%
となっています。
参考文献:シニアが婚活する理由は?男性は「人生の充実」と「子供」、女性は「安心・信頼」を求めて
3. まず知っておこう! 結婚できない50代女性の特徴
「50代は結婚できない」わけではありません。しかしそれでも結婚できずに悩む人はいるはずです。
まずは結婚できない50代女性の特徴を知るところから始めましょう。
結婚できない女性の特徴を知ると、年齢以前にその人が結婚できない原因が見えてきます。
プライドが高い・理想が高い
年齢を重ねるごとに、男性を見る目が養われていくことでしょう。
しかしそれと同時に、理想の結婚相手に求める条件が高くなっていき、「こんな男性は願い下げ」とプライドが高くなっていったらどうなることでしょう。
一緒に人生を歩む相手として選びたくなくなりますよね。
自身のプライドの高さや理想の高さが、結婚を阻んでいることがあります。
「結婚するために妥協しろ」とは決して言いませんが、譲れない部分は1つだけに絞るなど、対策が必要です。
一人でも大丈夫と思われてしまう
「共に人生を歩みたい」と考える男性にとって、魅力的にうつるタイプは「守りたくなるような女性」なのではないでしょうか。
恋愛や結婚よりも仕事を最優先に頑張ってきた女性は、そのライフスタイルへの自信や堂々した姿が魅力的なのですが、一部の男性にはその姿が「この人は一人で大丈夫だ」と映ってしまうようです。
気になる異性ができたとき「この人は自分と一緒じゃなくても生きていける」と思われてしまうと、結婚が阻まれてしまうかもしれません。
4. 50代婚を成立させた人の特徴とは
先では50代婚の現実や、結婚できない50代女性の特徴について紹介していきました。
ここからは、50代婚を成立させた女性の特徴を見ていきましょう。
一部、結婚できない女性の特徴にも似た項目もありますが、理想の男性のタイプが人それぞれ違うように、理想の女性のタイプも人それぞれ違います。
いずれにせよ、”自分に自信をもつこと” が重要だということに気づかされるでしょう。
人生を謳歌している
「今まで独身でいてきた分、人生の色々な楽しみ方を知っていそう」(47歳・公務員)
「自由に自分の時間を生きていて魅力的に見える」(51歳・製造業)
「独身でも楽しそうなので自分も一緒に人生を楽しめそう」(48歳・通信)
引用元:50代の女性が結婚できる確率って?男性の本音と結婚するための方法
独身時代が長くても、自分の人生を謳歌している姿が目に映ると魅力的に感じますよね。
実際、人生を楽しむ姿に、ネガティブな印象を抱くことはありませんよね。
楽しそうに生きるその姿に惹かれ、「自分も一緒に人生を楽しみたい」と思う男性も少なくありません。
余裕が感じられる
「すでに結婚に対する焦りがないので、気軽にお付き合いを始められた」(54歳・商社)
引用元:50代の女性が結婚できる確率って?男性の本音と結婚するための方法
結婚願望が強ければ強いほど難しく感じるかもしれませんが、「良いご縁があれば」といったように、精神的に余裕がある女性に男性は惹かれるようです。
確かに、年齢を重ねる中で男女とも経験を積んでいるわけですから、余裕ある姿に惹かれるのも納得ですね。
自立している
「今更誰かを養いたいとは思わないので、経済的に自立している女性が良い」(55歳・サービス業)
「50代で結婚するとなると、それなりに将来の介護も意識するので安心する」(56歳・電気屋)
引用元:50代の女性が結婚できる確率って?男性の本音と結婚するための方法
上記で紹介した「余裕が感じられる」にも近い特徴ですが、経済的に自立している女性に惹かれる男性も少なくありません。
残りの人生を共に生きる「パートナー」を探している男性にとって、自立している女性の姿は魅力的に映るのでしょう。
また老後を考えると頭に浮かんでくるのが「介護問題」。経済的にも精神的にも自立した女性と話し合う中で、互いを支えることができる相手が見つかると、男性はその女性に安心感を覚えるようです。
5. 50代の結婚、ここに注意!
50代婚は決して夢物語ではありませんが、注意しなければならない点に
- 二人の健康面
- 二人の関係性
が挙げられます。
超オトナ婚をしたカップルの例ですが、結婚した直後に60歳になったばかりの男性側が倒れ、互いにバツイチ子持ちだったそのカップルは、男性の看病をやんわりと男性側の子供に断られてしまったと言います。
「私は看護したかったけど、あちらのお子さんたちにやんわりと断られて。そりゃそうですよね、大事なお父さんの病床につきあいの浅い女がいるのは許せないでしょう。でも私自身、断られて少しほっとしたんです。やはり年がいってからつきあうと、それまでのふたりの歴史がない分、看護や介護はむずかしいんじゃないかと思います」
引用元:50代で結婚!「超オトナ婚」のメリットデメリット
歳を重ねると、健康面や介護など、老齢に伴った不安が生じます。
結婚すること自体は可能ですが、結婚は目的ではなく、二人の未来をつなげるための手段だという意識で望みたいですね。
6. <まとめ>50代結婚の現状も把握しよう
50代で結婚すること自体は絶対に不可能というわけではありません。
しかし50代という年齢がもたらす現実に目を向けながら、婚活に臨む必要はあるかと思います。
二人の将来をよく話し合い、互いに支え合うことができる人と、出会うことができるといいですね。