失恋……痛みの中にいるときは、笑顔に戻れる日なんて永遠に来ないような気がしますよね。
「彼だけが男性じゃないよ、元気出して」
「時間が解決してくれる。なんでもなくなるから」
友達がかけてくれる言葉なんてちっとも胸に響かない。
“人のことだと思って……”
“何が分かるのよ!”
“彼以外の人を好きになることなんてあり得ない”
言い返したくなる気持ち、誰も分かってくれないと感じるつらさ、よくわかります。
今回は、誰にも分かってもらえない【つらい失恋から立ち直る方法】について経験者の1人としてアドバイスしたいと思います。
彼の悪い所を隅々まで思い出す
一説には想い出の品や手紙など、彼を思い出させるものを徹底的に排除するという方法も推奨されているんですが、私的にはイマイチでした。
物を捨てても、想い出は脳の中に残っているんです。
考えないようにしようとすればするほど、彼のことばかりが蘇ってしまう・・・。
だったら、いっそ徹底的に彼のことを考えた方がいいです。
もう嫌になるくらい集中して思い出すんです。
泣きたくなったら泣いたっていいじゃないですか。
ただし、ひとつコツをお教えすると、なるべく彼の「悪い所」を思い出すようにしてください。
「恋は盲目」っていいますが、お付き合いしているとき、『ちょっと嫌だな』という部分に目をつぶっていなかったでしょうか。
そういう1つ1つを隅々まで思い出して、できれば紙に書き出しましょう。
“私の具合が悪いときも友達と遊びにいってメールもくれなかった”
“お金にルーズで貸しても返さなかった”
“記念日を忘れ、誕生日もすっぽかされた”
書いているうちに腹が立ってきませんか?
「イヤな奴だな〜」って思えてきませんか?
それから、別れのとき、どんなことを言われたか、どんな態度をとられたか。
もし他の女性に気持ちが移ったのならキツいですけど、それも書き出しましょう。
“私への気持ちは冷めて、○○を好きになったと告げられた”
“一緒にいても楽しくない、ときめかないと面と向かって言われた”
思い出したくないかもしれないですが、文字にして、書いて、見る。しっかり受け止めるんです。
これ荒療治ですけど、絶対効きます。
書くことによって、『彼は固執するほど素敵な人じゃないかも…』と思えてきます。
まだ好きな気持ちがあっても、『あそこまで言われたんだから、もう付き合えないんだ。私を好きになる可能性のない人なんだ』と気持ちを吹っ切るきっかけになっていきます。