外では素っ気ないフリをしていても、二人きりになったら思い切り甘えたいと思っている男性は多いでしょう。女性の大半も、甘えん坊の男性は嫌いではありません。
甘えたがりの男性に対する女性の本音と、女性の母性本能をくすぐる上手な甘え方についてご紹介します。
1. 男性が甘えたくなる時って?
心身共に疲れた時
疲れた時は、誰かに癒してもらいたくなりますよね。
外でバリバリと仕事をして、いつも神経を張り詰めている人にこそ甘えたがりな男性が多い傾向にあります。
外でたくさんのプレッシャーをかけられてストレスが溜まっていると余計に、優しくされたいとか抱きしめられたいと癒しを求めるようになります。
女性を疑っている時
彼女の行動に「怪しい」と感じると、自分を安心させる為に思い切り甘えるようになります。
また、彼女を疑った時に甘えるのは、彼女の心を自分の元に引き留めたいという気持ちもあるでしょう。
不安な気持ちが「甘えたい」という衝動を起こさせます。
理性よりも衝動が勝った時
「好き」「愛してる」と言葉でいうよりも、先に体の方が動いてしまっているパターン。
衝動的に抱きしめたり、スキンシップを求めたりと、言葉で気持ちを伝えるより前に本能が勝つと、甘えた行動になります。
身も心も安心しきっている時
お風呂上りのリラックスタイムや、ベッドでまどろんでいる時など、心も体もリラックスしている時は、行動が解放的になります。
普段は理性によって甘えたい衝動を抑えてることができていても、心が解放状態の時にはタガが外れやすく、心身共に彼女に委ねることができるのです。
甘えられるというのは、彼女に対して安らぎを感じている証拠。「この人なら大丈夫」という安心感が、甘えたい気持ちを起こさせます。
2. 甘える男性、女性はどう思ってる?
甘えられるのが好きな人女性は多い
- 「甘えてくる男性、大好きです。私も一緒に甘えます。」(26歳/トリマー)
- 「いつも甘えられるのは絶対嫌だけど、たまにならOK。弱さを見せてくれると嬉しくなります。」(30歳/美容系営業)
甘えられることを「好き」と答える女性は多いです。
女性は、男性に甘えられると「自分だけに心を許してくれた」と感じ、親近感を持ちます。
「甘えられた」ということの特別感が、女性の喜びにも繋がるのです。
母性本能をくすぐられる男性に弱い
- 「母性本能をくすぐられると弱いんですよね。寂しそうな背中を見ると、構わずにはいられなくなっちゃいます。」(29歳/秘書)
- 「年下男性が好きで、あれこれ世話を焼くことに喜びを感じます。」(31歳/プログラマー)
女性には母性本能が備わっているので、甘えられると「私が何かしてあげなきゃ」という、子を守る母親のような気持が自然に湧いてきます。
ですから、男性に「○○してほしいな……」と甘えられると断ることができず、色々と尽くしてしまうのです。女性に世話好きな性格の人が多いのは、母性本能のせいなのです。
一方で、面倒だと思う人もいる
- 「疲れている時に甘えられると、うっとうしいと思う時がある。」(32歳/企画系)
- 「甘えてくると、男ならしっかりしろよ! と思う。甘えられるのは苦手です。」(26歳/事務)
甘えられることが好きな女性がいる一方で、甘えられることが苦手な人も多いです。
特に、仕事で疲れている時に「ご飯作って~♪」などと男性がおねだりすれば、たちまち彼女の期機嫌は悪くなるでしょう。
甘える男性に「頼りない」とか「情けない」とイメージを持つ女性も多くいます。
3. 女性への上手な甘え方とは?
いつもいつも甘えないこと
毎日のように女性に甘えてばかりいると、女性に「邪魔くさい」と思われてしまいます。
女性は、男性がたまに甘えてくるから嬉しいわけで、いつも甘えてくると面倒に感じてしまうのです。
しょっちゅう甘えるのではなく、例えば週末だけとか、特別なイベントの時だけのように決めて、小出しにしていきましょう。
普段は男らしく、頼もしい姿でいること。いつもふにゃふにゃだと、女性に愛想をつかされてしまいますよ。
おねだりは小さな願いに留める
女性におねだりをする時は、すぐに叶えることのできる簡単なものにしましょう。
例えば、「どっちの服がいいと思う?」と決定権を委ねたり、「コーヒー淹れてほしいな」とお願いしたりなど、パッと気軽にできることがベター。
手間暇のかかる料理をお願いしたり、遠くの街まで買い物に付き合わせたりなど、大変なことばかりをおねだりしていると嫌われます。
相談や弱みを見せる
仕事の相談や自分の弱みをさらすことは、男性にとってプライドの傷つくことかもしれません。
しかしここは、彼女を信頼して心の内を打ち明けてみましょう。きっと二人の絆が深まるはずです。
4. 甘え方の上手な男性は女性に好印象
女性には、男性が甘えることを好意的に思っている人が多いです。
ですから、いつもリードしているばかりではなく、たまには女性に甘えてみましょう。
甘えてばっかりだったり、無茶苦茶なお願いばかりしていると愛想をつかされてしまいますので、上手な甘え方を心得てくださいね。