今回は、彼女にデートをドタキャンされる背景とその対処法について解説していきます。まずは、ドタキャンされないデートのプラン作りを取り上げ、最後には万が一、ドタキャンされてしまったときにスマートな対応ができるようなポイントを解説していきます。
1. 彼女からのドタキャンに隠された理由とは?
お付き合いしている彼女からデートをドタキャン(直前・当日になってキャンセルされること)されたという話はよく耳にします。そのドタキャンの背景には、さまざまな要因が隠されています。
もちろん仕事や体調不良など、やむをえない事情もあるでしょう。そのほかには、彼女自身の心理的要因(気分)や個人的な都合などが潜在している可能性があります。
今回は、彼女からのドタキャンに隠された理由について取り上げ、ドタキャンを未然に防ぐ予防策や、今後ドタキャンされた場合に取るべき行動・対応について解説していきます。
2. 彼女がデートをドタキャンする3つの心理
まずは、彼女がデートをドタキャンする心理的要因を3つ紹介します。これらは主にパーソナルな要因であり、彼氏自身が深く詮索してもわからない可能性もあります。
これらの要因があることを事前に理解しておけば、万が一ドタキャンされても、自分である程度の咀嚼・理解が可能となるため押さえておきましょう。
1:相手にあまり興味がなくなってきているから
1つ目に、「相手(彼氏)にあまり興味がなくなってきたから」といった理由が挙げられます。彼氏・彼女の関係性でお付き合いをする場合、どちらもそれぞれの異性に魅力を感じてお付き合いを始めているでしょう。
ただお付き合い当初の印象とのギャップであったり、長い年月を経て次第に興味が薄れ、魅力を感じなくなってしまったりといった場合があります。「冷めた」といった理由もこれらに起因している可能性があります。
2:好きな人の前では完璧がいいから
2つ目は、「好きな人の前では完璧でいたい」といった理由です。女性であれば、デート前には、メイクはもちろん、服装なども念入りにチェックを行いデートに臨むでしょう。
ただ、デート当日において、彼女自身が考える「完璧」ではない状態に不安を感じ、デートに行きたくなくなる場合もあるでしょう。例えば、当日の顔のむくみや肌の荒れ具合などもこれに該当してきます。
これは女性ならではの理由であり、男性の場合は、デート自体を重視する傾向にあるため、これらの性格や捉え方の違いを理解しておく必要があります。
3:自分のことで手一杯だから
3つ目は、「自分のことで手一杯だから」といった理由です。これは多少自己中心的な理由になってしまいますが、スケジュール管理が苦手な女性の場合、予定が詰まっておりデートどころではないといったケースも散見されます。
例えば、ほかの友達との旅行や飲み会・お泊まりなどは女性にも多いイベントといえます。男性側は、今お付き合いしている女性がスケジュール管理などを上手にしているのかどうか把握しておくこともポイントの1つです。
3. 彼女がデートをドタキャンする10の理由
ここからは、彼女がデートをドタキャンする10個の理由を取り上げていきます。
これらの理由は、彼氏自身が「理解できる理由」と「理解できない理由」、「意外性のある理由」などに大別できます。彼女がデートをドタキャンする理由において、実際にドタキャンされても許すことのできるさらなる理由付けを自分なりにしていくと効果的な対策となります。
1:天気が悪い
1つ目は、「天気が悪い」といった理由です。これは比較的、彼氏側にも理解できる理由といえます。
デートは天気が良い方が気分も上がるでしょう。しかし、土砂降りの雨や風の強い日などは気分も憂鬱になってしまいます。ここでのポイントは雨だけに限らず、風の強い日も女性はデートを嫌がる傾向にあることです。
それは、セットした髪型が風によって崩れてしまうからです。前述したように、「完璧」であることを求める女性にとって、髪型が崩れてしまうことはこれを阻害する要素となるため、風が強い日での大事なデートはなるべく避けることをおすすめします。
2:体調が悪い
2つ目は、「体調が悪い」といった理由です。女性の場合、季節の変わり目や気温・湿度の変化で風邪や熱を引き起こしてしまうケースがあります。
また、腹痛などもこれに該当するため、女性の体調管理は男性とやや性格が異なるということを押さえておくことが肝要です。
3:気分が乗らない
3つ目が「気分が乗らない」といった理由です。
男性にも今日はなぜか何をしても気分が乗らないといった日があるでしょう。これは女性も同様であり、直前まで楽しみにしていたデートであっても、直前になったり、当日になったりすると気分が乗らなくなり、デートを断るといったケースもあります。
4:彼氏との間に温度差を感じる
4つ目が「彼氏との間に温度差を感じる」といった理由です。これは2つのパターンがあります。
1つは、彼氏がデートに気合を入れすぎていて、彼女がその熱量についていけなくなるケースです。2つ目は、彼女がデートを楽しみにしているのに、彼氏がそのような態度を見せないケースです。
いずれの場合も両者間において温度差があるため、当日になって彼女が不安になったり、冷めてしまったりする場合があります。
5:デートプランに魅力を感じない
5つ目が、「デートプランに魅力を感じない」といった理由です。デートの場合、その内容(デートプラン)も重要となります。
例えば彼氏の趣味・趣向に偏ったデートプランである場合、彼女はそのデート自体に楽しみを見出すことができません。このような理由を回避するために、2人でしっかりと話し合いながらデートプランを練ることがポイントとなります。
6:彼氏の気持ちが見えなくて不安
6つ目が、「彼氏の気持ちが見えないことで不安に感じ、ドタキャンする」といった理由です。
彼氏の気持ちが見えなくなると「本当に自分のことを好きでいてくれているのか」「自分に魅力があるのか」など不安を抱いてしまいます。また、このデート自体がただの埋め合わせではないのかなどネガティブな思考にもなりやすくなります。このような事態を避けるため、適宜、彼女に自分の気持ちを表しておきましょう。
7:当日面倒になってしまった
7つ目は、「当日、面倒になってしまった」といった理由です。これは多くの男性側の「理解できない理由」に該当する傾向にあります。
ただこのような理由においても、複数の要因が重なることで、ドタキャンされる理由になってしまう可能性があります。例えば、「天気が悪いとデートプランに魅力を感じない」といった要素が多少ある場合、面倒に感じるケースがあるでしょう。
この理由単独だけでデートをドタキャンする場合は、彼女側にも非がありますが、実態としては複数の要因が重なりこのような理由になるケースもあります。
8:彼氏をキープ状態にしている
8つ目は、「彼氏をキープ状態にする」ためにデートをドタキャンするといった理由です。これはやや複雑であり、デートをしてしまうと何かが終わってしまうと考える女性も一定数いるため、このような理由があがってきます。
9:スケジュールが忙しい
9つ目は「スケジュールが忙しい」といった理由です。前述したようにスケジュール管理が苦手な女性が頻繁に口にする理由です。
また、交友関係が広い彼女であれば、コンサートなど友達優先といったイベントもあるため、彼女のスケジュールについてもある程度押さえながら、デートの日程などを決めていくことが大切です。
10:デートの誘い方のセンスがなかった
最後の理由として挙げられるのが、「デートの誘い方のセンス」です。彼女としては、「デート」は友達との遊びではなく、好きな人との大切なイベントの1つと多くの方が捉えています。
その大切なイベントの誘い方が冷たい・センスがない場合、たとえ直前でもデートをドタキャンする可能性が出てきます。「デートは誘う時も重要」ということを押さえておきましょう。
4. 彼女からのデートのドタキャンを防ぐ5つの方法
ここからは、彼女からのデートのドタキャンを未然に防ぐ5つの方法について紹介していきます。これら5つの方法は前述した「彼女がデートをドタキャンする10の理由」に基づいています。
ドタキャンをする理由を基にそれらを防ぐ予防策を講じることで、当日直前になって困らないようにしましょう。
1:リマインドする
1つ目は、「リマインド」です。これによって、「スケジュールが忙しい」ことを理由とするドタキャンを未然に防ぐことができます。また、当日のデートまで音信不通といったことは避けた方が良いでしょう。
「何月何日何時」にといったより具体的なリマインドを彼女にすることで、その時点でのスケジュールの見直しをしてもらえる可能性があるため有効的といえます。
また、自分はデートを楽しみにしている旨を彼女に伝えることで「彼氏の気持ちが見えなくて不安になる」ことも防ぐことができます。
ただし、リマインドがしつこいと感じ、逆にイライラさせてしまう場合もあるため、リマインドの頻度には注意が必要です。返信がこなかったり、既読無視をされたりした場合でもまずは静観してみることがポイントといえます。
2:天気次第でデートプランを変更する
2つ目が、「その日の天気によってデートプランを変更する」ことです。これは、「天気が悪い」や「当日面倒になってしまった」といった理由によるドタキャンを防ぐ効果があります。
この予防策を講じるためには、事前にいくつかのデートプランを練っておく必要があります。例えば、晴れの日の場合は、屋外中心のデートプランにし、雨の日の場合は、屋内中心のデートプランといった具合です。
複数のデートプランを練っておくことで「デートプランに魅力を感じない」といった理由によるドタキャンをも防ぐ効果が期待できます。
3:彼女が好きなことをする
3つ目は、「彼女が好きなことをする」方法です。これは、主として「デートプランに魅力を感じない」といったことに効果的とされています。
彼女の趣味や趣向に合わせたデートプランを練ることで、デートそのものが楽しみであるといった感情を抱かせられれば、ドタキャンの確率は格段に低くなるでしょう。
4:お店を予約したことを伝えておく
4つ目は、「お店を予約したことを伝えておく」ことです。これは、彼女のために事前にお店やレストランを予約したといった心配りが見られるため、「デートの誘い方のセンスがなかった」といった理由によるドタキャンを防ぐことができます。
また、彼女のために自らが率先してお店の手配をしたことをアピールできれば「気分が乗らない」といった理由によるドタキャンも回避することができます。
5:相手の状況を理解しておくようにする
5つ目は、「相手の状況を理解しておくようにする」ことです。これにより、「スケジュールが忙しい」といった理由によるドタキャンを回避することができます。
例えば、遠距離恋愛でお付き合いをしている場合などは、デート場所に向かうだけでも一苦労でしょう。相手の金銭状況やスケジュール状況などを理解しておくことでドタキャンを回避できるケースもあります。
また、仕事の忙しさや体調などにも気を配ることで、精神状態などにも配慮してあげることが好ましいでしょう。
5. 彼女からデートをドタキャンされた時に取るべき5つの行動
ここからは万が一、彼女からデートをドタキャンされた時に取るべき行動を5つ紹介していきます。
楽しみにしていたデートを当日になってドタキャンされると自分自身も困ってしまいますが、まずは冷静に対応することが肝要です。
1:自分の予定を入れる
1つ目は、「自分の予定を入れる」ことです。当日にデートがなくなってしまい、1日の予定がぽっかりと空いてしまいます。
また、何もせずただ1日を過ごしていると、彼女に対しての不満やむかつく感情が積もってしまうため、すぐに切り替えて自分の予定を入れることがおすすめです。
これによって、自分の時間を有意義に活用することができ、かつ彼女への不満もあまり感じなくなるでしょう。ドタキャンされたことをできる限りポジティブ・前向きに捉えることがまずは大切です。
2:相手を理解する
2つ目は「相手を理解すること」です。彼女がドタキャンをする背景には、前述したように何らかの要因があります。彼女に起因している理由もあれば、自分の対応や振る舞いが起因している可能性もあります。
そのような時は、相手を理解することに努めることが大切です。
3:少し残念がる
3つ目は、「少し残念がる」ことです。ドタキャンされた瞬間にまず怒りや不満をぶつけるのではなく、楽しみにしていたデートができないことに対して残念な気持ちを彼女に伝えることがポイントとなります。
これによって、ドタキャンの理由が「彼氏の気持ちが見えなくて不安」になっていた場合には、気持ちを新たにすることもできます。
4:しょうがないと軽く流す
4つ目は、「しょうがないと軽く流す」ことです。前述した「残念がる」とやや矛盾しているように感じますが、これも大切なポイントとなります。
前述した「残念がる」のポイントは「少し」です。大きなショックを受けて、残念と感じているのではなく、会えないことや一緒にデートできないことに対して残念がる気持ちを伝えることに意味があります。
その後は、「相手を理解する」姿勢を示すためにも今回のドタキャンを軽く受け流せるだけの精神的な余裕が必要となります。
5:再びドタキャンしないように注意する
5つ目は、「再びドタキャンしないように注意する」ことです。これは「彼氏をキープ状態にしている」ことを理由としたドタキャンを改善する効果も期待できます。
実際問題、何度もドタキャンをされてしまっては、2人の関係性は一向に進展しません。両者のためにも、繰り返しドタキャンしないように注意しておくことも大切です。
6. 彼女からデートをドタキャンされた時にやってはいけない7つの行動
ここからは、彼女からデートをドタキャンされた時にやってはいけない行動を7つ取り上げていきます。これらが過剰になりすぎてしまうと彼女を怒らせたり、場合によっては別れる、別れたいといった別れ話や喧嘩に発展したりします。
まずは、これらの行動はやってはいけないということを念頭に入れておくことが大切です。
1:彼女を疑う
1つ目は、「彼女を疑う」行為です。ドタキャンをされた場合、会話の中でその理由を聞くケースがあります。
彼女が言うドタキャンの理由には嘘も混じっている可能性もありますが、まずはその言葉を受け止め、理解してあげる姿勢が大切です。
2:相手を一方的に責める
2つ目は、「相手を一方的に責める」行為です。もちろん、当日になってその日のデートをキャンセルする彼女側にも非はありますが、一方的に責める行為は好ましくありません。
また前述したように、ドタキャンの理由が自分の行為に起因している可能性もあります。自身の行動を見直すためにも、相手を一方的に責める行為は回避することをおすすめします。
3:彼女の家へ押しかける
3つ目は、「彼女の家へ押しかける」行為です。この行為は相手に恐怖を与える恐れがあるため、やってはいけません。
また、体調不良や緊急の事態でデートをキャンセルした場合もあるため、実際に家に行ってその真相を確かめるような行為は避けましょう。
4:すぐ次のデートの約束を催促する
4つ目は、「すぐに次のデートの約束を催促する」行為です。彼女側からすれば、当日のデートをキャンセルしたのに、次のデートに再度誘われるのは、「うざい」と捉えられる傾向にあります。
次のデートの誘いは翌日以降にすることがおすすめです。
5:ドタキャンを引きずる
5つ目は、「ドタキャンを引きずる」ことです。ドタキャンをした彼女側も罪悪感がある中で、その事実を引きずることは好ましくありません。
ドタキャンされたことはたとえショックであってもきっぱりと忘れ、次回の楽しいデートプランを練ることに念頭を置くことが「神対応」となります。
6:理由を細かく問い詰める
6つ目は、「ドタキャンの理由を細かく問い詰める」行為です。前述したように、彼女がデートをドタキャンする理由の中には、「天気が悪い」や「面倒になってしまった」など些細なこともあります。
これらのことを細かくさらに問い詰めると、彼女側も良い気分にはなりません。ドタキャンの理由が嘘であることがわかってもまずは受け止めることが大切です。
7:やり返す
7つ目は、ドタキャンを「やり返す」行為です。この行為はあってはなりません。
ドタキャンをやり返し、繰り返しても2人の関係性は悪化する一方で、進展することはありません。ドタキャンをされたからとやり返す考え方は捨てましょう。
7. 彼女にデートをドタキャンされてもスマートに対応しよう
今回は、彼女がデートをドタキャンする理由を取り上げ、ドタキャンされた時の行動・対応について解説していきました。昨今のコロナウイルスの影響で、なかなか会う機会も設定できないため、ドタキャンは極力避けたいものです。
ドタキャンの背景には、彼女自身の理由や彼氏に対する不安や不満によるものもあります。これらをしっかりと押さえることで、デートまでの設定や万が一、ドタキャンされた時に対策を講じることができる知識となります。
ドタキャンをされてもまずはスマートな行動を意識することがおすすめです。