あなたの周りに、思わず顔をしかめたくなるような呆れる行動をとる男性はいませんか。
迷惑をかけられる側は苦々しく感じているのに、なぜか当の本人だけは涼しい顔。なぜそのような行動に出てしまうのか、呆れる男性の心理を知り、対策に役立てましょう。
1. 男性の呆れる行動とその心理
思い通りにいかないと機嫌が悪くなる
お腹が空いた時、仕事がうまくいかない時、恋人と意見が食い違った時……。人間は誰でもこのような場合にはイライラしてしまうものですが、普通は大人であれば感情をそのまま表に出したりしません。
しかし、呆れる行動を平気でとる男性は、「この俺様がイライラしているのだから、お前たち早くなんとかしろ!」と言わんばかりに不機嫌オーラをまき散らします。これは、この男性が周囲に甘えているからです。
大人になっても甘えん坊なのは、子どもの頃に親から十分な愛情をもらっていないからだと言われています。
恋人同士なら機嫌が悪くなった時に「大丈夫、大丈夫」と抱きしめてあげると安心して少しずつ優しい人になっていきますし、職場の上司や同僚なら、毅然とした態度は崩さず、それでいて相手のプライドを傷つけない言い方でその場を治めるようにすると、うまく付き合えるようになります。
神経質すぎて常にピリピリしている
物事をきっちりこなすのは良いことですが、あまりにも度が過ぎると日常生活や人間関係に支障をきたします。
たとえば、物を置く位置が少しでもずれていると許せない、電車の吊り革が汚くて握れない、「部屋が汚れるのが嫌だから」と彼女すら自分の部屋に入れようとしないなど……本人も辛いのでしょうが、これに付き合う周りも大変ですよね。
実際、「どうでもいいようなことでいちいちうるさく注意されるから、うんざりして別れた」と言っている女の子も多くいます。
このような男性は、「完璧じゃないと認められなかった」という経験をしているケースが多いです。
その対象は主に親や学校の教師ですが、少しの失敗でも手ひどく叱られることが多かったため、常にキチンとしていないと安心できないのです。
もし自分の大事な男性が神経質すぎると感じたら、「失敗してもあなたはあなたで何も変わらない」「そのままのあなたで十分に価値がある」と伝えてあげてください。
ナルシストでモテ自慢がひどい
しょっちゅう鏡をのぞいている、女性の視線を気にしてばかりいるなど、自分が好きすぎるナルシストな男性っていますよね。
しかも、こちらが聞いてもいないのにしつこくモテ自慢をしてくるのですから、一緒にいるとうんざりしてしまいます。
このような男性は一見自信満々に見えますが実はその逆!
自分に自信がなく、常にファッションに気を使っていなければバカにされるような気がするし、モテ自慢をするのは「俺にだってそのぐらいの価値があるんだ!」とアピールしなきゃ認めてもらえないと思うからなのです。
はっきり指摘するとかわいそうなぐらい傷つき、落ち込んでしまうので、自慢話は「ハイハイ」と聞き流し、事あるごとに内面を褒めて自信をつけさせてあげると良いでしょう。
自分より立場が弱い人に対して傲慢になる
上司にはペコペコ、部下には威張りまくるような男性は、会社の外でも同じようなことをします。
飲食店ではちょっと料理が出てくるのが遅れただけで怒鳴り散らすし、レジでお金を払う時は投げるようにトレイに落とす。本当にセコくてみっともないですよね。
しかし、本人はそんな自分のことを強い男だと思っているので、そうした自分の行動を武勇伝として話したがります。
なぜ、こんな人になってしまったのか? それは、これまでの人生で人からバカにされることが多かったからです。
一所懸命「俺はお前になんて負けない。強いんだぞ!」とアピールすることで、傷つきやすい自分のプライドを必死に守っているのですね。
このような男性に「こいつは自分より弱い」と思われるとモラハラのターゲットになるので、言うべきことはきちんと言い返し、あまりにも目に余る場合は周りにも相談しましょう。
目上の人には絶対に逆らえないので、上司から叱られると別人のようにおとなしくなるケースは多いです。
お金に細かく、異常なケチっぷり
お金を大切にすることと、ケチとは違います。
彼女とのデート代を1円単位まで細かく割り勘にする、自腹で参加の飲み会には絶対に出ないなど、「それってちょっとどうなの?」と首を傾げたくなるようなお金の使い方をする男性は、一緒にいてあまり楽しい相手ではありませんよね。
このような男性は家族にもお金を使わないので、結婚後は「これで1ヶ月やりくりしてくれ」と、どう考えても足りない金額だけを渡されるケースも多々あります。
損得勘定で物事を考える、自分さえよければどうでもいいというタイプの男性とは、付き合っていても嫌な思いをするだけなので、他にもっと良い部分がないのであれば別れたほうが良いでしょう。
過去にお金で苦労したことがトラウマになっている男性の場合は、「私も一緒にきちんとお金の管理をするから、楽しみにもちゃんとお金を使いましょう」と説得すれば安心できるかもしれません。
2. おわりに
呆れる行動をとる男性はたくさんいて、そうなってしまったのにもいろいろ理由はありますが、恋に仕事に忙しい女の子にはそんな男性と付き合っている暇はありませんよね。
相手の心理を知り、適切な対処をすることで、困った男性から受けるストレスを減らしましょう!