好きな人と付き合えるは喜ばしいことです。しかし、自分に自信がないと「彼女に不釣り合いなのでは」と不安な気持ちは付きまといます。
今回は、彼女に不安な気持ちを感じてしまうのはなぜかや、不安な気持ちの対処法もあわせて紹介していきます。
1. 彼女に不安な気持ちを感じるのはなぜ?
彼女に不安な気持ちを感じるのは、相手の気持ちが見えないと本当に想われているか分からなくなり、彼女と恋愛関係が続くようにと願うからこその悩みでもあります。
今回は、彼女に対して抱いてしまう不安や、不安に感じてしまう彼女の言動や行動、彼女に対する不安な気持ちへの対処法についてなどについて紹介していきます。不安な気持ちを拭い去って彼女と良い恋人関係を続けていくためにも参考にしてみましょう。
2. 彼女に対して抱いてしまう6つの不安
彼女に対して抱いてしまう不安には、愛情が冷めているのではないか、彼女が浮気をしているのではないかと疑ったり、別れ話をされるかもしれないなどがあります。
具体的にどういった不安なのかを考えることで、不安を払拭させる手立てになるため、自分の中で何が不安かについて考えてみましょう。ここからは、彼女に対して抱いてしまう6つの不安について紹介していきます。
1:愛情が冷めているのではという不安
自分ばかりデートを楽しみにしていたり、積極的な行動をとっていたりするのに、彼女はいつも受け身で、淡々としている様子だと、「自分ばかり好きで彼女の気持ちはあまりないのでは」と不安になります。
恥ずかしがり屋な彼女の場合は、外でデートしている時にそっけない態度になっていても理解できますが、二人きりの時でも愛情表現が少ないと、自分は本当に好かれているのかと疑問が湧いてくるでしょう。
2:浮気をしているのではという不安
彼女が可愛くて仕方がない場合には、「他にも彼女に想いを寄せる男が現れてもおかしくない」と不安に思いがちです。
会話の中で自分以外の異性が出てくると「アプローチされているのかな」や「すでに浮気をしているのでは」というマイナスなことばかり浮かんでくるでしょう。交友が広い彼女の場合は特に、自分の意識を変えない限り、浮気の可能性が不安としてついて回ります。
3:他の人のことを好きになるのではという不安
自分に自信がないと、「他の人のことを好きになるのでは」という不安が付きまといます。特に人気者タイプの彼女と付き合ってしまうと、余計に平凡な自分は役不足だと感じてしまうでしょう。
彼女の周囲に、外見的にかっこいい男性や社交的で会話が面白い男性が現れると、自分がどんどん価値のないような気がして、不安が募ります。
4:今後うまく付き合っていけるかという不安
自分と彼女の相性が悪い部分があると感じていたり、将来的な方向性や価値観が合わない点があったりするところで、今後うまく付き合っていけるのかと不安を感じることがあります。
付き合っていくには、状況が変わっても、お互いがお互いを大切にして関係を維持していけるかどうかが大切です。しかし、それを頭では理解しているものの、気持ちがついていかずに不安な気持ちを抱えてしまうこともあるでしょう。
5:自分とは不釣り合いなのではという不安
皆から慕われる女性や明るく可愛い女性などの素敵な彼女と付き合えることは、男性にとっては幸せすぎることです。しかし、自分が隣に並んだ時に「不釣り合いではないか」と感じてしまうと、このまま付き合っていっても良いのかと不安を覚えてしまいます。
お互い好きになったから付き合えたのに、余計なところでウジウジしていると思われそうで、この悩みを彼女に言えずにいるという方もいるのではないでしょうか。
6:別れ話をされるかもしれないという不安
彼女のことが好きすぎると、彼女を失うことが怖くなります。相手の気持ちは相手のものなため、縛ることはできません。それが分かっているからこそ、「いつか別れ話をされるかもしれない」という不安が生まれてしまいます。
3. 不安に感じてしまう彼女の言動や行動8つ
不安な気持ちがおさまらないと、彼女を束縛したくなってしまうこともあるでしょう。ここでは、この不安の原因となる彼女の行動には具体的にどのようなものがあるかを紹介していきます。
不安になる彼女の行動には、スキンシップを嫌がられることや他の男性と遊びに行くこと、連絡の回数が減ることやデートを断られる、態度が冷たい、会話が盛り上がらない、知らない男性と連絡を取り合っている、会話中にスマホばかり見ていることなどがあります。
1:スキンシップを嫌がられる
中には、恥ずかしくてスキンシップを嫌がってしまうことがあります。しかし、交際がある程度続いて尚スキンシップを嫌がられた時は、何かしら拒否する理由があるからです。
女性は、恋愛対象外の相手に触れられることを特に嫌がります。付き合っている身としては、彼女の気持ちに変化があったのかと不安に感じて当然でしょう。
2:他の男性と遊びに行く
他の男性と遊びに行くのは、彼氏からすると他の男性に心変わりするのでは、と不安に感じてしまう行動です。交際前から特定の男友達がいたとしても、遊びに行く頻度が高ければ「彼氏の自分よりも優先度が高いのかな」と不安になります。
3:連絡の回数が減る
連絡の回数が減ると、「早く声が聞きたい」や「早く会いたいな」など、自分のことを考えてくれていないのかと不安になるでしょう。
付き合いに慣れてくると、連絡の回数が減ることもありますが、彼氏の方にいつまでもラブラブな気持ちでいたいという想いが強ければ、余計に不安な気持ちが膨らんでしまいます。
LINE(ライン)を送っても既読スルーされることが増えると、「連絡をとりたいのは自分だけなのかな」「自分への関心が低いのかも」「今後もずっと連絡が少ないのかな」と悲しく感じてくるでしょう。
4:デートを断られる
多忙な時期はデートに誘われても応じられないこともありますが、頻繁にデートに断られると「あまり会いたくないのでは」と不安に感じてしまいます。本当に好きな気持ちがあれば、短い時間でも月のどこかで会う時間を作ろうとするはずです。
ただ「ごめん、忙しくて……デートはまた今度にしよう」と断られ続けると、「会う回数を減らして自然消滅を狙っているのかな」とどんどん悪い方向に勘ぐってしまうでしょう。
5:態度が冷たい
態度が冷たくなってしまうことも、彼女に不安を感じてしまう言動や行動です。好きな相手であれば、大抵の人は良く思われたい気持ちがあるため、態度が冷たくなるようなことはないでしょう。
付き合いが長くなって雑な対応が出てくる場合もありますが、態度が明らかに冷たければ、大切にされてないと感じます。
6:会話が盛り上がらない
好きな人と時間を過ごしていると、楽しいため、他愛ないことでも笑ってしまうのではないでしょうか。何か良くないことがない限り、会話が盛り上がらないことは少ない筈です。
しかし、何の話をしても、相手のリアクションが薄く、相槌や笑顔もなく、そっけない返答ばかりの場合は、「自分と過ごす時間はつまらないのではないか」と不安に感じてしまいます。
7:知らない男性と連絡を取り合っている
彼女の仲の良い男友達で、紹介されていたりすれば、まだ安心できますが、自分が全く知らない男性と連絡を頻繁に取り合っていた場合は、「他に気になっている男性なのでは」と不安が過ってしまうことがあります。
自分との連絡の頻度が下がっている時にそのような事実を知ってしまうと、「彼女の気持ちは自分から離れているのかも」と感じてしまうでしょう。
8:会話中にスマホばかり見ている
会話中にスマホばかり見ているのは、彼女の優先度が彼よりもスマホの方が高い可能性があります。例えば、SNSを見ていたり、ゲームで遊んでいたりする場合は、あなたとの会話よりもそちらに関心があることが分かります。
仕事の連絡を気にしている場合は仕方ありませんが、その態度に、落胆や苛立ち・不安を感じてしまうでしょう。
4. 注意が必要な女性の変化とは?
注意が必要な女性の変化には、外見や行動範囲の変化などがあります。付き合いはじめはあなたに好かれるようにと外見や行動範などをあなたの希望に合わせてくれていた場合は、気持ちがなくなってしまった途端にあなたの希望を気にしてくれなくなるでしょう。
例えば、外見の変化には、突然ダイエットや美容に力を入れ始めたなど、メイクやおしゃれの系統が変わったなどが挙げられます。この場合は、他に好きな人ができて、その人の気を引こうと努力している可能性が出てきます。
また、これまでのデートでは「遊園地に行きたい」や「一日めいっぱい遊びたい」と活力的だったのに、「デートは近場でいい」などと、二人で出かける行動範囲が狭まり、デートを楽しみにしている様子が見られなくなれば注意が必要です。
5. 彼女に対する不安な気持ちへの対処法7つ
最後は、彼女に対する不安な気持ちへの対処法を考えていきましょう。
彼女に対する不安な気持ちへの対処法には、一旦距離をおくことや自分に自信を持つこと、自分の気持ちを素直に伝えること、没頭できる趣味を見つけること、前向きな考えを持つことや友人に相談すること、彼女を束縛しないことなどがあります。
1:一旦距離をおく
一旦距離を置くことは、そのまま別れを連想してしまうため、不安を助長させるのではと感じることもあるでしょう。しかし、自分の気持ちを整理するための行動としては良案です。
不安な気持ちを抱えたままでは、解決策は出てきません。不安な気持ちから、相手に対して過度に束縛するようなことがあれば、彼女は嫌がった場合に喧嘩の元になるでしょう。
このような状況の場合は、一度彼女と距離を置いて、気持ちに冷静さを取り戻すことを目指します。距離を置くことで、彼女があなたの大切さに気づき、彼女の態度が変化するケースもあります。
2:自分に自信を持つ
彼女に想われていないや、関係が上手く続いていかないかもしれないなどと不安に思ってしまうことは、自分に自信がないことが大きな原因です。
自分磨きをして自信をつけることで、彼女に惚れ直してもらえば、不安な気持ちが薄れていきます。ジムで体を鍛えたり、服装や髪型を変えるなど、「今なら彼女と釣り合っている」と言えるところまでおしゃれに気合を入れてみると良いでしょう。
3:自分の気持ちを素直に伝える
不安を感じている時には、不安な気持ちを抱えていることを素直に彼女に伝えてみましょう。あなたが不安に感じていることに気づいていない場合は、彼女が無意識に不安にさせる行動をとってしまっていたという可能性もあります。
彼女にとって気持ちが冷めたなどそういった意味がなく、ごく自然な行動だった場合であれば、「私の行動が不安にさせていたなんて」と彼女もびっくりすることでしょう。自分の気持ちを伝えて彼女の真意を知ることで、不安に感じる必要はなくなります。
気持ちがすれ違わず良い関係を続けていく秘訣としても、素直な気持ちを伝えてお互いを理解し合うことが大切です。
4:没頭できる趣味を見つける
彼女との関係で不安を感じている時に、「こういうことが不安になるんだけど」と訴えても、彼女に「気にしないで」と言われてしまえばそれまでです。
あなたが気にしない状況にならない以上、不安な気持ちは拭えません。一度「彼女のことは置いておこう」という気持ちになるためには、趣味など違うことに意識を向けたほうが良いでしょう。
実際、不安を感じやすい人には、暇な時間が多い傾向があります。暇な時間があるために、彼女のことばかり考えてしまうのです。没頭できる趣味を見つけることで、忙しくなるため余計なことを考えにくくなるでしょう。
5:前向きな考えを持つ
ネガティブな人は、些細なことでもマイナスな展開ばかり想像しがちです。そのため、不安になりやすく、彼女の気持ちを疑ってしまいがちです。しかし、前向きな考えを持つことで、不安な気持ちの方に流れていきやすいことにブレーキがかかります。
マイナスなことを考える時は、必ず「今自分は悪い方に考えを巡らせている」と気づき、前向きな考えを持つように気を付けましょう。
6:友人に相談する
自分一人で考えても、どう行動するべきか良い答えが出てこないことがあります。自分と彼女の性格などをよく知っている共通の友人に相談することで、客観的にアドバイスをもらえることもあるでしょう。
不安な出来事があってギクシャクしている時には、その友人が間を取り持ってくれる可能性もあります。
7:彼女を束縛しない
彼女に対する不安な気持ちを消したいからといって、彼女を束縛するのはおすすめできません。中には、大好きな気持ちが暴走して束縛の行為に走ってしまうという人もいますが、相手に窮屈な付き合いを強いると「自分勝手な人だな」と思われ、束縛された側は気持ちが冷めていきます。
今どこで何をしているかをしつこく報告するように強制したり、自分以外の異性とは会話させないなど束縛するのは、彼女に嫌われる可能性が高くなると思って良いでしょう。
6. 彼女に対する不安な気持ちを解消しよう
自分が好きな人と付き合い、自分を好きになってくれる人と付き合える関係は素敵です。しかし、自分の「好き」という気持ちが強すぎて、ふとした出来事から相手を信用できなくなってしまうと、付き合っているのに不安な気持ちが消えないという事態が起きます。
自分が不安だからといって彼女に対して、嫉妬や不安をぶつけたり、束縛したりするのは彼女の気持ちを冷めさせてしまう可能性が出てくるため注意しましょう。
恋愛を長続きさせるためには、一旦距離をおいて冷静になることや、自分に自信を持つこと、前向きな考えを持つことなどが大切です。自分に合った対処法を見つけて、彼女に対する不安な気持ちを解消していきましょう。