自粛生活で出会いの機会が減っている今、婚活も厳しい状況が続いていますよね。コロナ禍で婚活している女性たちはどのような悩みや葛藤があるのでしょうか。
街コンジャパン会員、20代後半の女性二人に、婚活のきっかけや現状の婚活状況を聞いてみました。
1. プロフィール
【名前】りこ(仮名)
【年齢】27歳
【職業】個人情報を管理する事務職
【住まい】大阪
【名前】あおい(仮名)
【年齢】27歳
【職業】保育園勤務
【住まい】群馬
2. 婚活は「イベント」「マッチングアプリ」を使用
――いつから婚活を始めましたか?
りこ 23、24歳の頃からです。仲がいい女友達と三人で、週3くらいで飲みに行きながら合コンをしていました。婚活イベントには2回くらい行きましたが、出会いたい人と出会えなかったのでこれからどうしようかなという感じです。
――あおいさんは、いつ頃から婚活を始めましたか?
あおい 去年の夏から婚活パーティーや、マッチングアプリを始めました。
それまでマッチングアプリは使っていなかったですし、合コンにもあまり行ったことが無くて、女の子同士でずっと遊んでいました。
でもみんな色々やっているんだということに気づいたんです。私の周りには10歳くらい年上のお姉さん的存在の人が多いので「もっと色々やりなよ!」ってノリでマッチングアプリに登録させられて(笑)一緒に行くからパーティーに行こうとか、どんどん引っ張っていってくれるんです。
3. 婚活のきっかけは、仲のいい友達が同棲を始めたこと
――なぜ、婚活しようと思ったんですか?
りこ 普通に幸せになりたいからです。パートナーがいて、しょうもないことで毎日笑って、一緒に色んな所に出かけるっていう、そんな普通の幸せを感じたいです。
――理想像を描いている感じですね。そういう理想像があるのは前からですか?
りこ 直近で付き合った人がそういう人で、すごく楽しかったんです。それまではそういう恋愛をしてこなかったから。今まで付き合っても癖のある人ばかりだったので、これが普通の幸せなんだろうなと感じました。
――あおいさんは、婚活をしようと思った理由はありますか?
あおい 今まで男性とお付き合いする経験があまりなく、気づいたらこんな歳になっていて。仲の良かった友達が同棲を始めて、 ずっと一緒にいたのに置いてけぼりのような気持ちになりました……。
今までだったら「いつかは結婚するんだろうな」とか「自然に結婚できるだろうな」と思っていましたが、それじゃダメなんだなって感じたのがきっかけです。今の時代は自分で行動して自分で幸せを掴みに行く必要があるので、行動して学んでみようと思いました。
男性とどうやって話すとか、どういう服装だと男性が喜んでくるれるとか、そういうことも考えなくてはいけないんだと初めて知りました。
4. 30歳までには結婚したいけど、マッチングアプリは難しい
――いつ頃までに結婚したいですか?
りこ 30歳になるまでには結婚したいと思います。
あおい あまりないです。35歳くらいまでに結婚できたらいいですけど、仕事をもう少し頑張りたいなって思います。今の仕事は3年目で、大学を出てから勉強をし直して保育士になりました。みんなよりもロスがあるので、社会に出たこの時間を頑張ってから結婚したいです。
――いつからマッチングアプリを使い始めましたか?
りこ 23、24歳くらいです。合コンや飲み会と並行して使っていました。
今も使っているのですが、時間の無駄になってしまっているので、じゃあどうしたらいいの? って悩んでいます。合コンやパーティーに行っても自分の思っている理想の人は来ないし、マッチングアプリを使っても出会いたい人に会えないしって思います。
――あおいさんはどうでしょうか?
あおい マッチングしてもなかなか会うまでにいたらないです。メッセージ交換をだらだらして終わっちゃうので、難しいなって思います。1回会ったら2回目はもうブロックされているみたいなことがあったので、なんか悲しいなと思います。
5. 周りと比べる焦りや葛藤
「周りが結婚しだした」「友達が同棲し始めた」と周りと比べると自分だけ取り残されているような、前に進めていないような焦りがありますよね。
そんな中婚活を頑張ってみようと意気込んでも、中々うまくいかないこともあると、リアルな声を聞けました。
コロナになる前と後で婚活の変化はあったのか、今の婚活事情はどうなのか、次回は「コロナ禍での婚活」についてお伝えします。