相手に合わせすぎて自分を見失うことがありますが、その反対に自分を主張しすぎて嫌われてしまう場合もあります。
自分では、いつもと同じつもりでも些細な行動や発言が引き金になり、結果的に嫌われてしまうケースもあるでしょう。周囲から嫌われてしまう人に共通している特徴をご紹介します。
1. 嫌われる人の特徴【性格】
男女問わず、嫌われる人はどのような性格でしょうか?
自分のことしか考えていない
自分のことしか考えていない人は、いつも自分が中心で他人を思いやる気持ちがありません。自分を大切にしているのではなく、自分だけが可愛くて大切だから、他人がどうなろうと関係ないと考えています。
周囲とのコミュニケーションの中でも常に自己中心的な考えをしているので、周りはあきれてしまうでしょう。
上から目線
人と話す時、上から目線で横柄な態度だと高確率で嫌われます。聞いてもいないのにアドバイスしたり、自分のことを棚に上げて注意したりするのは鬱陶しいです。
悪気はないかもしれませんが、相手に対しての接し方や話し方に気を付けましょう。
神経質
自分のこだわりが強く完璧で神経質だと、周りから接しにくいと思われます。また細かな部分を指摘したり、自分の思う方法でなければ納得しなかったり、こだわりを他人に押し付けてしまうと、周囲も疲れてしまうでしょう。
相手によって態度を変える
相手が自分にとって利益になるかどうかで判断し、それによって態度を変える人は嫌われる人そのものでしょう。上司には媚びを売り、部下には冷たく威圧的にするのは、周囲からも反感を買います。
2. 嫌われる人の特徴【言動】
悪口をいう
不平や不満は誰もが持つ気持ちですが、常に誰かの悪口や批判をするのは嫌われます。周囲の人を悪くけなしていると、誰からも信用されなくなります。
また、一緒にいる人も聞いていて気持ちよくなることはなく、不快に感じているはずです。自分では、周囲の気持ちを代弁していると思っているかもしれませんが、むしろうんざりしているでしょう。
人の話を聞かない
周りの注意やアドバイスを聞かずに、自分の思った通りに突き進む人は嫌われる傾向にあります。
上記でも紹介したように、自己中心的になりすぎて人の話を聞けないのなら、なおさら嫌われるでしょう。相手とのやりとりで成立するコミュニケーション自体が取れないので、徐々に周囲から孤立してしまいます。
常に自慢
自分の得意なことや頑張ったことを話すのはいいのですが、あまりに自慢しすぎてしまうと周囲も相手をするのに疲れるでしょう。
自己愛が強くて自分はすごいと思うのはいいのですが、それが毎回であったり自慢しすぎだと思われたりすると、うっとおしいと思われます。
なんでも否定
知らないうちに相手を否定していることはありませんか? 自分は違う考えだと伝えているだけかもしれませんが、言葉選びや言い方によって相手は受け入れてもらえないと感じているかもしれません。
仲が良くても、いつも同じ意見になることはなく、時には意見の相違もあるでしょう。すぐに相手を否定するのではなく、一度受け入れてから違う考えだと伝えましょう。
3. 嫌われる人の特徴【その他】
挨拶しない
挨拶はコミュニケーションであり、敬意を表すものです。社会生活の常識であり、当たり前の行動でもあるでしょう。自分が挨拶しているのに挨拶をしない人、挨拶を自分からできない人は嫌われます。
それだけ? と思うかもしれませんが、挨拶は常識になっています。挨拶をしないと相手から何様だと思われるでしょう。
敬語が使えない
社会に出たら、敬語を使う機会が増えます。目上の人に話す時は敬語を避けることができませんが、敬語が離せないとなれば相手を気遣うことができない、常識のない人に思われるでしょう。
日本では敬語の文化を大事にしているので、使えるように努力しましょう。
嘘をつく
平気で嘘をつく人は、他人から嫌われるだけでなく信用を失います。相手を思いやる嘘はいいのですが、常に嘘だらけの状態だとコミュニケーションも取れなくなり、誰からも相手にされなくなります。
自分を良く見せようとする人は嘘をつくだけでなく、嘘に対して悪い気持ちも持ちません。
感謝の気持ちを持たない
誰かに何かをしてもらった時、ありがとうという気持ちを言葉で表すと思います。しかし感謝の気持ちを持たずに、誰かに何かをしてもらうのは当たり前だと態度に出している人は嫌われるでしょう。
特に家族や親しい人に対して、感謝を表すことはしないかもしれませんが、身近な人だからこそ感謝しなければならない相手です。感謝の気持ちを持って身近な人に接しましょう。
4. おわりに
嫌われる人にはいくつかの特徴があります。自分自身では気が付かないかもしれませんが、自分の周りから人がいなくなったと感じたら、それは日頃の態度や言動のせいかもしれません。
嫌われないために言動を見直し、周りに感謝の気持ちを持つようにしましょう。