素敵な自分になって、最高のパートナーをゲットしたい。それには、「高いハードル」をクリアしなくては! と日々感じている、完璧主義な婚活女子は案外多いものです。
しかし、完璧主義な考えが邪魔をして恋愛が上手く行かないことも……。恋をしたいなら、完璧主義を手放す勇気が必要かもしれません。
ここでは、完璧主義な人の特徴やなぜ恋愛がスムーズに進まないかなどについて、解説します。
1. 完璧主義が恋愛にもたらす影響とは
完璧主義な人は、多かれ少なかれ他人からの評価を気にする部分があると言われています。完璧主義の人は、「自分のマイナス面を相手に見られたくない」「失敗をしたくない」などと思いがちです。
しかし、世の中には自分がマイナスだと思っていることも、実はそうではなかったり、失敗してもまた挑戦したりすることもできるもの。
ただ、完璧主義の人はたった一人が自分のことを理解してくれなかったり、否定されたりしただけでも、とてつもなく落ち込んでしまう傾向にあります。
そのため、恋愛にいたっても「みっともないところを見られたら嫌われてしまうかもしれないから、決して愚痴を吐かない」と決めていたり、「振られるのが嫌だから、絶対に自分からは告白しない」という人もいるのです。
しかし、そうすることで相手と心の距離が離れることもありますし、せっかくの恋愛のチャンスを逃すことも少なくありません。
つまり、本人は完璧な恋愛を目指しているつもりでも、逆に遠ざけてしまう結果になることが多いのです。
2. 完璧主義な人が恋愛で気をつけるべきこと
完璧主義の人は、恋愛でも「○○であるべき」「○○しなければならない」という自分なりのルールを持っている傾向にあります。しかし、恋愛は1人でできるものではなく、相手があってこそ成立するものです。
そこで、完璧主義の人が恋愛で気をつけるべきことを、以下にご紹介します。
相手のあら探しばかりをしないこと
完璧主義の人は独自のルールにこだわりが強いため、相手がそのルールから外れているのを見ると、嫌な気持ちになってしまいます。
例えば、「メールは男性の方から送ってくるべきなのに、それが少ない」「食事では相手が奢るべきなのに、割り勘の回数が結構多い」などと事あるごとにジャッジし、自分の考え方こそが正しいと再確認するのです。
そして、その基準を満たしていないと「この人は理想の相手ではない」とすぐにシャットアウトします。
確かに、相手が自分の希望に合っていると心地が良いものですが、100%自分の考え方に沿う人はいません。なぜなら、自分と相手は違う人間だからです。
そのためには、相手も1人の人間だと理解し、違う部分があって当たり前だという考え方の余裕を持つことが大切だと言えます。
失敗してもすぐに投げ出さないこと
完璧主義の人にとって、失敗するのはとても恥ずかしいこと。例え、相手から見ればたいしたことはない程度のものでも、失敗してしまった自分を責め続けてしまいます。
そして、相手に対して失敗をしたという事実が許せずに、恋愛自体を諦めてしまうこともあるのです。または、「これ以上みじめな思いをしたくない」と感じ、相手と距離を取ってしまうこともめずらしくありません。
しかし、恋愛に失敗はつきものです。緊張のせいでいつものようにスムーズに話せなかったり、デートをするお店を入念にチェックしていても、臨時休業だったりなどのハプニングはあります。
失敗と言っても自分以外の不可抗力が影響することもありますので、一方的に投げ出すことは避けるようにしましょう。
3. 好きになった相手が完璧主義な場合はどうずればよい?
自分自身が完璧主義な場合はもちろん、好きになった相手が完璧主義だったというケースもありますよね。完璧主義な相手の恋愛対象になるには、以下のように相手を安心させてあげる態度が必要となります。
相手の良い部分はしっかりと褒めよう
完璧主義の人は、「自分の欠点を相手に見せたくない」と思う傾向にあります。そのため、自分がどう見られているかをとても気にするのです。
また、欠点にばかり目が行っている人が多いのも特徴だと言えるでしょう。だからこそ、好きになった人が完璧主義の場合は、相手の長所を見つけて具体的に褒めることをしてみてください。
「時間をきっちり守ってくれるので、あなたと会うときはとても安心する」「礼儀正しい人だって周りからも評判だよ」などの些細なことで構いません。
他人から認められたり理解されたりすることで、完璧主義の人は少しずつ心を開いてくれるはずですよ。
相手が失敗しても責めることを控える
完璧主義の人は「失敗した」と思ったら、強い不安感にかられがちです。嫌われたかもしれない、あきれられたに違いないと感じ、あなたを遠ざけようとしてしまうこともあるでしょう。
しかし、それは失敗=見苦しいものだと考えているからにすぎません。あなたはその気持ちを受け止め、決して相手のことを責めないようにしてください。
そして具体的に、「その事柄については全く気にしていない」ことをはっきりと伝えましょう。明確に言葉にしてもらえることで相手も納得でき、失敗しても取り返しがつかないというわけではないと捉えることが出来て行きます。