「パーソナルスペース」は、他人が近付いてきても不快と感じない距離のこと。なので、これが狭ければ狭いほど、その相手と恋人になる確率は高いと言われています。
実際、ただの友達と恋人の場合を比べてみると、パーソナルスペースの広さには結構な差がありますよね。相手との関係による距離の違いや、効果的な縮め方について説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 45㎝以内でも不快感を覚えなければ恋人候補
お互いに好意を持っている男女の場合は、パーソナルスペースが45㎝以内でも不快感を覚えにくいです。
むしろ、もっと近づきたくて、何かと口実を設けては近くに行ってしまったり、何気ないフリをして肩や背中に触れたりしてしまいますよね。この状態を「密接距離」と呼び、男女の関係としては恋人や夫婦がこれに該当します。
今のところまだ友達関係であったり、どちらかの片思いだったりする場合でも、パーソナルスペースが45㎝以内であることが多く、それがお互いに不快でないのなら、いずれ二人の関係が特別なものに変わるのは時間の問題でしょう。
友達同士の場合は?
一方、関係が単なる友達同士の場合、パーソナルスペースは一気に45~120㎝ほどに拡大。これを「個体距離」と呼びますが、範囲が広いのは人によって他人との距離を不快と感じる度合いに差があるからです。
これまでの友人関係を思い出していただくと分かりやすいと思いますが、グイグイ近付いてくるタイプの人もいれば、仲良くなってもどこか一定の距離をとるように接する人もいましたよね。
元々人と自分との間に垣根を作りにくいタイプの人は、友達同士の関係であってもパーソナルスペースが狭くなりがちなのです。
2. 女の子とのパーソナルスペースを上手に縮める方法とは?
特別な関係になりたい女の子がいる場合、重要なのは自然に、さり気なく二人の間の距離を縮めていくことです。
いきなりパーソナルスペースを45㎝以内に縮めようとしても、警戒されたり嫌われたりするだけ。
まずは個体距離の範囲で親しくなれるように頑張り、少しずつ自分の存在を相手に印象付けていきましょう。
第一段階:相手に好印象を与える
相手の女の子の恋人になれるかどうかは、第一印象でほぼ決まると言っても過言ではありません。男性と違い、一目ぼれをすることの少ない女の子は、外見だけでなく中身もきちんと知ってから恋をしようとします。
それでも、最初に受けた印象があまりにも最悪だと、よくないイメージが定着してしまい、後からそれを払拭するのは大変!
場合によっては友達関係にすらなれないこともあるので、清潔感、服装、話し方などに注意し、できるだけ好印象を持ってもらえるようにしましょう。
第二段階:共通の話題を増やす
無事に友達関係になれたら、少しずつ会話をする機会を増やしていきましょう。その際、相手の好きなものを知り、そのことについて話題を掘り下げるようにすると効果的。
誰だって自分の好きなものをよく知ってくれている人には、親近感を覚えるので仲良くなりやすいし、共通の趣味ができれば遊びにも誘いやすくなります。
ただ、全く興味のないことに対して興味のあるフリをすると、それがバレた時にかえって相手を傷つけることがあるので、最低限自分も楽しめるジャンルのことで共通の話題を増やすことが重要です。
第三段階:頼られる「特別な男友達」になる
相手の女の子と気軽に雑談したり、遊びに行けたりするような仲になれたら、そろそろ別の男性との差をつけていきたいところ。
ここを間違うと単なる「その他大勢の男友達」で終わってしまう可能性もあるので、自分は他の男とは違うんだというところを見せていきましょう。
ポイントは、楽しい時だけじゃなく、辛い時も自然に寄り添えること。女の子が元気をなくしていると面倒くさがって距離をとる男性もたくさんいるので、そこをあえて「どうしたの?」と温かく包み込むことで懐の広さを効果的にアピールすることができます。
ただ、女の子が言うままに振りまわされていてはただの都合のいい存在になってしまうので、気持ちに寄り添いつつ、意見を言うべき時はビシッと言うようにすることが大切です。
最終段階:「君は特別だ」と伝える
第三段階までくると女の子の方も「あれ、この人もしかして……」とこちらの気持ちに気付き始めるので、ここで最後のダメ押しをしましょう。
女の子は、なんとなくこちらからの好意を感じ取りつつ、でももしかしたら勘違いかもしれないし……と気持ちが揺れ動いています。
ここであえて焦らすのも時には効果的ですが、相手の女の子もこちらに好意を持ってくれていた場合、「やっぱり勘違いか」と落胆させることは、相手の心を深く傷つけ、かえって逆効果になることも。
なので、女の子が素直に弱音を見せてくれる仲になれたら、そのタイミングを逃さず自分の素直な気持ちを伝えましょう。
「君が特別な存在で、放っておけないからこうしてすぐそばにいるんだ」と真剣に告白することで、こちらの気持ちは真っすぐ相手に伝わるはずです。
3. 終わりに
恋人同士の関係になりたい女の子がいるなら、このように段階を踏んで少しずつパーソナルスペースを狭くしていくのがオススメです。
焦って急に踏み込んでも相手を怖がらせてしまったり、遊び目的だと勘違いされたりするだけなので、まずは仲のいい友達関係から始めてみましょう!