デリカシーのない人っていますよね……。私も思ったことをすぐに言ってしまうタイプなのですが、私が付き合っていた彼が、私以上にものすごくデリカシーのない人でした。
今回はそんな体験談を踏まえてデリカシーのない人への対処法をお伝えします。
1. デリカシーのない発言集
①男性ホルモン多い?
ある日お家デートでごろごろしている私と彼氏。急に彼が私の顔をまじまじと見てきてポツリと一言。
彼「え……!?顔に毛生えてる!?」
いや、唐突だな……。
私「え?もしかして女は毛が生えないと思ってる?産毛とか普通に生えるよ。」
彼「そうなんだ~!俺、女の人ってみんな産毛もないものだと思ってた!まっちゃんって、がさつだし、男っぽいし、普通の女性より男性ホルモンが多いから毛が生えてるのかと思ってた!(ニコッ)
ニコッじゃないんだよwwんなわけあるかww
でもまさか男性ホルモンが多いと思われていたのが面白くて笑ってしまった私(笑)
②肩かと思った!
ソファーでごろごろしている私と彼。
彼が私の後ろで寝ている状態でした。音楽番組を見てると、彼が私の胸でリズムをとりだしました。
私「いや、リズムとるのはいいけどとる場所(笑)」
彼「え!?胸だった!?肩かと思った!!」
……え!?胸と肩間違える!?だとしたら私の胸めちゃくちゃ固いじゃん……。
貧乳の私は地味にこの言葉に傷つきました(笑)
③え?くったくたのタイツ履いてきたの?
彼と旅行に行った時のこと。私は40デニールぐらいの薄ーいタイツを履いて、高さがあるサンダルを履いていました。
女性ならわかるかと思うのですが、薄いタイツって、つま先らへん薄くなりますよね?
イメージこんな感じです。
その時彼が爆笑しながら一言
彼「まっちゃん(笑)もしかして使い古しのくったくたのタイツ履いてきたの?(笑)」
んなわけあるか!!
旅行にくったくたのタイツもってくるかw新品じゃw
デリカシーがなさすぎて笑えてくるほどでした。
④むくんでない?太った?
これ!このセリフは世の女性みなさん一番言われたくないですよね。
彼はこういったセリフも日常茶飯事のようにバンバンいうタイプの人でした。
「なんか太ったね?」「顔パンパンじゃない?」「あんまりご飯食べすぎないで」とよく言われていた私。好きなだけ食べさせてくれ……。
2. なぜデリカシーがない発言をするのか
デリカシーがないことは無自覚
実際に経験した私がよくわかります。本当にほぼほぼこれなのだと思います。
「悲しかったよ」「傷ついたよ」と言っても「え?なんで?」と言われたことが多かったです。本人はまったく無自覚で思ったことをそのまま発言してしまうため、傷つけているという自覚がありません。
自分の価値観が他人と共通だと思い込んでいる
自分の考えと他人の考えが同じだろうと思っているため、自分が考えている価値観で判断し発言してしまうのです。男性ホルモン事件がその一例ですね。
発言に決め付けや押し付けが多くなってしまい、デリカシーがなくなってしまうのです。
3. デリカシーがない人と付き合っていくのなら
①自分の気持ちを正直に伝える
本人は無自覚で発言しているため、相手側が傷ついているなんてまったくわかりません。
私は「それを言われると傷つくよ。」「あなたは無意識だと思うけど、言われた側は~だと感じる。」と、素直に伝えていました。
注意すべきは、その時に怒ってはいけません! 言われたことにカーッとなって怒っても何も解決しないからです。相手はそもそも怒っている、悲しいなんてことを気がついてないのです。
素直に伝えると「こう言われるのは嫌なんだね、わかったよ。言わないように努力する。」と相手も努力をしてくれるようになりました。
デリカシーがない発言がゼロにはなりませんでしたが、伝える前よりは頻度が少なくなった気がします。
②あきらめてポジティブに考える
基本的にデリカシーがない人って治らないものだと考えていたほうがいいです。
なので、逆に相手のデリカシーのなさをポジティブに捉えて「裏表がない人だな」「素直な人だな」と考えたほうが心が軽くなります。
あなたのほうが一歩大人の対応をして、「また言ってる、よしよし」ぐらいの気持ちでいましょう。
実際私はこのデリカシーのない彼が年上だったのですが最後のほうは「はいはい、よしよし」と流していました(笑)
4. おわりに
私の体験談を踏まえて、デリカシーがない人への対処法を紹介しました。
基本的に改善されないものなので、「付き合っている彼がデリカシーがなさ過ぎて我慢できない……。」なんて方は別れたほうがよいのかもしれません。
相手が変わることを望むよりは、あなたに合った別の人と付きあうほうが幸せになれます。
私自身もそのあとの優しい彼と付き合った時は「傷つくことを言われない!」と驚きました(笑)
デリカシーがない人とは距離をとるか、自分自身の対処法で付き合っていくことをオススメします。