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自分で「クラフトコーラ」を作るには?

自分で「クラフトコーラ」を作るには?

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# おうち時間 # ダイエット

ライフスタイル

クラフトコーラは、なんとなく体に悪そうというコーラのイメージを覆す、健康的なクラフト飲料として注目されています。

天然の素材を使って作るヘルシーなクラフトコーラの専門店も登場して話題です。実は、クラフトコーラは自家製でも簡単に美味しく作れるドリンクなので、ぜひ自分で作ってオリジナルの味を楽しんでみましょう!

体に良い材料で作るクラフトコーラの作り方、クラフトコーラを作るメリットをご紹介します。

1. そもそもコーラの原料は何?

お店に並んでいるコーラと言えば、コカ・コーラやペプシ・コーラなどが有名です。そもそも、コカ・コーラもペプシ・コーラも薬剤師が調合した治療薬が起源となったドリンクで、初めは薬局で販売されていたと言われています。消化不良の薬、頭痛薬として誕生したコーラは、元々が健康ドリンクと言えるでしょう。

今現在、有名ドリンクメーカーのコーラについて、そのレシピは門外不出とされています。基本的にコーラは、スパイスやハーブ、フルーツが原料の飲み物です。

コーラマニアの間では、某有名コーラのレシピは「7X」と呼ばれる材料がメインとなっていると言われ、自宅で再現する人もいます。

「7X」とは、オレンジ・レモン・ナツメグ・コリアンダー・ネロリ・シナモンの6つの香油とアルコールで、この「7X」にシロップを加えてコーラが作られます。シロップの原料は、コカ葉由来の抽出液・砂糖・水・バニラ・カラメル・ライムジュースなどです。

つまり、コーラはスパイス&ハーブをふんだんに使った健康ドリンクと言えるでしょう。独自のスパイスを使ったオリジナルのコーラづくりにチャンレンジする人が増え、クラフトコーラを販売するお店も登場しています。

原料さえ分かれば作り方は簡単です。さっそく材料を集めて、自分だけの体に良いクラフトコーラを作ってみましょう。

2. クラフトコーラの作り方は簡単

クラフトコーラの味の決め手は、やはり配合するスパイスやハーブ、フルーツです。基本的な材料となる数種類のスパイス・ハーブを調達し、レモンなどを用意すれば準備はOKで、作り方そのものは難しくありません。通販などを活用して、好みのスパイス・ハーブを集めてみましょう。

では、クラフトコーラで使うスパイス・ハーブ・フルーツ類について、効能や役割を詳しく解説します。

カルダモン

カルダモンはカレーにも使われるスパイスで、清涼感があるスパイシーさが特徴です。スパイスの女王と呼ばれ、抗炎症作用や咳を鎮める作用、抗ウィルス作用、食欲増進作用、抗うつ作用など、様々な効能があります。

シナモン

スパイスの王様と呼ばれるシナモンもクラフトコーラには欠かせまん。独特の香りと甘みがあり、ビタミン類やナイアシン、鉄分などの栄養も豊富です。

漢方薬にも使われ、効能としては風邪予防・血管のアンチエイジング効果・肌トラブルの改善・ダイエット効果などがあります。

コリアンダーシード

パクチーの種のコリアンダーシード、ハーブティーやカレーなどに使われるスパイスです。甘くスパイシーな柑橘系の香りがします。

お腹が張りやすい人におすすめのスパイスで、消化不良の家庭薬として活用された歴史もあります。

ナツメグ

肉の臭み消しとしてハンバーグなどに入れるスパイスで、食欲増進・整腸作用の効果がある有効成分が含まれています。特有の香り成分オイゲノールには、殺菌・消臭効果、鎮痛作用もあり、胃腸が弱い人にもおすすめです。

3. 2種類のクラフトコーラレシピ

今回は、2種類のクラフトコーラレシピをご紹介します。いわゆるコーラらしい色をした「ダークコーラ」と、さわやかな柑橘の香りを活かした「シトラスコーラ」の作り方の2つ、そして「クラフトジンジャーエール」の作り方もご紹介しましょう。

4. 【ダークコーラの作り方】

材料(6杯分)
・シナモン、クローブ 5gずつ(砕く)
・八角 5個
・バニラビーンズ 1本(中のシードを出す)
・ナツメグパウダー 小さじ半分
・黒コショウ 1g(粒を砕く)
・レモン 半分
・砂糖 150g
・水 330ml

【作り方】
①レモンは皮を千切りにした後、果汁を絞ります。
②砂糖とレモン以外の材料を水300mlで煮だし、沸騰したら砂糖100gを入れて溶かし、レモン汁を加えて火を止めます。
③別の鍋で砂糖50gと水30mlを煮立たせカラメル色になるまで煮詰めてください。
④③に②を加え弱火で温め、冷蔵庫で一晩寝かせてシロップの完成です。

5. 【シトラスコーラの作り方】

材料(8杯分)
・カルダモン、コリアンシード 10gずつ
・シナモン 5g
・ショウガ 20g(スライスする)
・レモン、オレンジ 1個ずつ
・砂糖 150g
・水 300ml

作り方
①レモンとオレンジは皮をむいて果汁を絞ります。
②水300mlに①と砂糖以外の材料を入れて加熱します。
③沸騰したら砂糖を加えて数分に出して、オレンジ汁・レモン汁を加えて火を止めます。
④冷蔵庫で1番寝かせてシロップの完成です。

完成したシロップを炭酸水で割れば、美味しいクラフトコーラになります。2日目のカレーが美味しいように、一晩寝かせることでスパイスの味が馴染んで美味しいコーラ完成します。

作りたてのシロップを味見してみて、スパイスの味が強すぎたり、レモンの香りが目立ちすぎたりしても、一晩寝かせると味わいが落ち着くので楽しみに待ちましょう。

ちなみに、クラフトコーラ人気と一緒にクラフトジンジャーエールも注目されているので気になる人は作ってみてください。免疫力アップ効果があるショウガをたっぷりと使っているので、体も喜ぶレシピです。

6. 【クラフトジンジャーエールの作り方】

材料
・ショウガ 250g(スライス)
・水 500ml
・砂糖 200g
・ハチミツ 大さじ3
・シナモン 3本
・クローブ 10粒
・八角 2個

【作り方】
①鍋にハチミツ以外の材料を入れ加熱し、沸騰したら弱火にして20分煮込みます。
②ハチミツを入れ火を止め、冷蔵庫で一晩寝かせてシロップは完成です。

完成したシロップを強炭酸水で割るとクラフトジンジャーエールになります。

7. メリットいっぱいのクラフトコーラ作り

自分でクラフトコーラを作るのは意外と簡単で、メリットもいっぱいあります。

体の調子を整えるクラフトコーラ

コーラそのものが体に悪いイメージがついてしまった理由は、他のソフトドリング同様に糖分の高さにも理由があるでしょう。

本来は、東洋学の薬膳茶のように、体に良いスパイスやハーブを煮出して、飲みやすく甘みを付けた薬湯がコーラの起源です。今や添加物やカフェイン、糖分の過剰摂取が気になる市販のコーラを、体に良い飲み物として積極的に摂る人はいないはずです。

しかし、クラフトコーラとして手作りすれば、本来の体に良いコーラを自分で作れます。なんとなく疲れが溜まっている時、体の調子が優れない時などに手作りのクラフトコーラはおすすめです。

体調を整えるドリンクとして飲めるのが手作りのクラフトコーラの魅力でしょう。

ロックもホットも楽しめる

冷やして飲む市販のコーラと違い、手作りのクラフトコーラは冷やす以外の飲み方も楽しめます。冷えた炭酸で割るだけでなく、ロックでじっくりとハーブやスパイスの香りを楽しむのもおすすめです。寒い季節にはホットも美味しいので、色々な飲み方を楽しみましょう。

8. おわりに

クラフトコーラは、体の調子を整えたい時に飲む薬膳茶に似ています。栄養や効能のあるスパイスやハーブをふんだんに使って作るクラフトコーラは、家庭でも簡単に作れるのでぜひチャレンジしてみましょう。

自分好みの配合を楽しんだり、オーガニックのハーブや砂糖類を使ったっりしながら、オリジナルのクラフトコーラレシピを完成させてみてください。