ネットにこんな恋愛相談が寄せられていました。
恋愛感情についてご相談があります。大学3年生(女)理系です。
今年から研究室のゼミに参加するようになり、そこで出会った同期にどうやら恋愛感情を抱いているようなのです。
はじめは普通に同期として仲良くなりたくて内気な自分を叱咤しつつ積極的に話しかけていました。徐々に打ち解けてきて友人として会話が出来るようになりました。が、少し前から上記のとおりです。
小学校以来恋愛にほぼ触れずに生きてきました。恋多き友人もおり、他人の恋愛は微笑ましく見守ってきたのですが、自分のこととなると本当にどうしていいかわからず戸惑っています。正直こんなにリソースを食われるとは思っていませんでした。つい彼のことを考えてしまいなかなか研究等に集中出来ません。
これが完全な片思いなら「似合わないことはやめて研究に集中する」のが正解だと思うのですが、(私の思い込みもあると思いますが)彼もそれなりに女子として扱ってくれたり、二人でご飯のついでにデートスポットを散歩したり、会話にしても「この話題は脈があるのか?」とつい舞い上がってしまいます。
また私の好意が隠せていないのか研究室の他の人にも若干気を使われている感じです。申し訳ないです。
質問は2点です。
・恋愛感情とは常時相手のことを考えてしまうほどリソースを食うものなのでしょうか。私が年齢に対し未熟なだけで世間の方々はうまくこなされているのでしょうか。
・恋愛感情をうまく抑える方法はないでしょうか。同じ研究室だと何かと難しいような話も聞きますし、彼のことは友人としても大切なので気まずくはなりたくないです。
二人で夕飯にいった時など勢いで告白しそうになる瞬間もありますが、私の一方的な感情で相手や周囲に迷惑をかけるわけにはいかないので、どうしたものかと途方にくれています。自分がどうしたいのかもいまいちよく分かっていません。
進学を考えており研究に集中したい気持ちもあります。質問の回答以外にも何か体験談やアドバイスなどありましたらよろしくお願いいたします。
出典 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
「恋は盲目」というように、人は恋愛をすると周りが見えなくなります。 今回は、突然の恋愛感情に戸惑う女の子の相談に答えてみたいと思います。
1. 秋吉久美子さんでも恋愛をコントロールできない
今年の一月、女優の秋吉久美子さんが女子大生から恋愛相談を受けていました。その際、「彼氏いない歴=年齢」の女子大生に「ラッキー」と回答したそうです。
秋吉さん曰く、「恋愛の素晴らしいところは、論理や知性を超えてドツボにはまることだけど、そのおかげで人生を計画的に進められなくなる」とのこと。
つまり、「恋愛のドツボにはまっていなくてラッキー」と回答しているのです。別の回答では、「愛は不思議なウィルス」とも表現されたそうです。
相談者さんの質問も似たようなところがあります。研究に集中したいけど、恋愛感情によってリソースが奪われて困っている。恋愛感情を抑える方法はないかという相談です。
恋多き秋吉さんでも、恋愛中はドツボにはまってしまうのです。恋愛に未熟、熟練は関係ありません。なので、恋愛感情をうまくコントロールする方法はないと考えてましょう。
今、相談者さんは「不思議なウィルス」に感染しているのです。
2. 一流のアスリートは恋愛を禁止している
女子レスリングの浜口京子さんが恋愛の質問をされたとき、「今はレスリングが恋人です」と回答していました。レスリングに集中するため、恋愛をする暇はないという意味ですね。
相談者さんは研究にどの程度集中したいですか。本当に集中したいなら、浜口京子さんのように恋愛を封印して、同期とは距離をおくことも選択肢の一つです。
でも相談文を読む限り、楽しそうに見えます。
二人で晩御飯に行ったり、デートスポットを歩いたり、女子扱いをされて喜んだり、勢いで告白しそうになったり。とても楽しそうに見えます。それゆえ、恋愛を断ち切ってしまうのは惜しいと感じてしまうのではないでしょうか。
一度、味をしめてしまった恋愛感情ですが、封印する覚悟はありますか。
それとも恋愛感情とうまく付き合っていきたいですか。
3. 自分の恋愛感情をそのまま相手に伝えてみる
相談者さんは告白した際のデメリットを気にしています。でも最悪なのは、だらだらと恋愛感情が続いて、リソースが奪われ、研究も恋愛もうまくいかないことですよね。
なので、「不思議なウィルス」は早いうちに治療しましょう。 私からの提案はありのままを告白してしまうことです。
告白といっても、「好きです、付き合ってください」ではありません。「あなたに恋愛感情を抱いてしまい、研究に集中できない。どうしたらいいか」と、そのままを伝えて、話し合いをしましょう。その結果、以下の3ケースが考えられます。
ケース1:友達関係を維持
ケース2:研究のため、距離をおく
ケース3:付き合う
ケース1も2も相手に恋愛感情はないことが分かり、「不思議なウィルス」からは解放されます。友達関係を維持するか、距離をおくかは、話し合いの結果次第でしょう。
ケース3は両想いであることが分かるので、何も問題はありませんね。
恋愛は「不思議なウィルス」なので、じっとしていても治りません。一方的に恋愛を封印するか、相手と話しあうか。よく考えて最良の選択をしてみてください。
ちなみにケース3は、恋人関係という新しい日常が入ってきます。以前よりも忙しい日常になり、「不思議なウィルス」も消えません。でも、すぐに慣れると思いますし、以前よりも日常が楽しくなると思いますよ。