なんでもテキパキこなす人のことって、どう思いますか?
あくまで僕の意見なんですけども、そういう人ってどこか仲良くしにくい雰囲気ってありませんかね?
なんかこう、失敗をしない人って他人の失敗も許せないという勝手なイメージが先行してしまうというか、実際他者の失敗をちょっと笑うような人って、少ないながらもいるじゃないですか。
だから、個人的にはなんでもできる人って苦手です……。
ただ、気の毒なのは別に悪気なんて一切ない、ナチュラルボーンになんでもできる人たちですよね(笑)。
何事もテキパキこなせるだけで、勝手に僕みたいなのから敬遠されるというのも心外でしょうし。
悲しいかな、やっぱりなんでもできる人って、その万能ぶりが祟って周囲からの評価が悪くなりがち。
そこで今回は、どうしてこの手の人が周りから距離を置かれることが多々あるのか。
そしてどうすればそんな反応から解放され、親しみを込めて接してもらえるのか。これについて考えていきたいと思います。
1. なんでもできる人は損をしがち!
まずは、なんでもできる人がどうして周囲から敬遠されてしまうことがあるのか。
ここについて、なんでもはできない側から、これまで有能な人を見て感じた率直な意見を挙げてみたいと思います。
まず、社会には要領が悪くて仕事が遅い人って、一定数いますよね。なんでもできちゃう人よりも、こっちの人たちのほうが多いものです。
で、世の中は何につけても、多数派が主流になって動くもの。できる人に合わせて仕事が進むわけではなく、できない人に合わせて非効率的に仕事は進行します。
残業なんてその最たるものですよね。要領が良く、なんでもできる人なら定時までに自分のタスクはこなせます。
しかし要領の悪い人はそれができず、何なら休憩も人一倍取ったりもします。
それじゃあ仕事は終わりませんが、そういう人を差し置いてできる人が自分だけ定時上がりをすると、何故か嫌われるんですよね(笑)。
こんな理不尽な話はないんですが、その理不尽がまかり通っているのが私たちの社会なのです。
有能な人は、有能がゆえに足を引っ張られ、さらにヘイトを向けられることまである。これが現実です。
2. なんでもできる人の非モテ要素……
前述のように、とにかくなんでもできる人は些細なことで悪気もないのに、勝手に悪者扱いされちゃうことがしばしばあるわけです。災難ですよねぇ。
で、こちらの項目では、そういう人たちが恋愛面で損をしている可能性についても触れていきましょう。
悲しいかな、普通にしているだけで、非モテ要素を振りまいていると、周囲が勝手に思い込んでいることもあるのです。
たとえば仕事ができる人や仕切りが上手な人って、何の落ち度がなくても、あることないこと吹聴されるなんて話、よくありますよね。
人は本質的には他人の悪口が好きです。だから気づくと、根も葉もない話で周囲に嫌われてしまっている有能な人物も大勢います。
仕事ができる人は「アイツは枕をやってる」とか。仕切りが上手い人が「アイツは自分がリーダーじゃないと気分が悪くなる」とか。悪口も言いようですね。
なんでもできる人というのは、なんでもできるからこそ、なんでもはできない人たちから妬まれてしまうというわけです。
そしてそういう評価を下す人からは、当然モテなくなります。なかなか理不尽な話ですね。
3. なんでもできる人がすべき非モテしぐさの打ち消し法!
では、なんでもできるが故に周囲から半ば勝手に敬遠され、さらには非モテ扱いすらされてしまう人が、その印象を変えるにはどうしたらいいのか……という話になるのですが、これはもう、できない側にある程度迎合することが一番かもしれませんね。
人間、自分より優れた存在をあまり視界に入れたくありませんから。
たとえば合コンなんかでも、テキパキとサラダを取り分けるなんてことは、あえてせずにおきましょう。
デートの際に自分からプランを次々挙げていくのも、要領の悪い男性には苦手な存在と認識されがちです。
常々「こうしたほうがいいのに」と思う局面も多いでしょうが、それをしないことも非モテ扱いされないことに繋がるというわけですね。
あるいは、自分と同程度のなんでもできる人のグループに飛び込むことをおススメします。ぶっちゃけこれが一番ストレスがかからずに済むでしょう。
洗練された職場、洗練された交友関係を模索していくと、案外そういう世界はあるものです……ただ、都市部限定にはなりそうですが。
4. おわりに
なんでもできる人自体は、周囲にとって不可欠な存在です。だから「どうしてもここはこうすべきだよな」と思ったことについては、能動的に動くべきではあります。
これに対して感謝をしないし、何なら嫉妬する人ばかりがいるコミュニティに対しては、いっそ見切りをつけて出ていくというのもアリでしょう。
そうして、自分のできることを精一杯して、なお感謝されるような人間関係に巡り合えば、それでいいわけですし。
でも、みんながみんなそういう変化をすぐに求めることができるとも限りません。
ですので、現状のまま非モテ扱いされないためには、やっぱりある程度周囲を様子見するという、見(けん)に回る姿勢も大事になるんじゃないでしょうか。