『甘えんぼ』は2004年にリリースされた大塚愛さんの3枚目のシングルです。
その『甘えんぼ』は好きな人に対して、なかなか素直になれない不器用な女の子のことを歌っていて、多くの女の子の共感を得た名曲です。
『甘えんぼ』の歌詞からそんな女の子の心理を解説していきます。
1. 『甘えんぼ』って?
『甘えんぼ』は2004年にリリースされた大塚愛さんの3枚目のシングルです。
CDとDVD付きが同時にリリースされ、CDの方にも初回2万枚のみ限定で本人描き下ろしの絵本が特典として付いていました。
また、リリース1週目でオリコントップ10入りし、医薬品のCMに採用されたりもしました。
そんな大塚愛さんの『甘えんぼ』は、歌詞が女の子の心理を表していると多くの共感も得ていました。
『甘えんぼ』の歌詞の意味
上記で述べた通り、大塚愛さんの『甘えんぼ』の歌詞は女の子から多くの共感を得ている歌です。
『甘えんぼ』は好きな人に対して、なかなか素直になることができない不器用な恋愛をする女の子のことを歌っています。
そんな素直になりたいけど、素直になりきれないジレンマを抱えた女の子の心理が歌詞には含まれていて、歌詞と同じように素直になれない女の子たちは思わず納得してしまいます。
2. 『甘えんぼ』をYouTubeでチェックしよう
『甘えんぼ』という言葉からは、まだ幼い子供という印象を受ける人もいます。
そのため、大塚愛さんの『甘えんぼ』も、若い世代の女の子の歌という印象を持つ人もいます。
しかし、『甘えんぼ』のMVを観てみると、秋をイメージする枯れ葉舞うシーンが登場したり、大塚愛さんの歌い方も元気の良い女の子というよりは、大人の女性という印象を受けます。
MVの大塚愛さんが可愛い
大塚愛さんの『甘えんぼ』のMVでは、大塚愛さんが歌う姿を観ることができます。
大塚愛さんといえば、歌がうまいことも人気の理由ですが、デビュー当時からその可愛いさで話題になりました。
その可愛さは30代になっても衰えることなく、むしろファンの間では大人の雰囲気もあり、デビュー当時よりも可愛くなったと感じる人もいるほどです。
3. 『甘えんぼ』の歌詞でみる女の子の心理
大塚愛さんの『甘えんぼ』は、不器用で好きな人に対して素直になれない女の子たちから多くの共感を得た名曲です。
そのため、寂しいときや、喧嘩したときなどの素直になれなかったときに聴きたくなる曲です。
また、女の子の恋愛心理を突いた歌詞のため、恋愛をしていないときでも心がギューっとしてしまう女の子もいます。
甘えんぼ心理1:「強がらなくていい」女心
女の子が強がることがあり、その理由は複雑ですが、簡潔に表すならば「傷つかないように自分を守りたい」ためです。
傷つくことが怖く、泣くのも辛いので、強がって平気なフリをします。しかし、彼氏は自分を守ってくれる存在です。
そのため、彼氏の前では強がる必要はありません。喧嘩する度に別れをすぐに想定してしまうけど、また強がってしまいます。
そんな自分を守ろうとする自分が「なんだかかわいそう」と感じてしまいます。
甘えんぼ心理2:素直になれないのが「恋」
これまで傷つくような恋愛をしてきていても、いつかは「やっと出会えた」と感じるほど良い彼氏に巡り会えます。
そんな彼氏に甘えんぼになってしまうのは、今までの我慢が爆発したためです。
心から信頼できる彼氏と出会ったことで、まるで子供に戻ったかのように甘えんぼの駄々っ子になってしまいます。
駄々っ子になってしまうことで、素直になれず、また素直になれないことも彼氏に伝えることができません。
好きな人には素直になりたいけど、これまでの恋愛経験から、うまく素直になれなくなってしまっているということがあります。
甘えんぼ心理3:恋に永遠か確信がもてない
いくら信頼できる彼氏と出会えても、必ずその彼と結婚までするという確証はありません。
そのため、信頼はしているものの、どこか不安を感じることもあります。
しかし、自分は純粋に彼氏に恋をしているということは自分でわかることです。純粋に恋ができていることを幸せと感じます。
ですが、純粋な恋をしているからこそ、その恋を失いたくないとも感じています。
甘えんぼ心理4:大好きだから可愛くなりたい
好きな人から可愛く見られたいというのは女心として当然のことです。
しかし、素直な可愛い女の子を演じることができずに、意地を張ったり、束縛したり、信じることができなかったりなどしてきました。
ですが、素の自分を愛してくれた彼の前であれば、可愛い女の子になることができます。
女の子が男性に甘えるというのは意外と難しいもので、彼氏に甘えることができるということは女の子にとって大きな変化です。
甘えんぼ心理5:自分から壊してしまいそう
理想的な恋愛ができていても、素直になれないことで彼氏を信じきることができなかったり、試すような行動をしたり、感情をぶつけてしまうなどの行動をしてしまうこともあります。
これらは恋愛がうまくいっていても、不安を感じることがあるためです。
しかし、自分が素直になれず、これらの行動をしていることで、その恋を壊してしまうかもしれないと、さらに不安を感じてしまうことがあります。
そのため、彼氏に自分のことを離さないでいて欲しいと心の中で願っています。
4. 『甘えんぼ』の羨ましいポイント
大塚愛さんの『甘えんぼ』は好きな人の前で素直になれないというジレンマを感じる女の子の心情を歌詞にされています。
『甘えんぼ』で登場する女の子は、彼氏はいるものの恋愛で悩んでいる状況で、少し切なくて辛いように受け取る人もいます。
しかし、『甘えんぼ』を聴いて、歌に登場する女の子に対していくつかのポイントで羨ましいと感じる人もいます。
甘えんぼポイント1:愛を注いでくれる彼がいる
『甘えんぼ』に登場する女の子は、好きな人に対して素直になれないことを悩んでいます。
しかし、彼氏との恋愛がうまくいっていないというわけではなく、彼氏も素のままの自分を認めてくれていて、愛情を注いでくれています。
そのような人と出会い、結ばれていることが羨ましいと感じる人もいます。
ただし、これまでに辛い恋愛経験などもしてきたことが、逆に良い男性と出会うことで、離れたくない、素直になれないという別の辛さを感じてしまうこともあります。
甘えんぼポイント2:彼が自分と同じ価値観を持っている
彼氏が素のままの自分を受け入れてくれているということは、お互いが同じ価値観を持てているということでもあります。
素のままの自分を受け入れてくれる時点で、羨ましいと感じる人もいます。
ずっと一緒にいてもらえるか不安に感じてしまうこともありますが、それは一人で不安を感じることではなく、お互いが好きでい続けられるように、お互いが協力していくべき部分です。
甘えんぼポイント3:気持の上でも支えあえる
恋人がいると、楽しいことや嬉しいことを共有することができます。
また、辛いことがあったときには、お互いで気持ちを支えあうこともできます。
このような良いパートナーがいることに羨ましいと感じる人もいます。
良いことも、悪いことも、共有して支えあうことができるということも、お互いが相手のことを思いやり、信頼しているからこそ成り立つ関係です。
甘えんぼポイント4:いつでも「甘えんぼ」になれる
素のままの自分を受け入れてくれるような、素敵な彼氏と巡り会えたことで、これまでの恋愛経験が裏目になり、素直になれないなどの不安を抱えてしまうこともあります。
しかし、素のままの自分を受け入れてくれる彼氏なので、彼女が素直になれずに駄々っ子になっていることも受け入れてくれているはずです。
そのため、自分次第でいつでも甘えんぼになることができます。
5. 『甘えんぼ』以外にも女の子にささる大塚愛さんの歌
大塚愛さんの『甘えんぼ』は好きな人に対して素直に慣れない女の子の気持ちを歌った名曲です。
大塚愛さんが歌った曲には、この『甘えんぼ』以外にも女の子たちから多くの共感を得た名曲が多数あります。
大塚愛さんの人気の高さは歌のうまさや、その可愛さにもありますが、多くの女の子の感情にささる名曲をたくさん出されていることも理由の1つとなっています。
女の子にささる大塚愛さんの歌1:切なさに共感『プラネタリウム』
『プラネタリウム』は2005年にリリースされた大塚愛さんの10枚目のシングルです。
オリコンでは、初登場1位や月間シングルチャート1位などを獲得されました。
また、『プラネタリウム』はドラマ『花より男子』(TBS)や、「music.jp」のCMソングに起用されたりなどもしました。
曲は和風の要素が多く入った大人の雰囲気となっています。
女の子にささる大塚愛さんの歌2:笑顔になれる『SMILY』
『SMILY』は2005年にリリースされた大塚愛さんの8枚目のシングルです。『SMILY』は『ビー玉』と両A面シングルとなっています。
『SMILY』は制汗剤スプレーのCMソングに、『ビー玉』はシャンプーのCMソングに起用されました。
『SMILY』の歌詞はポジティブな内容になっていて、元気な大塚愛さんのイメージにとても合う曲となっています。
女の子にささる大塚愛さんの歌3:かわいい恋心を歌った名曲『さくらんぼ』
『さくらんぼ』は2003年にリリースされた大塚愛さんの2枚目のシングルです。
大塚愛さんは『さくらんぼ』で『第46回日本レコード大賞』(TBS)で最優秀新人賞を受賞したり、『NHK紅白歌合戦』(NHK)の初出場をするなど、ブレイクする大きなきっかけとなりました。
『さくらんぼ』は可愛い恋心を元気に明るく歌った大塚愛さんの代表曲でもあります。
女の子にささる大塚愛さんの歌4:夏の儚く美しい恋『金魚花火』
『金魚花火』は2004年にリリースされた大塚愛さんの5枚目のシングルです。
『金魚花火』という種類の花火はありますが、この曲ではその花火をテーマした曲ではなく、失恋の様子を金魚と花火で表現した曲です。
『金魚花火』には歌詞にストーリー性があり、MVではそのストーリーに沿った内容と、綺麗な背景などが話題となりました。
6. 猫みたいな『甘えんぼ』の可愛い女の子になろう
好きな人に対して素直になれないという女の子もいます。しかし、素直になって、猫のように甘えられると嬉しく感じる男性は多くいます。
素直になれない女の子が、素直になって甘えんぼになるということは大きな変化のため、なかなか難しいと感じることもあります。
ですが、そんなあまえんぼな自分を受け入れてくれる素敵な彼氏と出会えたならば、勇気を出して素直になってみましょう。