束縛のきつーい彼氏ってどう思いますか?
「束縛なんてまっぴら!自由にさせてほしい」
という女の子もいれば、
「束縛されなさすぎるのも、なんだか寂しいかも……」
なんて感じる子までさまざまです。
今回は、そんな彼氏からの束縛について、一緒に考えてみましょう!
「彼氏からの束縛」どう思う?
「彼氏の束縛がひどくって~」
なんて話を聞くと、内心(うわぁ……)って思いますよね?
では逆に、
「うちの彼氏は全然束縛とかしないよ。わたしが誰と遊んでもニコニコ送り出してくれる」
と聞いたらどうでしょう?
それはそれで、なんだか寂しい……と感じませんか?
束縛や嫉妬って、要は独占欲のあらわれです。
「彼・彼女とずっと一緒にいたい」
「いつも自分だけを見ていてほしい」
そんな気持ちが行き過ぎると、束縛や嫉妬というかたちで外に出てきます。
だから束縛がまったくないと不安になります。
「彼はわたしと一緒にいたいと思ってくれないのかな?」
「ほかの男性と遊んでも気にならないのかな?」
そんなふうに感じるんですね。
たしかに、些細なヤキモチ程度ならかわいいものですし、時には二人の恋を盛り上げるスパイスにもなってくれます。
それがヤキモチで済んでいるうちは、何も問題ありません。
小さなヤキモチを焼いたり焼かれたり、たまには焼いてほしくてちょっぴり意地悪してみたり……
そんな駆け引きも恋愛の楽しみの一つですよね。
でもそれが嫉妬という強い気持ちに変わり、独占欲から束縛行為に走ってしまうようになると、もう大変!
それまでのほのぼのとした恋バナが、いっきにデッド・オア・アライブのストーリーへと様変わりしてしまいます。
束縛がエスカレートするとどうなる?
筆者には輝かしい(?)ダメンズ遍歴があり、歪んだ愛情ゆえ束縛がものすごく激しい男性とつき合っていた頃がありました。
たしかに当時の筆者は「多少の束縛は愛情を感じられるからアリ」だと考えていました。
その考えがより一層彼の束縛を助長してしまったのだと、今では深く反省しています……。
ということで、彼氏の束縛がエスカレートするとどうなるの?というところを、実体験をまじえながらお伝えしましょう。
□行動が制限される
はじめのうちは「俺をおいて遊びに行っちゃうの?ふーん」程度の軽い気持ちから始まったとしても、その度合がどんどんエスカレートしていくのが束縛彼氏。
「男友達と会ったりしたら浮気認定するから」
「女友達なんかと遊ばないで、ずっと俺と一緒にいようよ」
などなど、どんどん彼女の行動が制限されていきます。
「それだけわたしと一緒にいたいと思ってくれてるのね♡」
なんて甘やかしていると、彼らはどんどんつけ上がります。
ハッと気づいた頃には、彼女の行動はすべて彼氏ありき。
行動の一つひとつが制限され、もう好きなときに、好きなことをする自由なんてものはありません。
こうして筆者は友達と旅行にも行けず、まともにアルバイトもできず、散々な青春時代を過ごすハメになったのです。
□友達が減る
友達も、彼氏の束縛がひどいことは理解してくれるはずです。
「大変だね~」
なんてなぐさめの声をかけてくれることもあるでしょう。
ここで、
「理解のある友達ばかりだから安心♪」なんて考えでいては絶対にダメ!
彼氏の束縛がエスカレートすると、横暴な彼氏について理解のある優しい友達との約束を反故にせざるを得ない状況が、何度もやってきます。
なぜなら、束縛彼氏は「彼女が自分以外と過ごす時間」を何よりも嫌うから。
するとどうでしょう?
理解を示してくれていた友達も、そう何度もドタキャンを食らえば声をかけてくれなくなります。
「あの子は誘わなくていいか……どうせ来れないし」
友達がそう思うのも無理はありませんよね。
そうして気づけば、誰からも遊びのお誘いがかからなくなるのです。
束縛彼氏にとっては願ったり叶ったりですが、あなたはそれで満足ですか?
□一人では何も決められなくなる
束縛がどんどん厳しくなるにつれ、彼女はどんどん彼氏に逆らえなくなっていきます。
そもそも、彼女の方が強く出られる関係であればキツイ束縛など起こらないからです。
すると何を決めるにも彼氏の同意が必要になり、自分自身のことなのに自分一人で決めることができなくなっていきます。
束縛彼氏とつき合っていた頃の筆者は、常に彼氏の顔色を伺う生活を送っていました。
友達と遊ぶこと、休みの日に一人で過ごすこと、家族で集まって食事に行くこと……どれも彼氏には関係のないことですが、一つひとつ許可を得てからでなければ叶いません。
自分の行動を勝手に決めると、途端に機嫌が悪くなって手がつけられないからです。
「そんなことまで彼氏に確認しなきゃいけないなんておかしいでしょ!」
と思いますよね?でも、束縛彼氏を持つってそういうことなんです。
そう考えると、「束縛が愛情表現」だなんてひどく滑稽な話だと思いませんか?
束縛彼氏はもうイヤ!もっと良い人を見つけにいこう
束縛や嫉妬こそが愛されている証拠なんだと、本気で信じていた頃が筆者にもありました。
たしかにそれをすべて否定はしませんが、それよりも彼女の自由や人間性を尊重し、ある意味「好き勝手」にさせてくれる人の方がよほど愛情深いのだと言えるのではないでしょうか。
相手を縛り、押さえつけるだけが愛情表現ではありません。
包容力があって、愛情豊か。
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