コンプレックスや、人間関係のことで自分を好きになれないあなた。
自分を好きになれない自分もまた嫌になって、なんだか疲れたと感じていませんか? そんなあなたは今とっても生きづらいはず……。
今回は、自分を好きになれない原因と、自分を好きになれないときに試したい方法をご紹介します。
どの方法も今日からできる簡単なものばかりですから、少しでも前を向きたいあなたは是非チャレンジしてみてくださいね。
1. 自分を好きになれない原因は……?
幼少期のトラウマ
自分を好きになれない原因はいくつかあります。まず挙げられるのが幼少期のトラウマです。
子供の頃に「あなたは何をやってもダメなんだから」と叱責されたり、クラスの友達にちょっとしたことでいじめられた経験はありませんか?
このようなトラウマは大人になっても引きずりやすく、自分を好きになれない原因となってしまうのです。
保身のために自分を好きになれない
また、自分を好きになれないと思い込むことで、他人に傷つけられたときにダメージを減らすこともできます。
いわゆる保身のために自分を好きになれない(ならない)のです。
本当は自分を好きに「ならない」だけなのに「自分を好きになれない」と思い込んでしまうと、思考の癖になってしまい本当に自分を好きになれないのだと感じてしまうのです。
今の自分に満足していない
そして、今の自分に満足していないことも自分を好きになれない原因と言えます。
家族や友人、職場などのコミュニティで、あなたはどんなキャラクターを確立していますか? そのキャラクターは、あなたが望んだキャラクターですか?
もし今の自分に満足していないのなら、環境から変える必要もあるかもしれません。
2. 自分を好きになれない! そんなときに試してほしい方法3つ
自分を好きになる方法なんて胡散臭く感じるかもしれません。
しかし、「自分を好きになれない」思考の癖から抜け出すことで、少しずつ変わっていく自分を実感できるはずです。
自分を好きになれない理由を紙に書き出す
まず最初にチャレンジしてほしいのが、自分を好きになれない理由を紙に書き出すこと。
書き出してみて気がつくのが、身長が低い、声が低いなどの身体的コンプレックスの多さだと思います。
こうしたコンプレックスはネガティブに捉えるのではなく、自身の長所に置き換えてみましょう。
「身長が低い=頭をぶつけない」「声が低い=他人と被らないハスキーボイス」のように書き出してみると、なんだかポジティブな気持ちになれませんか?
鏡に向かって「あなたが好き」と声に出してみる
次に試してほしい方法は、鏡に向かって「あなたが好き」と声に出してみる方法です。
やっているうちにだんだん恥ずかしくなって、鏡から目をそむけたくなるかもしれません。
しかし、この鏡の自己暗示は、リンドラーという心理学者が発明した方法で、多数の成功者が実践している方法なのです。
毎日3分間、鏡に向かって自分を肯定する言葉を投げかけてみてください。
自分のしたいようにする
最後にご紹介する方法が、とにかく自分のしたいようにすること。例えば、こんなシーンを想像してみてください。
友人とのランチでお店に入ったあなたは、メニューを見て何を注文しようか迷います。そこで友人たちは皆揃ってパスタを注文します。
あなたは正直なところパスタを食べる気分じゃなかったけれど、皆がパスタを注文しているから同じようにパスタを注文しました。
この状況に心当たりはありませんか?
空気を読みすぎて自分の気持ちを押し殺し、いつしかあなたは「自分自身」を失ってしまうのです。
空気を読むことは社会を渡り歩くうえで大切なことですが、ときにはそれが障害となることだってあります。
自分を好きになれないと悩んでいるなら、ランチで注文するフードメニューから、週末行きたい旅行先まで、自分の気持ちを優先してあげてください。
3. 何をしても自分を好きになれないなら諦めてみる
上記でご紹介した方法はどれも実践済みで、それでも自分を好きになれないと悩んでいるあなたは、「自分を好きになれない自分を受け入れる」方向にシフトしてください。
もちろん、自分を好きになれない自分を受け入れるということは、自分を好きになれないポイントを認めるということになります。
そう聞くとネガティブな方法に聞こえるかもしれませんが、自分の気持ちを受け入れることは肩の力を抜いて、リラックスすることに繋がります。
小さい悩み、大きい悩み全てを受け入れ、これが自分であるのだと無理やりにでも自信を持つのです。
こうすることで、今まで悩んでいたことがどうでもよくなり、頭の中の霧が晴れていくはずですよ。
4. まとめ
今回は、自分を好きになれない原因と、自分を好きになる方法をご紹介しました。
厳しいことを言いますが、自分を好きになれないことは非常に悲しいことです。
せっかく生きているのに、常に自分を卑下して生きていくのは、時間の無駄としか言いようがありません。
今までネガティブな思考で無駄にした時間を取り返すつもりで、自分を好きになる方法にチャレンジしてみませんか?
自分を好きになれるのはあなただけですし、自分を好きになって感じられる幸福感もまた、あなただけのものです。
自分を好きになれないあなたのこれからが少しでもより良いものになるよう、願っています。