ある女性が「彼氏を作るのなんて、簡単よ」と言ってのけました。私も「そりゃ、〇〇ちゃんならね」と納得しました。
なにせ、彼女は褒め上手。1時間に10回は褒められるものですから、私も彼女といるだけで最高の気分になれるんです。
逆に、私は褒めるのが下手。第一印象は「怖い」「厳しそう」と言われることに定評があります。(そんな定評、ほしくない……)
そこで、褒め上手の彼女が普段どうやっているのかを知るため、他の方との会話を観察させてもらい、テクニックをメモってまいりました。
1. 褒め上手になるには、褒め言葉を学ぶ
そもそもですが、褒めベタは「褒め言葉」のバリエーションが少ないのです。「すごいですね」「さすがですね」くらいしか思いつかない。
これじゃ話が続かないから、褒めるのがしんどい!
対して、褒め上手は「とにかく仕事が早いよね」「業務を丁寧に見てるよね」「気配りがすごい」と、褒め言葉のバリエーションが多い!
言葉の数もそうですが、適当な「すごい」「さすが」よりも、具体的に相手の何がすごいのかを伝えており、言葉に説得力があります。
- (具体的な動作が)すごい
- (具体的な動作が)早い
- (具体的な動作が)きめ細やか
- (具体的な動作が)大好き
などなど、相手のやっていること+褒め言葉だと、信頼できる褒め言葉になりますね。これが褒め上手が無意識にやっているテクニックだったのです。
2. 褒め上手は自虐に打ち勝つ
そして、褒められた日本人の典型的なリアクションは「いや、そんなことないですよ」です。
そう……ツライことに日本人は褒められると自虐してしまう……。褒めベタはここでひるんでしまい、辛い沈黙が訪れます。
代わりに、褒め上手はここでさらに褒め攻撃をかまします。
- 「そんなことないよ! もう、〇〇さんがいないとやっていけない!」
- 「もお、そんなこと言っちゃって。やっぱり、〇〇さんのセンスが一番参考になる!」
- 「そうやって謙遜しちゃって~。〇〇ちゃん大好き!」
と、絨毯爆撃のような褒め言葉の折り重ねに、自虐した人も嬉しくなって降参してしまうわけです。
これを万人にできる人は、もう男性だけじゃなく人類にモテます。
3. 褒めるテクニックで目指せ人類モテ
ここまでのテクニックをおさらいしてみましょう。まずは、相手の具体的な行動を褒めます。
そして褒め言葉を「そんなことないよ!」と否定されたら、畳みかけるように「〇〇さんがいないと無理」「そういう〇〇さんが大好き」と褒め重ねます。
いきなり実行するのは大変なので、心でシミュレーションしてから褒めてみてください。
ここまで褒められて嬉しくない人はいません。これからは共に褒めテクニックを駆使して、めざせ恋愛強者……!