コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響により、今年のGWは地元に帰省するのではなく、オンライン帰省を政府が国民に勧めています。
では、一体「オンライン帰省」とは一体どのように行えばいいのでしょうか？そこで今回は、オンライン帰省の紹介と、オンラインで使えるツールをご紹介します。
1. オンライン帰省とは？
オンライン帰省とは、zoomやskypeなどを使ってビデオ通話を活用したやり取りを、遠く離れた家族と行う方法です。安部首相が会見で「オンライン帰省を」と呼びかけ、話題になりました。
実際には自宅を出ませんが、音声のみのコミュニケーションよりもビデオ通話で顔を見て話すことで、帰省した気分を味わうことができます。
2. オンライン帰省のメリット、デメリット
オンライン帰省のメリットは、直接会わずに家族とやり取りができるので、交通費がかかりません。ネット環境さえあれば、場所を選ばずにいつでも家族とやり取りができます。
逆に、デメリットはあくまでビデオ通話だと「家族とコミュニケーションを取る」事しかできない点です。たとえば、久しぶりに母親の手料理が食べたい、実家のペットと触れ合いたいという人もいることでしょう。しかし、オンライン帰省では、家族の手料理や触れ合いを楽しむことができないのが辛いところです。
3. オンライン帰省の方法
オンライン帰省をするためには、まずビデオ通話をするためのツール選びからです。ツールによって使いやすさに違いがあるので、自分の家族が一番使いやすそうなツールをセレクトしましょう。
他に準備は……ありません。あとはビデオ通話を開始するだけです。こんなに簡単に帰省ができるのもオンライン帰省の利点ですね。
4. オンライン帰省で使えるツールの紹介
ビデオ通話に活用されることに多いのが、LINE、skype、zoomです。どのツールにも、それぞれ特色が異なるので、使いやすいものを選びましょう。
そこで、次にそれぞれのツールの使い方、特徴をご紹介します。
①LINE
ツールの中でも、親世代が使っている可能性が最も高いのがLINEです。LINEであれば、話したい人のトーク画面右上にある電話マークを押して、ビデオ通話をクリックすればすぐにビデオ電話をすることができます。
もし家族複数人と同時に話したいのであれば、トーク画面右上の吹き出しをクリックして「グループ」を選択し、話したい家族でひとつグループを作れば、全員とビデオ通話が可能です。
②Skype
skypeは、パソコンからも活用できます。ただし、使う際にはskypeのアカウント、もしくはマイクロソフトのアカウントが必要になります。持っていない方は、アプリをダウンロード後にアカウントを入手しましょう。また、遠方の家族にもアプリをダウンロードしてもらいましょう。
相手の連絡先と繋がるには、ダイヤルパッドを開いて保存したい電話番号に連絡します。通話後、チャットリストの番号を右クリック、もしくは長押しして「プロフィールの表示」を選択し、「コンタクトを追加」を選択すれば登録し、ビデオ会話できるようになります。
③Zoom
企業のビデオ通話にも使われることの多いツールで、主催者が三―ディングIDを取得さえしていれば、参加者はクリックするだけでビデオ通話に参加することができます。
ただし、複数人の場合は有料会員しか４０分以上話せないというデメリットもあります。
④Facebook Messenger
Facebook MessengerとはFacebookアカウントがある人同士がメッセージのやり取りやビデオチャットが利用できるアプリです。
スマホの電話帳と同期すれば友達を自動検索することができます。家族だけではなく、オンライン同窓会を開くときにも便利なツールです。
⑤Google ハングアウト
Googleアカウントを持っている人であればだれでも利用できるGoogle公式の無料アプリです。メッセージはもちろん、最大10人のビデオ通話が可能です。
時間制限がなく、ビデオ通話を長く楽しむことができます。
5. オンライン帰省で家族と楽しめるツール、話題を盛り上げる楽しみ方とは？
オンライン帰省をする際、便利なツールやアプリがあると話題も盛り上がりやすくなります。そこで、次にオンライン帰省時に使える便利なツール、楽しみ方をご紹介します。
①Googleマップ
グーグルマップのストリートビュー機能を使えば、地元の雰囲気、景色を楽しむことができます。
画面越しになるとはいえ、グーグルマップを眺めながら家族とビデオ通話をすることで、地元の景色を思い出しながら会話を楽しむことができます。
また、地元の景色を見ながら「ここ、前はお店あったのに無くなったの？」など家族に話題を振ることもできますよ。
②飲食、宅配サービス
家族の会話を盛り上げるには、ジュースや飲み物、食べ物があるといいですね。とくにお酒は、会話が止まった時に気分を盛り上げる効果があります。
久しぶりの家族との対面に、何をどう話せばいいのか戸惑ってしまいそうな方にもオススメです。
また、宅配ピザやテイクアウトのケンタッキーなど、宅配やテイクアウトサービスを活用して飲食をお互いに用意すると、ちょっとしたパーティー気分が楽しめちゃいます。
6. オンライン帰省することの大切さ
コロナウイルスの収束を目指すために、政府は人との接触を８割削減するよう国民に呼びかけています。
さらに、政府はゴールデンウィーク目前にビデオ通話を使用したオンライン帰省を提案し、ネット上でも話題になりました。
はじめての事態に戸惑いを隠せない人も多いですが、１人１人が意識して人に会わないようにすることで、ウイルスの感染を阻止することができるのです。
また、両親が高齢、祖父母がいるような実家の場合は、大切な人が重症化しやすい可能性があります。大切な人たちを守るためにも、今はじっと家で耐える時です。
地元に帰省するのではなく、オンライン帰省に便利なツールを使って家族との交流を図りましょう。
7. オンライン帰省だけじゃなく家でゴールデンウィークを楽しむ方法
ゴールデンウィーク、家でじっと退屈に過ごすのは辛いもの。そこで、次に家でもゴールデンウィークを楽しめる方法を紹介します。
①ゲーム
パズドラ、どうぶつの森など、今携帯ゲームや任天堂スイッチゲームが話題です。
テレビとゲーム機、もしくは携帯さえあれば家の中でいつでもゲームを楽しむことができます。ゴールデンウィークのおこもり時間に、新しいゲームにチャレンジしてみるのも面白そうですね。
②お菓子作り
ホットケーキ、簡単に作れるデザートなど、おこもり時間に家でデザートを作ってインスタにアップする人が増えています。
また、簡単にできるレシピをTwitterなどで紹介してバズっている人も少なくありません。この機会に、デザートレシピを増やすのも楽しそうですね。
③V BARでオンライン恋活、婚活を楽しむ
外出自粛が始まってから、人恋しさがキッカケで結婚したい男女が増えているようです。そこで、家の中でも出会いを探したい方にオススメなのが、ビデオチャットバー V BAR(ブイバー)というサービス。
V BARは、街コンJAPANおよびマッチングアプリCoupLinkが、「オンライン・インターネットでの出会い」がより充実してほしいという想いで、お客様を対象とした1対1形式から複数人数まで、様々な形で会話ができるビデオチャットサービス。
参加登録して、イベント開始時間に入室すれば複数人の異性と気軽に会話を楽しむことができます。自粛生活の中で恋人探しがしたい方は、ぜひ参加してみて下さいね。
8. まとめ
LINE、skype、zoomなど、オンライン帰省に便利なビデオ通話ツールを使う時は、なるべく家族がなじみのあるもの、使いやすいものをチョイスするとスムーズに会話ができることでしょう。
今は家族が自由に会えないこともあり、辛い時期ではありますが、この時期を１人１人が我慢することで、ウイルスの収束も早くなり、大切な人達と会えるようになります。みなさんも、今家族に会うのは我慢して、オンライン帰省を楽しみましょうね。