肉食女子とは「恋愛に積極的で、自分からガンガンアプローチする女子」のこと。現在の日本では恋愛に消極的な草食男子が増えてきていいることもあり、あまりやり過ぎると「怖い」と思われてしまうようです。
男性に引かれやすい行動や、うまくアプローチするためのポイントについて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 知り合って日が浅いのにぐいぐい迫ってしまう
まだ相手の男性と知り合って間もないのに
「連絡先教えて!」
「今度一緒に飲みに行こうよ」
「ねぇねぇ、今彼女いるの?」
なんてぐいぐい行ってしまうと、相手からドン引きされてしまいます。
好意を示されて嬉しくない男性はいませんが、あまり急激に距離を詰めてこられると、息苦しさや恐怖心を感じてしまうのですね。
また、お互いのことを良く知らないうちに告白をされても
「一体、俺の何を分かった上で好きだと言ってんの?」
と、不快感を覚える男性は多いです。
初対面で「いいな」と感じた男性がいたら、まずは仲のいい友人になることから始めましょう。相手に抵抗がなさそうであれば連絡先を聞いても良いですが、くれぐれも無理矢理「教えて!」と迫るのは厳禁。
「こんなことしたら、どう思うかな?」と想像しながらアプローチを進めていくと、相手も「感じのいい子だな」と好意的に捉えてくれます。
2. 「女の武器」を使いまくる
合コンや飲み会に露出度の高い服装で参加したり、やたらとボディタッチをしまくったりする肉食女子は、遊びの相手としてはちやほやされても、本気で好きになってもらえることは少ないです。
男性にしてみれば「どうせ、他の奴にも同じことしてるんだろうなぁ」と白けた気持ちになるし、露出度の高さ=自分を大切にしていないというイメージにつながるので、どうしても「この子を守りたい」とは思えないのですね。
男性を引き付けるのに色気は重要な要素ですが、本気の恋がしたいなら、やり過ぎに気を付ける必要があります。
胸元が大胆に空いたニットや、下着の見えそうな短い丈のスカートは、セクシーを通り越して「下品」なだけ。
男性がいいなと感じるのは、きれいなデコルテラインの見えるVネック、少しだけスリットの入った膝丈スカート、透けすぎないシースルー素材のブラウスなどです。
清潔感がありながら、ほんの少しだけセクシーというのが大事なので、肌の露出は必要最小限に抑えましょう。ボディタッチも、過剰になりすぎないように気を付けながら、本当に好きな男性にのみするようにしてください。
3. アドレス帳に男性の名前が多すぎる
特定の相手がまだ見つからない肉食女子は「いいな」と思った男性に片っ端から連絡先を聞いてしまうことがあります。
もちろん、それは誰でも良いからではなく、あくまでも「この中にいい人がいないかなぁ」という希望によるものなのですが、大勢の中の1人にされてしまう男性にしてみれば「冗談じゃないよ!」となるのも仕方のないことでしょう。
肉食女子にとって、いろいろな男性と知り合える合コンや飲み会は非常にテンションの上がるイベントですが、手あたり次第に声をかけていると、軽い女の子だと思われてしまいます。
「もしかしたらチャンスにつながるかもしれないのに」と思う気持ちも分かりますが、遊ぶ相手を見つけるのが目的じゃないのなら、声をかけるのは本命だけにしておきましょう。
4. 距離が近すぎる
飲み会の時はがっちり隣の席をキープ、職場でもふと気が付けばいつもそばにいる、ひっきりなしに電話やLINEで連絡をしてくる。好きな男性のそばにいたいのも分かりますが、あまり距離が近すぎると相手は逃げたくなってしまいます。
それに、男性は本来、自分で追いかけて好きな女の子をモノにしたいと考える生き物。向こうからガンガン迫られると闘争本能が失せてしまい、異性としての興味も萎んでしまうのです。
モテる女の子はこのあたりがよく分かっており、追うよりも追わせることで男性のハートをがっちりつかみます。
「電話やLINEをしたいな」と思っても必要最小限に抑えて、向こうから連絡してくれるのを根気強く待ったり、飲み会の時はわざとちょっと離れた席に座ることで、こっちをチラチラ気にさせたりするのですね。
男性の気持ちを引き付けるには、少し分かりにくいミステリアスな部分を残しておくのがポイント。「俺のこと、どう思ってるんだろう」とハラハラさせるぐらいでちょうど良いです。
5. 男性が迷惑がっていることに気付かない
肉食女子には美人でスタイルの良い子が多いのですが、それが裏目に出て「自分に自信のありすぎる、ちょっと痛い子」になってしまいます。
「この私の誘いを嫌がる男なんていない」と本気で思っているから、相手の迷惑そうな顔にも気付かないし、誘いを断られても「照れているのね」とポジティブに受け止めてしまうので、男性が「もう勘弁してくれ!」と悲鳴を上げてしまうのですね。
また、空気を読まずにマシンガントークを繰り広げてしまったり、突然「来ちゃった!」と自宅に突撃してしまったりすることもあります。
美人を嫌う男性はいませんが、それはあくまでも最低限の礼儀を弁えていることが前提です。「私って魅力的でしょ」と言わんばかりのしつこいアプローチは迷惑以外の何物でもないので、節度を守るように心がけましょう。
6. 恋愛のことしか考えていないように見える
「恋をしたい!」と願う肉食女子の頭の中は、そのことでいっぱい。それ自体は決して悪いことではないし、お年頃の女の子なら誰でも似たようなものなのですが、思考がダダ漏れになってしまうのは問題です。
どこに行っても、まずいい男がいないかどうかのチェックをする。友人との話題が男性のことばかり。口を開けば「合コンがあれば誘って」と言う。
たまになら良いですが、これがずっと続くと女友達もうんざりしてしまうし、周りの男性からも「他にやることないのか」と思われてしまいますよね。
モテる女の子は、自分が夢中になれるものを持っていて、目標に向かって一所懸命頑張るものです。もちろん恋愛にも興味はあるけれど、他にもやってみたいこと、感じてみたいことがたくさんある。そんな姿に、男性は強く惹かれるのです。
「そんなこと言ったって、別にやりたいこともないし」というのであれば、まずは仕事を頑張ってみてはいかがでしょうか。目の前のことを1つずつ、丁寧にこなしていくうちに、きっと新しい目標に出会えるはずですよ!
7. 周りを傷つけてでも自分の恋を成就させようとする
男性に引かれるタイプの肉食女子は、恋のライバルにも容赦しません。たとえ彼女がいたって奪うまであきらめないし、周りにも堂々と「私は〇〇君が好き!」と公言してしまう。
そのことによって傷つく人がいるということに思いが至らないから、知らないうちに敵を作っていたり、うまくいきそうだった相手から愛想を尽かされてしまったりするのですね。
これは「悪気がなかった」で済まされる問題ではありません。せっかくうまくいっていたカップルの信頼関係にヒビを入れてしまうというのは、時には1人の人間の人生を狂わせることにもつながりかねないのです。
どんなに好きでも、特定の彼女がいる男性にアプローチするのはよくよく考えてからにしましょう。また、自分に付き合っている彼氏がいて、別の男性を好きになってしまった場合でも、それをすぐに行動に移すのは思いやりがなさすぎです。
本当に好きなら、好意は小出しにしつつも、相手の気持ちやバックグラウンドも考えることが大切。「だって好きなんだもん」という理屈は、大人社会では通用しません。
8. おわりに
肉食女子が男性に引かれてしまう理由について、いかがでしたか?
本人はただ好きな男性に一所懸命アプローチしているだけのつもりでも、相手が迷惑がっていたり、他の誰かを傷つけてしまっていたりすることがあります。
せっかく「いいな」と思える男性に出会えたのに、嫌われてしまっては悲しすぎるので、アプローチをする時は空気を読む努力をしましょう。思いやりの気持ちさえあれば、恋の成就に時間はかかっても、引かれてしまうということはないはずですよ。