社会人は出会いがないと感じている人も多いでしょう。この記事では、そんな出会いがないと言われている社会人に向けて、その理由と出会いを作るきっかけを紹介します。
また、社会人が出会いを求める際の注意点などにも触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 恋人がいないのは出会いがないせい?
社会人であっても自宅と職場だけの行き来になってしまい、交友関係などがおろそかになっていると考える方もいるのではないでしょうか。また、仕事のことばかり考え出会いに対して消極的になってしまうことも少なくないでしょう。
社会人で恋人がいないというのは本当に出会いがないからなのでしょうか。恋人は欲しいけれど、様々な原因によって出会いを自ら回避している可能性もあります。ここからはその理由を5つ紹介します。
1:プライベートの時間がなくなるから
仕事が充実していて、さらに趣味などもありプライベートの時間を大切にしていると出会いに対して無頓着になることがあります。相手の予定にあわせて時間を割くと、プライベートの時間がなくなってしまうからです。
そういった理由から、出会いが欲しいと思いながらも自ら回避してしまうこともあるでしょう。一人の時間やプライベートを大切にすることも大事ですが、出会いを求めているのであれば少し見直してみる必要があります。
2:恋愛に慣れてしまっている
社会人になり仕事もプライベートも充実し、人間的にも経験を積んでくると、恋愛の面でも経験が豊富になってきます。まだまだ経験もなく恋愛に対して初心者だったころと違い、恋愛に慣れてくると相手に対しても無頓着になりがちです。
そのため、恋人が欲しくて出会いに対して前向きだったとしても、恋愛への慣れという部分から出会いを回避してしまうこともあるのです。常にフレッシュな気持ちで、恋愛に臨む必要があるでしょう。
3:結婚に重きを置きすぎているから
学生のころには意識していなかった「結婚」というのも、社会人になると脳裏に浮かぶことも多いでしょう。何歳で結婚し、子供を産み、といった将来像を出会いの段階で意識してしまうことも、出会いから遠ざかってしまう理由の1つです。
独身でもいいと思いながらも、周りを見ているとやはり恋愛がしたい、という願望もありますが、結婚や将来のことに慎重になりすぎるあまり踏み出せないというのも事実です。
4:出会いが減ってしまうから
「社会人は出会いがない」と言われているのは、出会いのチャンスが減るからということでもあります。
社会人で人と関わる機会が増えるのは、社会人になりたての頃だけでしょう。社会人になってから周りの環境が変わるとすれば、転職や中途入社の人との関わりがあるくらいになります。
人脈を広げたり、出会いの場に積極的に踏み出さず、自ら出会いを回避している場合もあります。
5:自信がないから
男女共に自分に自信がなくて出会いのチャンスを逃していることも少なくありません。理想の人や気になる人がいたとしても「どうせ自分なんて」とマイナスな方向に考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、そこでしっかり自分に自信を持ってプラスに考えることができれば、打破することができます。
2. 社会人の出会いのきっかけ8パターン
では、社会人になって恋人がいる人はどのようなきっかけで出会ったのでしょうか。きっかけさえ知ることができればあとは行動に移すのみです。
ここからは、社会人の出会いのきっかけについて8つに分けて解説します。
1:職場で見つける
まずは、自分がいる職場に目を向けてみましょう。年齢層によっては既婚者が多く恋愛対象になる人がいない場合もあります。ただ、自分がいる部署だけでなく他の部署や、別フロアの人など少し目を外に向けてみると新しい出会いの可能性もあるでしょう。
また、同じビルに入る別の会社の人と出会う可能性もありますし、ふとしたことがきっかけで会話をしたり、知り合ったりする可能性もあります。「職場では出会いがない」と決めつけてしまわず、一度目を向けてみましょう。
2:知人からの紹介
出会いを作るきっかけとして知人から紹介してもらうのも良いでしょう。
また、知人からの紹介であれば自分が普段顔を出さない集まりなどに行くきっかけにもなります。運命の出会いはどこにあるかわかりませんので、そういった珍しいチャンスにも積極的に踏み込んでいきましょう。
3:同窓会で見つける
同窓会に参加し、出会いを見つけるのも大事な手段と言えます。学生時代からお互いに知っているからこそ話しやすく、気を遣わなくていいからです。その過程で、学生時代は何とも思っていなかったけれど、思い出話に花を咲かせることで思わぬきっかけとなることもあります。
4:SNS上で知り合う
SNSを使い出会いのきっかけを作るのも1つの手です。自分と共通の趣味を持つ人たちとつながることができますし、気軽に個人的に連絡を取り合うこともできます。仕事で忙しくても、隙間時間を使って連絡できる手軽さもあります。
5:同じ趣味で知り合う
共通の趣味があると会話も弾みますし、お互いに話していて楽しいと感じることが多いでしょう。趣味が合う人がいれば、自然と距離も近くなるため、そこから交際に発展することもあるのです。
なんてことない趣味を持ち合わせていてもいいのです。例えば、映画館に行くのが好き、英語を話すのが好き、スポーツジムに行くのが好きなど共通点がどこかにあれば出会いを増やすヒントにもなります。
6:合コンで見つける
自分がいる職場だけではなく、まったく違う会社の人と出会うのであれば合コンに参加してみるのがいいでしょう。同僚や友達にセッティングをしてもらい、楽しく過ごしているうちに、きっかけが生まれることもあります。
7:イベントで知り合う
合コンや街コンとは少し違い、ライブやフェスなどの場で出会うこともあります。好きなアーティストなどのライブに行くことで、思わぬ出会いがあり共通の話題で盛り上がることもできます。
またSNSから同じ趣味の人とつながり、一緒に参加するという場合もあります。
8:お見合いで見つける
将来のことを考え結婚を意識しているという人は、お見合いで見つけてみるのも1つの手段です。出会いがなくても結婚相談所に登録し相談すれば、自分にあった人を紹介してくれます。SNSやアプリなどで不特定多数の人と出会うことが不安という方でも、結婚相談所であれば安心でしょう。
3. 出会いのきっかけを増やしやすくする6つの方法
ここからは出会いのきっかけを増やしやすくする方法について解説していきます。今回は、出会った人に興味を持つことなどを始めとした6項目をピックアップしていきます。
出会いのきっかけを増やしやすくする方法についてご興味がある方は、参考にしてください。
1:出会った人に興味を持つ
まずは、出会った相手に興味を持つことが大切です。相手のことを知りたい、自分のことを知って欲しいなどお互いに興味を持っていると、それがきっかけになり恋愛に発展します。
最初は、趣味が合うかどうか不安と思うこともあるでしょうが、大事なのは興味を持つことです。趣味などが違っていたとしてもしっかり相手の話に耳を傾けていくことが、出会いから発展する大切な要因になります。
2:今までの出会いを思い返す
出会いのきっかけを増やすには、一度過去の出会いを思い返してみましょう。前に進むのも大事ですが、過去に自分がどんな出会いを経験してきたか振り返ることも大切なことの1つです。
その経験をもとに、今の自分に何が活かせるか逆に反省するべき点はどこなのか、きっと見えてくるはずです。そうして経験を活かすことができる人のほうが出会いが増えやすいと言えます。
3:普段から身だしなみを整える
人はだれしも中身を見て欲しいと思うものですが、出会いの場で印象に残るのは外見も1つの要素になります。そのため普段からしっかりと身だしなみを整えておくことが大事です。
さらに、匂いや言葉遣いなどふとした瞬間に相手に伝わってしまうものも、普段から気を付けておくことが良いでしょう。
4:会話のテンポを大切にする
コミュニケーションは何よりも大切なことです。そのため、出会いの場で初めて会った人の話をしっかりと聞いてあげましょう。自分のことを話すのも大事なことですが、お互いにいいテンポで会話をすすめることが大切です。
5:積極的に行動する
日々の仕事で疲れて休日は家にいたいという人も多いでしょう。さらに、行動することを面倒だと思ってしまう場合もあります。
そんな時だからこそ外に出てリフレッシュすることも大切です。何気なく街を歩いているだけで、思わぬ出会いが得られることもあります。
6:相手の連絡先を教えてもらう
何事も自分からアクションを起こすことが大事です。気になる人がいるのであれば、思い切って連絡先を聞いてみましょう。
同じ職場の人だとしても普段から連絡をとるようにしておけば、思わぬ共通点の発見があり、交際に発展することもあります。
4. 社会人の出会いで注意したい4つのこととは?
では、社会人が求める出会いの中で、注意すべき点にはどのようなものがあるのでしょうか。知らないうちに、相手に対してNG行動をとっている可能性もあります。出会いにおいて注意すべき4つの点を説明します。
1:相手に求めすぎない
出会いの場や過程において、相手に求めすぎてしまうのは良くありません。付き合うならこういう人であって欲しい、こういう人は嫌だなど願望を挙げればきりがなくなってしまう場合もあります。
せっかくの出会いの場でチャンスを逃してしまう可能性があるため、相手に求めることに固執するのではなく、自分の行動をしっかり考えて適度にアピールしていくことが大事です。
2:プライベートを尊重する
出会いを求めて行動した結果、お互いに連絡を取り合うこともあるでしょう。しかし、その中で相手を縛り付けてしまうのはよくありません。しっかりとプライベートを尊重することが大切です。
3:結婚できる相手か見極める
社会人として出会いを求めていると、やはり意識するのは将来自分が結婚できる相手かどうかでしょう。
いざ、交際に発展したとき「この人とは結婚できないかも」となっては、せっかくいい出会いをしたのにと悔やむこともあります。そのため、出会いの段階から結婚できる相手かどうか見極めることが大切です。
4:相手を思いやる
恋愛は一人ではできません。相手がいてこそ成り立っているため、しっかりと相手を思いやることが大切です。そのため、出会いの過程や交際がスタートしてからも自分勝手な行動には注意が必要です。
自分の身勝手な行動によって険悪な雰囲気になったり、相手から愛想を尽かされたりする可能性があります。とは言え、自分の気持ちを押しとどめておくこともよくないため、ちゃんと相手に打ち明けることも大事です。
5. 社会人の出会いのきっかけを知ろう!
ここまで、社会人の出会いのきっかけのパターンや注意点を紹介してきました。出会いに積極的になって行動するのも大事ですが、まずはきっかけを知っておきましょう。
色々な人のきっかけを知り、それを自分に活かすことができれば自ずと行動につながってきますし、良い出会いに巡り合うことができます。「出会いがない」とあきらめるのではなく、ポジティブにきっかけを作っていきましょう。