「バイト先にくるお客様に恋をしてしまった!!」5200件以上の恋愛相談を受けている筆者のもとには、このようなお悩みも寄せられます。
お客さんと店員という出会いは世界中のいたるところで起こっていて、めでたくカップルになっているというケースもあるんです。
そうはいっても、「お客様だし、どうすればいいか分からない……」と感じるのが多くの方の考えだと思います。
今回のコラムでは、あなたが店員、好きな人がお客さんである場合の、仲良くなるための基本パターンを解説していきます。
1. まずは天気の話から
お客様とどのくらい話ができるかによりますが、突然「恋人はいるんですか?」「休みの日は何しているんですか?」なんて聞く人がいますが、それはいきなりすぎます。
お客様によっては、あなたの急すぎるアプローチに怖気づいてしまい、二度とお店に来なくなることもあるでしょう。 ですから、まずは「今日は暑いですね」など、誰にでもするような天気の話からスタートさせてみましょう。
2. 店のアピールをする
お客さんと会話をするにしても、あなた自身のことばかり話してはいけません。
「この人、関係ない話が多すぎるな…」 と思われる可能性もありますので、天気の話から会話が始まったとしても、最終的にはお店のサービスの話題に落ち着かせましょう。
バイトをしているということは、お店からお給料をいただいている身分なのです。ですから、まずはお客様には「あなたというより、お店」を好きになってもらいましょう。リピートして通ってもらわないと、会うことができなくなりますからね。
具体的には
・「あなたを覚えている」というアピール
・お店の迷惑にならない範囲で、特別なサービスをする
この2つを実行するといいでしょう。
例えば飲食店なら「紅茶はミルクでしたよね」と、覚えていることを伝えてあげる。アパレルなら「○○さんに似合いそうなシャツが入荷したんです」など、「あなただけ」サービスをしてあげましょう。
これを続けて、お相手がリピートしてくれるようであれば、あなたのことは認知されたも同然。次のステップへ進みましょう!
3. 特別なお客様だということをアピール
ここまでは「相手に覚えてもらうため」のステップでした。相手に覚えてもらえたら、思い切って恋愛的なアプローチをしてみましょう。
「今日、○○さんの好きなデザートを仕入れといたんですよ!」「○○さんがいらしてくださったので、午後も頑張れそうです」「私、水曜日は出勤しているので、絶対いらしてくださいね♪」何でもいいんですが「あなたは特別」という気持ちを伝えるんですよね。
個人的な連絡先などは、ここにきて初めて教えるくらいでいいでしょう。この場合も、一応は仕事にかこつけて教えることをお忘れなく。
「お席の予約とか受け付けますので、良かったら連絡ください」 と、店のカードにあなた個人のアドレスを手書きで書いておきましょう。相手があなたに興味があれば、連絡が来ると思います。
4. おわりに
お店のお客さんを好きになった場合、自分からガンガンアピールしづらいのが辛いところ。
ですが、ステップをきちんと踏んで知り合っていけば、普通の恋愛とあまり変わらないもの。絶対に焦らず、一歩一歩、関係を進めていってくださいね!