「ボルダリングジムに行きたいけど、友達と予定が合わない」「ボルダリングって一人だと恥ずかしい」と思っている人はいませんか?
ボルダリングは仲間と集まってワイワイしながらやるもの、というイメージがあるのかもしれませんね。
実際はどうでしょうか。ボルダリングジムを見渡してみると、一人で来ている人も珍しくありませんよね。
今回は、ボルダリングジムに一人で行くのをためらっている人の背中を押す話をしようと思います。
ボルダリングジムに一人で行けない理由
ボルダリングジムに一人で行きたくない理由は何でしょうか。
「友達がいない、寂しい人だと思われるから」「下手だから登っているところを見られたくない」と人目が気になる人、「一人でいるのが目立つから、大人数のグループと一緒になりたくない」という人もいますよね。
逆に「一人だとアドバイスが欲しいときに困る」といったように、他の人の目線が欲しい場合もあります。
一方「一人で行くのは上手な人で、初心者は一人で行くものではない」と思っている人もいるでしょう。
当てはまる理由はあったでしょうか。それでは一つずつ解決していきましょう。
人目が気になるときは
他の人の視線が気になるときは、ジムを利用する人が少ない曜日や時間帯を選んで行くようにしましょう。
ジムの混雑状況を調べて、空いている時間帯を狙います。平日の日中や、仕事が終わってから行ける平日の夜、土日であれば午前中や開店直後などの早い時間帯がおすすめです。
一人で来ている人が多い曜日や時間帯を選ぶのも手です。通いたいと思っているジムがあれば、いつが空いているのかをジムのスタッフに確認するのが確実ですね。
混雑する土日の午後や、ファミリー向けのジムを避ける、スクールなどが開催される時間を避けるといった方法もあります。
アドバイスが欲しいときは
一人だと登り方やムーブのアドバイスがもらえなくて困る、というときはジムのスタッフに声をかけてみましょう。
どこでつまずいているのか、何ができるようになりたいかを伝えれば、実際に登るところを見せてくれたり的確なアドバイスがもらえますよ。
自分より上手な人が同じ課題に挑戦している場合は、さりげなく登り方に注目してみましょう。自分は見られるのが苦手だからといって遠慮する必要はありません。
手足を置く位置や順番を見ることで、攻略につながります。
クライミング仲間が増えるチャンス
ボルダリングジムに一人で行くことのメリットもあります。友達同士で行くと、自分たちだけで楽しむことが多いですよね。
ジムのスタッフと会話をすることはあっても、他のクライマーと話すことはあまりないと思います。もし自分が一人だった場合、グループよりも一人で来ている人の方が声をかけやすいですよね。
実際、一人だと周りから声をかけられたり、一人で来ている人同士で会話をする機会も増えます。特に話題を気にしなくても、課題の攻略の仕方などで盛り上がります。
同じ時間帯に通っているとメンバーが同じになってくることも多く、顔見知りも増えますよ。一人でジムに行くことは、クライミング仲間が増えるチャンスでもあります。
上達のチャンス
ボルダリングジムに一人で行くことは、上達のチャンスでもあります。友達と一緒のとき、「この課題はもう少しで攻略できそうだけど、いつまでも付き合わせるのも悪いな」と次の課題に移ったりすることはありませんか。
一人なら気になる課題に何度でも挑戦できます。自分のペースで気兼ねなく課題に取り組めるため、上達が早くなりますよ。休憩が自由に取れるのもメリットです。
友達同士では体力に差がある場合もありますよね。疲れたと思ったら休んだり、出入りが自由なジムであれば気分転換に外出してもいいですね。
自分が目指す課題をこなしている人のクライミングを見るのもおすすめです。降りてきたところで声をかければ、攻略のコツを教えてくれますよ。
まとめ
一人でボルダリングジムに行くには勇気がいりますよね。でも一度行ってしまえば一人で行くのが当たり前になります。
最初のうちは人目が気になっても、課題に夢中になっていると一人でいることも気にならなくなりますよ。自分のペースでボルダリングを楽しんでくださいね。