ボルダリングの選手を見たら、男女ともに腹筋がバキバキに割れてますよね!

シックスパックに割れた腹筋は、男性だけでなく女性の方も憧れると思います。実際に、筋トレ目的でボルダリングを始めました、という人も多くいらっしゃいます。

しかし「ボルダリングをしたら腹筋割れるの?」と疑問に思う人もいるでしょうから、この記事ではその疑問にお答えしていきますね。

誰でも腹筋が割れる訳ではありません

さっそく期待を裏切って申し訳ないですが、ボルダリングをやっているだけで簡単に腹筋が割れるわけではありません。

当然ながら、簡単なコースばかりやってたら腹筋あまり使いませんから。

しかし、「ボルダリングを楽しんでいたら、いつの間にか腹筋が割れていた」という人がいることも事実です。

ここで夢のあることを言いましょう。

「ボルダリングを楽しんで、どんどん上レベルのコースに挑戦していけば、腹筋だけでなく全身の筋肉つきます!」

ボルダリングは全身運動

ボルダリングをやると腹筋が割れるの?

ボルダリングは身一つで壁を登っていくスポーツですので、自然と全身の筋肉を使っていきます。

未経験の方は、ボルダリングでよく使う筋肉のイメージとしては腕の筋肉がまず思い浮かぶかもしれませんね。

確かに腕の筋肉もつきますが、それは力こぶを作る上腕二頭筋だけではありません。場所としては、肘から手首にかけての筋肉で、ボルダリングの経験者は、この部分が非常に筋肉が付いています。

またボルダリングの動きには、足をホールドに引っ掛けて体を支える、天井をスパイダーマンのように移動する、バランスを保ちつつ腕を精一杯伸ばして次のホールドを取りに行く、など様々なムーブがあります。

そうしたムーブを行っていくなかで、腕の筋肉だけでなく、お尻、太もも、背中、そしてお腹の腹筋も自然と鍛えられていく、まさに全身運動のスポーツなのです。

筋力だけでなく、体幹も鍛えられます

筋肉はある程度まで付いてくるものですが、課題のレベルが上がるにつれて「体幹」も必要になってきます。

特にスラブ壁のようなバランス感覚を必要とするような課題は、不安定な足場、姿勢でバランスを保つために「体幹」が必須となります。

何度も課題に挑戦することで体幹を鍛えることもできますが、自宅で体幹を鍛えるトレーニングをしたい! ということでバランスボールを採用しているクライマーも多くいます。

バランスボールは体幹だけでなく、腹筋も鍛えることができますね。

自宅トレーニングは腹筋ローラー愛用者も多い

ボルダリングをやると腹筋が割れるの?

ちなみに自宅のトレーニングとして「腹筋ローラー」を愛用している方も多いです。価格も1,000円前後で手に入り、場所も取らないので気軽に用意できるトレーニンググッズです。

腹筋ローラーは、腹筋だけでなく、腕や背中などボルダリングに必要となってくる筋肉を鍛えることができます。

仕事などでボルダリングジムになかなか通えない方でも、自宅でトレーニングをすることで課題をクリアするための体力・筋力を身に付けることができます。

見た目のシンプルさに反して、かなり負荷の高いトレーニングとなっていますので、ケガには要注意です。

まとめ:ボルダリングを楽しむことで結果的に腹筋割れている

実は、筆者も最初は筋トレ目的でボルダリングを始めたものの、ボルダリング自体が楽しくて続けていくうちに、いつの間にか腹筋も割れていたというパターンです。

まずはボルダリングを楽しもう。→どんどん難しい課題に挑戦していこう。→登れない壁にぶつかったら何度も挑戦。

登るために足りない要素を考えて自宅でもトレーニングをしよう。→無事に課題をクリア! →あれ? 気がついたら腹筋割れてるし、全身の筋肉も付いている!

という感じでした。

筋トレ目的の視点でのボルダリングの魅力は、苦労・辛さを感じづらく、いつの間にか体つきが変わっているところです。

ちなみに、ボルダリングで身につく筋肉はボディビルダーのようなムキムキな筋肉じゃなくて、いわゆる細マッチョ。

細マッチョに憧れる男性の方や、逆に筋肉が付いてしまうのが嫌な女性の方が理想的な体つきを目指せると思います。

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