【リードクライミングに興味がある人必見】ボルダリングとの違いや用意する道具のご紹介

ボルダリングを始めて1、2年が経つ人の中で、リードクライミングに興味がある!という人はいませんか?

「リードクライミングって、どういうルールなの?」「ボルダリングとの違いは?」「リードクライミングは難しい?」などさまざまな疑問が出てくると思います。

ボルダリングをやっているけれど、「リードクライミングもやってみたい!」という人のために、ここではリードクライミングとはどんな競技なのか、ボルダリングとどう違うのか、リードクライミングの難しさや必要な道具など細かくご紹介します。

【リードクライミングに興味がある人必見】ボルダリングとの違いや用意する道具のご紹介

リードクライミングとは?

リードクライミングとは、登る人(クライマー)と地上でロープを確保する人(ビレイヤー)の二人一組で、人口壁や自然の岩場を登っていくことをいいます。

クライミングジムでリードクライミングをするときは、あらかじめ人口壁に、クイックドロー(ヌンチャク)がセットしており、それにロープをかけながら登っていきます。

自然の岩場を登るときは、クライマー自身でナッツやカムなどのナチュラルプロテクションをセットします。また、あらかじめ打たれているボルトにクイックドローをかけ、それにロープをかけながら登っていきます。

ボルダリングとの違いは?「ロープを使うだけ」ではない!

ボルダリングとの大きな違いは、ロープを使うだけではありません。ロープを使うだけであれば、トップロープクライミングになるのですが、課題の途中にセットしているクイックドローにロープをかけていくことが必要になるのです。

また、壁の高さもリードクライミングの方がはるかに高いのも一目瞭然ですね。ボルダリングは高くても5mほどの壁になりますが、リードクライミング(スポーツクライミング種目)の場合は12m以上の高さになります。

リードクライミングで体感する3つの楽しさ!

実は、ボルダリングを行なう上で、リードクライミングをすることにより、良いことがあります。また、リードクライミングならではの楽しさもありますので、詳しくご紹介します。【リードクライミングに興味がある人必見】ボルダリングとの違いや用意する道具のご紹介

力に自信がなくても大丈夫!

よくボルダリングをしているときに、「パワーで抑え込む」「パワーを使う」といった課題がありますよね。

リードクライミングは力を使う課題もありますが、力を使わなくても登ることができる課題がたくさんあります。(注:もちろん、難しいグレードになれば力が必要になる課題もあります。)

そのため、“ボルダリングはどうしても苦手だけれど、リードクライミングは得意”という人も少なくないんですよ。

持久力がだんだんついてくる!

リードクライミングはひとつの課題がボルダリングと比べると、圧倒的に長いです。

そのため、リードクライミングを続けていると、持久力が自然についてくるので、ボルダリングをしているときに、「あれ?いつもより疲れにくい!」という、嬉しい効果にもつながりますよ。

「ボルダリングの課題の中でも、長物の課題が苦手……」という人は、リードクライミングで持久力を鍛えてあげるのも良いかもしれません。

スリル・恐怖・達成感がクセになる!

リードクライミングならではの楽しさとは、下を向くのが怖くなるくらいの高さがある壁を登るので、「この高さから落ちたらどうしよう……」「怖い!」というスリルや恐怖を感じる人も多いです。

ですが、課題を完登するとそのスリルが楽しさに変わり、大きな達成感を味わうことができるのです。

このスリル・恐怖・達成感がクセになる人は少なくありません。リードクライミングでしか味わえない達成感といっても良いでしょう。

楽しいだけではない!リードクライミングならではの難しさもある!

リードクライミングは高さのある壁を登るので、ロープの扱い方が重要になります。
きちんとクイックドローにかけていくこと、クイックドローに正しくロープをかけていくことが大切ですよ。

ロープをクイックドローに正しくかけられないと、墜落した際にカラビナのゲートが開いてしまい、ロープが解除。思わぬケガや命の危険につながります。

そのため、いきなりなにも分からないまま登り始めるよりは、ロープの扱い方をマスターしてからリードクライミングを行なうようにしましょう。きちんとロープの扱い方を学ぶことで、ケガを未然に防ぐ役割にもなります。

(初心者が登る場合は、経験豊富なビレイヤーと組むことをオススメします!)【リードクライミングに興味がある人必見】ボルダリングとの違いや用意する道具のご紹介リードクライミングに必要な道具はコレ!

クライミングジムでリードクライミングをやる人が必要になる道具がこちら。

・クライミングシューズ
・チョークバック(腰につけるタイプ)
・ハーネス

クライミングジムによっては、クライミングシューズ・チョーク・ハーネスのレンタルを行なっているジムもありますので、事前に問い合わせて聞いてみましょう。

また、全て自分で用意したい!という人は上記の他に、

・クライミング用ロープ
・カラビナ
・クイックドロー

ビレイヤーもする予定の人は、

・ATC(ビレイディバイス)
・ビレイグローブ

上記を用意しましょう。

リードクライミングでしか味わえない楽しさがある!

リードクライミングは、はたから見ると、自分でロープをかけていかなければいけないので、難しそうに見えます。

しかし、リードクライミングでしか味わえない楽しさがあるので、「ボルダリングよりもリードの方が好き!」というくらいハマる人もいます。

「リードクライミングって楽しいの?」と興味がある人は、リードクライミングを体験してみると良いでしょう。リードクライミングならではの楽しさに、あなたもハマるかもしれませんよ。

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