厚生労働省の「平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、平成23年の第1子出生時の母の平均年齢は30.1歳。ついに30歳を超える結果となりました。そこで恋学では、女性556人に「一人目の子供は何歳で産みたいですか?」とアンケートを行いました。
556人の女性に「一人目の子供は何歳で産みたい?」とアンケートを行ったところ、最も多い回答は「25-27歳まで」で25%でした。次が「28-29歳まで」の22%。「22~24歳」と答えた人は14%でした。この結果を見ると、全体の60%以上の女性が20代で一人目の子供の出産を希望していることがわかります。
4人に1人の女性が「25-27歳までに一人目の子供を産みたい」と回答していることから、その理由についてインタビューを行いました!
「25-27歳までに一人目を生んでおけば、二人目の子供も30歳になるまでに生めるから。」(29歳・女性)
「25歳より前に子供産んでいると、早すぎて訳ありな感じがするけど、25-27歳くらいならちょうどいい感じがする。」(27歳・女性)
「大学卒業して、3年間社会人を経験したら25歳くらい。寿退社するには理想的な時期だと思う。それから妊活して27歳くらいで子供ができたら最高!」(25歳・女性)
続いて、一人目を20代で生みたいと希望しながらも、実際には30歳以上で生んだという女性にその理由を聞いてみました。
「夫がなかなか結婚に踏み切ってくれず、結婚が遅くなってしまったから。」(33歳・女性)
「子供が生まれてもお金に困らないように、ある程度貯金を溜めておきたかったから。」(35歳・女性)
「仕事のキャリアを優先していたら、妊娠・出産を考えるタイミングがなかったから。」(38歳・女性)
第1子出生時の母の平均年齢は平成23年で30.1歳でありながらも、恋学のアンケートでわかった理想の年齢は「25-27歳」でした。35歳以上で一人目を出産する「高齢出産」も増えており、理想と現実に差があることがわかります。ただ、仕事のキャリアなどを考えて、あえて高齢出産を希望する女性も増えており、今後も「出産年齢は上がるのではないか?」と予想することができます。
【参照】
恋学アンケート
2015年7月28日現在
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