自分の気持ちや、やってもらいたいことを彼に言わないでも分かってもらいたい女性は多いでしょう。しかし、男性にとってそれは苦手科目です。しかも、苦手を通り越し、もはや気にもとめてないボンクラ男子が最近増えているように思います。
例えば、女性は好きな人の前では少しでもかわいくセクシーに見せたいもの。デートにヒールを履いてスタイル良く見せようとしますが、7cm以上のヒールは足が疲れやすく、早歩きもできません。それなのに、そんなことに全く気付かず、長距離を歩かせられたり、早足で歩かれたりしたら、足は痛いわ彼に追いつくのに必死だわで、どんどんイライラしてきてしまいます。
彼のことは好きだけど、ボンクラさを治してくれないと嫌いになってしまいそう。そんなとき、どうやって別れの危機を乗り越えればいいのでしょうか。
まずは、態度や行動で示してみましょう。歩くのが速くて追いつけないのならば、必死で付いていっている風を装ってわざと息を切らしてみるのもいいですね。また、逆にノロノロと遅く歩いてみて置いてけぼりになってみるという手もありです。ここで「喘息なの!?」とか「歩くのおせーよ!」とか言う男はボンクラ検定1級レベルなので、更正させるのは非常に難しいかと思われます。
「ごめん! 歩くの早かった?」と聞いてくれる男性なら、この先更正の余地ありです。言葉で「歩くのが速い」と伝えにくいという方は試してみてください。
さて、態度や行動でダメだった方はストレートに言葉で伝えましょう。素直な彼ならば次回から気を付けるようにしてくれるはずです。しかし、これには男性がムッとしてしまう場合あるというリスクも存在します。
言葉で伝えてムッとされてしまった場合、女性だって嫌な気持ちになりデートを楽しめません。お互いが嫌な気持ちになることを避けるためには、一旦、深く考えたりイライラしたりするのをやめてください。
頭を切り替え、彼が喜ぶことを思い浮かべてみましょう。たいていの男性は彼女から褒められたり、愛情表現をされたりすると喜びます。さぁ、早歩きの彼に追いつけない場合「一緒に歩きたいからもっとゆっくり歩いて♥︎」と、かわいく頼んでみる、あなたが喜んでいる姿に喜ぶ彼であれば、何かの際にゆっくり歩いている彼をおおげさに褒めるのもオススメです。
要は、子どもや犬と接していると思えばいいのです。そうすれば気を良くした彼は、ルンルン気分でボンクラ癖を治そうとしてくれるはずです。
できれば恋人にしたくないボンクラ男子ですが、あなたの教育方法によっては好みの男に育てられます。あの男はボンクラだから嫌、で切り捨てず、何度かデートして育ててみてはいかがでしょうか。
phot by. Angelo González