初対面の人が集まる場で、輪に入るタイミングがつかめず、気づけばスマホばかり見ていた……。人見知りだと、そんな自分にがっかりしてしまうこともありますよね。今回は、人見知りでも好かれる人の特徴と、人見知りのままで好かれるためにできることを紹介します。
人見知りでも好かれる人は、自分から話題をふるのが苦手な分、聞き方がとにかくていねいです。相手の話に「うんうん」「わかる!」「それでどうなったの?」と、表情ごとリアクションを返します。
話す側からすると、ちゃんと聞いてもらえるだけでうれしいもの。おしゃべりな人より、むしろ「この人と話すと気持ちいい」と思われやすいんですよね。
人見知りでも好かれる人によく見られるのが、相手が前に話したことを覚えている点です。2回目に会ったとき、「この前、旅行に行くって言ってましたよね。どうでした?」と自然に聞けます。
初対面ではあまり話せなくても、相手の話をしっかり聞いていた証拠。言われた側は「覚えててくれたんだ」と、一気に心の距離が縮まります。別れたあと、相手が話していたことをスマホのメモに書き留めておく人も少なくありません。
人見知りでも好かれる人は、雑談は苦手でも、挨拶だけは自分からします。朝のエレベーターで「おはようございます」、帰り際に「お先に失礼します」。たったそれだけでも、毎日続けば「感じのいい人」という印象が積み重なっていきます。
会話を続けるのは難しくても、挨拶なら一言で終わるのがポイントです。
人見知りでも好かれる人には、自分の性格を隠さず伝えるという特徴もあります。
実は私もかなりの人見知りで、新しい職場に移ったばかりの頃は、ランチの輪に入れずにいました。思い切って隣の席の先輩に「私、すごい人見知りで……話しかけづらかったらすみません」と言ってみたら、「え、全然そう見えない!私もだよ」と笑ってくれたんです。その日から先輩のほうから声をかけてくれるようになって、本当に救われました。
先に打ち明けておくと、相手も「無口なのは嫌われているからじゃないんだ」と安心できます。
人見知りでも好かれる人は、その場で話せなかった分を、あとからのメッセージで補っています。「今日はありがとうございました!田中さんおすすめのお店、今度行ってみます」と、会話の中身にふれたひと言を添えます。
対面では緊張してしまう人でも、文章なら落ち着いて気持ちを伝えられるもの。その一通で、相手も「楽しかったのは自分だけじゃなかったんだ」と安心します。
人見知りの人が会話でつまずくのは、「何を話せばいいかわからない」最初の数秒です。そこで、会う前に質問をひとつだけ用意しておきましょう。
・「最近、休みの日は何してるんですか?」
・「このお店、来たことあります?」
答えが返ってきたら、あとは相づちを打ちながら聞けばOK。「へえ、どこに行ったんですか?」ともう一歩だけ踏み込めれば、会話は自然に続いていきます。用意する質問は1つで十分です。
10人以上の飲み会は、人見知りにとって一番ハードルが高い場所かも。会話がいくつも同時に進んでいて、入るタイミングをつかむだけでひと苦労です。
誘いに乗るなら、3〜4人のランチやお茶から始めるのがおすすめ。人数が少ない分、自分に話がふられる機会も自然に増えて、無理せず会話に参加できます。
「それいいですね」より「佐藤さん、それいいですね」。名前をつけて話しかけるだけで、相手は「自分に向けて言ってくれている」と感じます。
人見知りの人は、相手の名前を呼ぶことにも照れてしまいがち。でも、たくさん話す必要はなく、名前をひとつ添えるだけで親しみやすさはぐっと増すんですよね。
帰り道に「今日もほとんど話せなかった……」と反省会を始めてしまうのも、人見知りあるあるです。でも、場の全員がしゃべっていたら会話は成り立ちません。聞き役がいるからこそ、話したい人は気持ちよく話せています。
落ち込む代わりに「今日はいい聞き役だった」と考えると、次の集まりへのハードルもぐっと下がります。
人見知りでも好かれる人は、無理におしゃべりな自分を演じていません。ていねいに聞き、話の中身を覚えておき、挨拶やメッセージで気持ちを伝えています。話し上手でなくても、相手を大切にする方法はちゃんとあるんです。
次に誰かと会うときは、聞きたい質問をひとつだけ用意して出かけてみてください。
Written by 早瀬ゆず