見た目の印象は、顔立ちや年齢だけで決まるものではありません。同じ年代でも若々しく見える人と、実年齢より上に見られてしまう人がいるのは、日々の小さなクセや習慣の違いによるところが大きいものです。今回は、老けて見られやすい女性に共通する特徴と、若々しい印象に近づくためにできることを紹介します。
老けて見られやすい女性には、無意識のうちに口角が下がっている人が多く見られます。パソコン作業中や考えごとをしているとき、眉間にぐっと力が入っていることもあるでしょう。
こうした表情は周りに「疲れていそう」「不機嫌そう」という印象を与えるだけでなく、長く続くとほうれい線や眉間のシワとして定着しやすくなります。本人は真剣に集中しているだけでも、周りからは話しかけにくい雰囲気に見えてしまうかもしれません。
老けて見られやすい女性の特徴として、髪のツヤ不足も挙げられます。年齢とともに髪は乾燥しやすくなり、毛先のパサつきやうねりが目立ちやすくなるものです。
顔まわりの髪がまとまっていないと、それだけで全体の印象が疲れて見えてしまいます。肌よりも先に、髪で年齢を判断されることも少なくありません。
老けて見られやすい女性の中には、20代のころに覚えたメイクをそのまま続けている人もいます。実は私自身、以前は学生時代から変わらない太めのアイラインを引き続けていたのですが、久しぶりに会った友人に「なんだか目元がきつく見える」と言われ、はっとしたことがありました……。
年齢によって肌や目元の状態は変わるため、昔は似合っていたメイクが、今の顔には似合わないこともあるのです。
老けて見られやすい女性は、体型をカバーしようとして、黒やネイビーのチュニックやワイドなワンピースばかりを選ぶ傾向があります。
体のラインを隠せる安心感はあるものの、全身がダークカラーで覆われると顔色までくすんで見えがちです。シルエットがぼやけることで、実際より体が大きく見えてしまうこともあります。
老けて見られやすい女性の特徴として、姿勢の悪さも見逃せません。電車の中や待ち合わせ中に、背中を丸めて首を前に突き出した姿勢でスマホを見ている姿は、実年齢以上に疲れた印象を与えます。
姿勢は正面からの顔以上に、後ろ姿や遠目の印象を大きく左右します。猫背のまま歩いていると、歩幅も小さくなり、動き全体がゆっくりと重たく見えてしまうのです。
毎朝、歯みがきやメイクの前に鏡の前で口角を軽く上げ、肩を後ろに引いて背筋を伸ばす習慣をつけてみましょう。1日1回自分の表情と姿勢を確認するだけでも、日中に気づいて直せる回数が増えていきます。
スマホを見るときは、画面を目の高さまで持ち上げるよう意識すると、首が前に出にくくなります。背筋が伸びると、同じ服でもシルエットがすっきり見えるのもうれしいポイントです。
髪のパサつきが気になる場合は、ドライヤーの前に洗い流さないタイプのヘアオイルを毛先中心になじませるのがおすすめです。仕上げに少量を手のひらに広げ、表面をなでるように整えると、ツヤが出て清潔感のある印象になります。
根本がぺたんとしやすい人は、分け目をいつもと少しずらすだけでもふんわり感が出るでしょう。
アイラインは太く囲むのではなく、まつげの隙間を埋める程度に細く引くと、目元が自然に明るく見えます。ファンデーションも厚塗りするより、くすみの気になる部分だけコンシーラーで整えるほうが、肌に透明感が出やすいと言えます。
年に一度はコスメカウンターでタッチアップを受け、今の肌に合った色味を知っておくのもよい方法です。
ダークカラーの服を着るときは、白やアイボリーのブラウス、明るいベージュのストールなど、顔に近い部分に明るい色を一点だけ取り入れてみてください。レフ板のように顔色を明るく見せてくれます。
シルエットは、ウエストに軽くベルトを巻くなど、どこか一か所にメリハリをつけると、すっきりとした印象になります。
老けて見られやすい女性の特徴は、表情や姿勢、髪、メイク、服選びといった、日々の小さな習慣の積み重ねから生まれています。裏を返せば、どれも今日から少しずつ見直せるものばかりです。すべてを一度に変える必要はなく、気になるところから一つずつ取り入れていけば十分でしょう。
若く見せようと無理をするより、今の自分に似合うスタイルを見つけることを目指してみてください。
Written by 有紗