明らかすぎる張り合いやナチュラルな自慢(自虐風自慢など)と“マウント”にも様々なケースがあるものの、マウントを取られると腹が立ちますよね。
誰かの話に被せて自己主張する「マウンティング女子」も多く、彼女たちは会話中に悪目立ちする困った気質を持っています。
なぜマウンティング女子たちは自慢したり、人の上に立ちたがるのをやめられないのでしょうか。
生態を紐解くと、そこには自己評価の高さ以外にも複雑な要因が絡んでいるようで……?
います(笑)性格はもちろんのこと、無意識に“話しぶりが自慢気”になっている人など、必ずしもマウント好きとは限らないのだとか。
話すたびにマウントを取る人の心理は思ったよりも複雑だったり、反対にとても単純であることも。
今は大丈夫でも気質的にマウンティング女子になりやすい人も多いですから、気を付けましょう。
他者へマウントを取るタイプはまず、自分に自信がないのです。
男性にも同じことが言えますが、自信が持てないからこそ自分を大きく見せるといったところ。
簡単に表現するならマウント=威嚇のようなもので、「私はあなたより長けている」アピールをして自己防衛に走っているのでしょうね。
マウンティング女子はただの自慢好きに思えますが、実は内面が弱いタイプなのかもしれません。
元気そうに見えてお酒の力に頼る人、大勢の前だと極端に委縮する人、友達が少なくコミュニティが狭い人、SNS依存症などは「気の弱いマウンティング女子」である確率も非常に高いのです。
自分に自信がないマウンティング女子が存在する一方で、自信過剰な人も多いです。自分を信じて疑わず、絶対に正しいと思い込むと他者の意見を一切聞き入れません。
その結果、周りが何を発言しても「私の時はこうで、こうだった。みんなから褒められて」など、行き過ぎた自己アピールが止まらないのです。
自信たっぷりタイプは常にナンバーワンでいないと気が済まないため、他者の幸せなエピソードを素直に受け入れない傾向にアリ。
「おめでとう」「よかったね」と言わず、間髪入れずに「自分も~」と話をすり替えてすぐに話題の中心になりたがります。
次の③と④で解説する要素を持ち合わせるケースが非常に多いため、承認欲求がとても強いとも言えますね。どんなコミュニティにも1人はいるタイプですが、いたらいたで面倒くさいことこの上なしかも……。
目立ちたがり屋さんもマウンティング女子の特徴ですよね。結局のところマウントの内容って自分の能力の高さを示す「自慢話」ですから、目立ちたくない人は最初からそんな話題を出しません(笑)
一対一で会話をした時にマウントを取るような人は、集団でも大抵同じことをします。
目立ちたがり屋は人数が多ければ多いほど“自分にスポットライトが向けられて気持ちが良い”ため、どんどん悪い部分が加速しがち。
「目立ちたがり屋レベル」が高いと、マウンティング女子としてのヒドさが倍増するので注意してください。誰かにマウントを取らずとも、目立つ方法はいっぱいありますよ!
みんなからちやほやされるのが好きな人は、マウンティング女子であることが多め。
なぜなら「すごいね」と言われて、みんなの中で一番でいたい人は誰かにマウントを取らずにはいられないからです。
自慢話を聞かされた側は「へ〜すごいね」「そうなんだ」といった、大人の対応をせざるを得ません。どう考えても社交辞令なのに、ちやほやされるのが大好きなマウンティング女子はお世辞にさえ気づかないでしょう。
もてはやされたい人は、「どう?すごいでしょ?」と言わんばかりの態度が見え隠れしたマウントの取り方をします。
自虐風自慢や、他者を上げつつ自分の良さをしっかりアピールするなどして、周りに誉め言葉を言わせるように誘導しがちなんです……。
とっても悩ましいのが、こちらのパターン。本人は一切マウントを取っている自覚がないのですが、他者が聞けば「どう考えても、それはマウントだろ」と思うような発言を繰り返してしまいます。
無意識に話の流れを自慢っぽくしてしまったり、相手の話に被せて「私も」と言う人は、家族や仲の良い友人が“マウント取り”だった可能性大。
そういった環境下で育つと喋り方や話題の作り方が似るせいで、「無意識なマウンティング女子」が完成する困ったパターンに!
自覚を持たない人は、マウントが原因で周りから嫌われることにも気づきません。
最も厄介で、本人にとってもあまり良くないケースと言えましょう。
マウントを取られて嬉しい人はまずいません!
「私はあなたよりもすごいのよ」なんて態度で接されたら、誰もが嫌な気分になりますよね。そのくらいマウンティング女子は、いるだけで嫌われる存在といっても過言ではないかも?
元々の性格も関係する部分ですが、「無意識なマウンティング女子」のように環境や人付き合いによって変化するタイプも少なくはないでしょう。
他者へマウントを取ってもいいことはまるで起きませんから、意識をはっきり保ちながら日々の生活を送ってくださいね。
Written by たかなし亜妖