大人の恋愛は、フィーリングだけではうまくいかないことも多いですよね。
最初は楽しくても、根本の価値観や考え方がズレているとしだいにすれ違いが増えてしまうもの。
だからこそ、人としての「相性」は、恋愛においても実はとても大切なのです。
そこで今回は、相性が合う異性の見分け方や大事にしたいポイントを一挙ご紹介。恋活や婚活中の人はぜひ参考にしてくださいね!
そもそも、相性が合う異性とはどのような相手を指すのでしょうか。
恋愛相手に求めるものは人それぞれですが、一般的には、相性が合う人とは「無理をせず自然体でいられる」相手のことをいいます。
自分を良く見せようと気を張ったり、必要以上に気を使ったり……。そんな状態が続く恋愛は正直しんどいですよね。
好きな気持ちはあっても、恋愛をしていて苦しいと感じる時間が多いなら、それは実は相性が合っていないサインなのかもしれません。
恋愛はときめきも大事ですが、安心感や心の余裕も同じくらい大切なのです。
そばにいるだけでホッとできる人こそ、本当の意味で相性が良い相手かもしれませんよ。
それでは、相性が合う異性の見分け方やポイントについて詳しくみていきましょう。
価値観のズレをきちんと話し合えるかどうかは、相性が合うかどうかを見極める重要なポイントの一つです。
価値観が全く同じ人なんていません。だからこそ、お互いの考え方や価値観にズレがあるときに違いを受け入れ合えるかどうかが大切です。
意見が合わないときに感情的にならず「あなたはそう思うんだね」と受け止めてくれる人は安心感がありますし、信頼できますよね。
逆に、話し合いが必要なときもうまく話ができず、モヤモヤを抱えた状態が続くような相手は要注意。
「本音を言ったら嫌われるかも……」という心配から思ったことを素直に伝えられない相手と付き合っていると、最終的にお互いが疲れ切ってしまうことになります。
会話には、その人の価値観や性格がかなり出るもの。だからこそ、会話のテンポが合うかどうかは、相性を測るバロメーターの一つといえます。
話していて話題に困らなかったり、沈黙が気まずくなかったりする相手は、一緒にいて疲れないし、会話も自然と盛り上がるんですよね。
逆に相手の話についていけなかったり、間が持たなかったりすることが多いと、お互いがだんだん気まずくなってしまいがちです。
会話の最中に違和感を覚えることが多いなら、一度相性を見直したほうがよいかもしれません。
感情の温度差が少ないかどうかも、相性が合う異性かどうか見極める重要なポイントの一つです。
たとえば、自分がすごく会いたいと感じているのに相手側はドライだったり、逆に相手の熱量が自分よりも高めだったりすることが多いと、双方が気持ちのズレに疲れてしまいがち。
特に、一時的ではなくずっと温度差があるような関係は要注意。
必ずどちらかが我慢しなければならなくなるため、知らず知らずのうちに心の距離がどんどん離れてしまう結果にもなりかねません。
相性の良し悪しを見極めるうえで意外と見落としがちなのが金銭感覚です。
お金の使い方は、その人の育ってきた環境や価値観、将来のビジョンとも密接に関わっている重要なポイント。
普段はあまり気にしていなくても、いざ同棲や結婚となると、この感覚のズレが大きなストレスになることも意外と多いんですよね。
たとえば、一方は節約派で、もう一方はパッと使うタイプだと、日々の生活や買い物から価値観の違いが浮き彫りになってきます。
だからこそ、日頃からデート代の分担やお金に対する考え方をさりげなく確認するのはとても大切。
お金に関する意識や価値観が近い相手なら、一緒にいる時間がより心地よく感じられるはずです。
相手の友人や家族とも自然に仲良くできるかも、相性を判断する上でかなり大事なポイントの一つです。
家族との関係性や、友人との距離感、接し方には、その人の人柄や価値観が表れるもの。
相手の友人と気軽に話せたり、家族と一緒にいるときに変に気を使わずにいられたりするなら、それはあなた自身が相手の生活圏に無理なくなじんでいるということです。
逆に恋人本人とはうまくいっていても、周りの人たちと合わないとストレスになることも多いんですよね。
恋人同士の関係は意外と限定的なものなので、周囲の人たちと接して初めて見えてくる一面もきっと多いはずです。
長い付き合いを考えるなら、お互いの友人や家族との接し方や距離感を普段から意識しておくことをおすすめします。
相性の合う異性を見分けるポイントはたくさんありますが、最終的に注目したいのは、素の自分を出せるかどうかということです。
本来、恋愛関係とは自分をさらけ出しても受け入れてくれる相手と築くもの。
恋愛において「相性が合う」とは、価値観が近いかどうかだけではなく、お互いに心地よさを共有できるかどうかが鍵なのです。
どんなに好みのタイプでも、一緒にいるときに無理していい人を演じていたり、気を使いすぎて疲れてしまったりするようなら、長く続けるのは難しいかもしれません。
よい部分だけではなく、弱みやダメな部分も見せられてそれでも一緒にいたいと思える関係こそ、本当に相性が合っている証です。
今回の記事を参考に、飾らない自分を受け入れてくれて、一緒にいてホッとできる相手を見極めてくださいね。
Written by 糸野旬